まさか、新「一歩」も映らないってことは・・・

なんでいつものごとくこっちじゃやってないんだよ！！！！　コンチクショー！！！

ということで、某動画サイトで見ています、アニメ「魍魎の匣」

いやぁ、映画が絶望的に私の中の京極ワールドに合ってなかったから、期待はしてなかったんですが、京極堂を我が愛しの平田さんがやるって言うから見てみたんですが、いいですねぇ！！！
初回冒頭、「匣の中の娘」で始まったところで、ぐっとひきこまれました。まぁ、細かいこというとあの匣。私の中では桐の箱で、上から蓋を開けて覗き込んだって感じだったんですけどね（ホント、細っ）

作画がレイアースの人たちだって聞いた時は、大丈夫かと思いましたが、合ってますね。なんか、うまくしっとりと陰鬱な耽美がよく出てました。映画はこれがなかったんだよなぁ。
声もみんな合ってます。木場修と千鶴子さんがちょっと気に入りませんが……ってか、なんで青木君はあんなにイケメンなんだ？　声も諏訪部さんでもろイケメンボイスだし

で、アニメ的には初回から好印象だったんですが、お目当ての京極堂が全然出てこない！！　まぁ、原作でもなかなか出てこないんですけど、第四話まで準主役（？）のエノさんまで出てこないってどんだけ？！

そして、今回満を持して出てきた訳ですが・・・・・・最高

まだちょっとしか出てきてないんですけど、もう第一声からゾクゾクですよ。なんかねぇ、平田さんを初めて知ったサンジさん第一声もそうだったけど……平田さんは違和感を感じさせないんですよね。そうそう、この人はこんなしゃべり方でこんな雰囲気なんだよってスッと思わせる。サンジさんの時なんて鳥肌もんでした。

んで、今回の京極堂ですが、私がイメージしてたのと違ったんですが、いい裏切りでしたね。もっとね、厭味なしゃべり方する奴だと思ってたんですよ。活字で読んでも堤京極堂もそんな感じでしたから。
けどなんか、平田京極堂は厭味ったらしさがない（今だけかもしれませんが）ぺらぺら喋ってるはずなのに物静かで穏やかで淡々として、何処か温かい。訪ねてきた二人に座るよう勧めるあたり、そんな感じがしました。

そして、あの決め台詞もねぇ。にやにやが止まりませんでした。

いやぁいいよいいよさすが平田さん！　
帝王のエノさんもなかなかいい感じでしたし、続きが凄く楽しみですv

・・・けど、ほんと。どうして我が地域ではやってくれないｎ・・・略