壱号ブログ
雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。
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「囚われオメガの戦国嫁入り絵巻」(表紙紹介)
先日お知らせしました、ルチル文庫様から出していただける12月18日発売予定の「囚われオメガの戦国嫁入り絵巻」の書影が公開されました!
タイトル :『囚われオメガの戦国嫁入り絵巻』
イラスト : 駒城ミチヲ先生
発売日 : 12月18日(水)
『 今すぐ俺を抱いてください。俺の覚悟を見せたいのです。
朱虎様の……嫁になる覚悟を 』
【あらすじ】
オメガ=白銀、アルファ=山吹と呼ばれている日本の戦国時代。もとは普通の人間だったが、髪が白と黒の斑になる“陰陽白銀"となった操は、金で買われて山吹に嫁ぐ日を待っていた。そこへ現れた朱虎は、以前操が住んでいた小国を治めていた時藤家の嫡男。農民にも分け隔てなく優しかった朱虎は子供の頃の操の命の恩人だった。まさかここで再会できるなんて。喜ぶ操だったが、朱虎からは忘れられている上に自分は囲われの身。どうすることも出来ないと諦めていたら、朱虎がこっそり操の庵に忍んできて“夫婦ごっこ"をしようと言ってきてーー!?
ご覧ください! なんと麗しい美男子が二人……と、センターで殿様然とふんぞり返ってるぷよぽよにゃんこ!
(スピン元にも、ふてぶてペットがいた? いや、そんな……気のせいです)
こちら、操くんがこっそり飼っているマロ眉にゃんこのマロになります。
思い切りふてぶてしくて偉そうな、ぶさカワちゃんでお願いしますと言う、割とひどい要望にここまで全力で応えていただいて感無量です!
そして、主役二人の美麗なこと!
操くんは清楚な美人さんながら、そこはかとなく香る色気が絶妙ですし、朱虎さんは凛々しく男らしくありながら、御曹司特有の品の良さがあり、操くんをがしっと……「操は俺のものだ!」と堂々隠しもしないで抱き締めてる感じがたまりません。朱虎さんの性格をよく表している。
キャラの性格もちゃんと滲み出させてくれて、ありがたいことです。
ご紹介できませんが、中身の挿絵も一枚一枚細部に拘ってくださっていてどれもすごいです!
キャラクターは勿論のこと、着物の柄まで綺麗に描いてくださっているものですから、着物ってこんなに雅で綺麗だったんだなあと改めて再確認できると言いますか。
駒城先生、本当にありがとうございます!
さて、お話のほうですが、前回は大名家に生まれた白銀(オメガ)の話だったのに対し、今回は農民の家に生まれた白銀の話になります。
貧乏百姓の家に生まれ落ち、毎日一生懸命働いてもひもじい極貧生活を送る中、白銀へと変容したことで、武家の養子として迎えられ、有力武将の許に輿入れすることになる。
一見すんばらしい戦国ドリームですが、結局は政治の駒に使われるわけです。
おまけに、同じ白銀でも有力武将の息子である葉月に対して、操くんは貧乏百姓の子倅。扱いは雲泥の差です。
そんな辛い日々の中、唯一心の支えになっているのが、憧れの人であり、命の恩人である朱虎さんとのとある約束ごと。
もう二度と会うことはないけれど……と、約束を果たすため一生懸命努力を重ねていた九年目のある日。颯爽と目の前に現れた朱虎さん。
操くん、そりゃあもう舞い上がりますが……あれ? 朱虎さんって、豪族の御曹司でしょ? なんでこんな遠く離れたとこにいるの?????
ということで、この朱虎さんも訳ありです。そして、山吹(アルファ)ではなく、普通の人間です。
山吹至上主義のこの世界で、それがどういう意味を持つのか。
こう書くと、何だか悲壮感漂ってきそうな感じですが、表紙絵の明るい表情を見てもらえば分かる通り、朱虎さんは明朗な方です。そして、前作の傑とは正反対の方。
何がどう正反対なのかは読んでからのお楽しみ。でも、溺愛さん部分は一緒!
今回も未来の嫁を目一杯可愛がってらっしゃいますので、結構甘い仕上がり……のはず!(あくまで当社比)
もし、興味を持っていただけましたら、この麗しい素敵イラストを目印に書店にてお買い求めいただけますと幸いです!
と、そんなこんなで発売までもう一週間。
本にしていただけるのはこれで14回目! ありがたいことです。
そうして、今回もやっぱりドキドキしっぱなし><
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