壱号ブログ
雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。
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どうしても、文が旦那のことを「久坂」呼びすることが気になってしかたない。
尻尾巻いて逃げてったぜ、わっはっは! と、ドヤ顔で言ってるけど、あれ非武装の民間商船なのよね。
これで「松陰先生は喜んでくれるかな?」って……まぁ、このドラマの松陰先生なら喜んでくれるか。
というか、何なんだ、この下関砲撃のショボさ。もうちょっと、何とかならなかったのか……え? 銃声一発のみで終わった桜田門外や、存在自体なかったことにされたイギリス公使館焼き討ちよりは全然マシだろって? ……あ、はい。。。
なんて、開始早々遠い目になったわけですが、今回はとにもかくにも久坂がなぁ。。
いつも酷い酷いと思っていましたが、今回は一段と酷かった。
外国船を攻撃したんだから、報復があるだろうと容易に想像できるだろうに、まるでそういうこと考えず、妻に膝枕してもらってイチャイチャ。
こんなんで翌日「女ができることなんかない、帰れよ!」と大怒りされてもねぇ。いや、もっと前に言えよっていう。稔麿とかに気を遣わせるほど取り乱しまくるのもマイナス。
で、その後、盛大な高杉ageが行われる中、一人いじけて不貞腐れてるような描写ばかりが延々続き、
最後には、「ああ俺は負けたよ! だから一人でやるよ! 誰もついてくんな、コンキチショー!」と、もはややけっぱちになってるとしか思えないことを喚かせて。。。
これ、ホントに主人公の夫なの? 松陰先生に煽りプレイされてキレてたあの頃からまるで成長していない。
と、久坂に呆れ返るばかりだったわけですが、奇兵隊もなあ。
まず、そもそも……軍備を増強すべきだという久坂の案を蹴ってまでして、奇兵隊を結成すべき意義が、高杉さんの弁論から見いだせなかった。
大砲や武器を買い揃えても異国に勝てない。だから、民間人も登用してみんなで頑張ろう?
いや、いくら人集めても最新鋭の武器をそろえた奴らが相手じゃ、意味なくない? 皆で力を合わせればって、そんな根性論でどうにかなるもんじゃねえだろ。
兵が足りないから、民間人からも募るべきとか、そういうほうがまだ納得がいくよ。
んで、やっぱり……例年通り、「身分に関係なく」とか、「志を持つ者が集って」とか、耳触りのいいことしか言わない描写でしたね。
けど、実際は全然そんなことはないからなあ。。。
高杉さんはバリバリ、士と農工商を区別して考えてたし、奇兵隊の末路だってアレだし。
せっかくの長州大河なんだから、奇兵隊ができた裏事情をがっつり描いて欲しかった。
じゃないとさ、「お前らがみんなが大将!」って演説が非常に薄ら寒くなる。
あれってさ。自主性を持ってとか、皆一人一人重要とか綺麗事言ってましたが、要は大将が死んでも逃げ出すことが許されなくなったってことでしょう? 大将が殺されるほどの状況下に陥ろうと、最後まで逃げずに戦えと……。
それをちゃんと自覚して、何も分かってない人らを誘導してんなら、何という外道策士! ってなもんですが、無自覚で言ってるとしたら、もうねぇ。。。
あとさ、長州の人たち。「異国の奴らを討ち果たしてください!」と散々もてはやした数分後に、「誰だよ、異国に攻撃した奴。ふざけんな!」とか言い出す描写、酷過ぎるだろ!
身分差別に苦しんでたって言っても、今までそんな描写一切なかったし。こういうこと言わせるなら、前もって描いておいてよ!
で 、マジで狂助はいつ出るんだ。このまま最後まで出てこないの??
そして今週の伊之助様。功績は容赦なく分捕るくせに、失態は肩代わりしてやらないどころか、「俺、関係ねえし」面なのね。さすがですわ!
それから、一々高杉さんや久坂の引率したり、周布さんが二人を窘める時に同席したりしなくていいです。あなたがいなくても、皆ちゃんとやれますので!
などと思っていたけど、それも……文パートに比べれば、可愛いもんだった!
普通なら、五分もいらないだろうってほどの内容を、文の手柄にした挙げ句……
文「え? 久坂を助けるために、高杉さんも下関に行ってくれたの?」
雅「てめえの旦那がぼろ負けしたから、その尻拭いに行ったに決まってるだろjk」
など、不愉快極まりない雅パートや、着物があーだこーだとダラダラダラダラ描写して……いくら何でも時間取り過ぎや!!!!
私は奇兵隊が見たいんだよ!!! 農民や町民、女たちまで駆り出さなければならなかった、長州のひっ迫さが見たいんだよ!!!
それだってのに、着物がどうだ、女は身だしなみがどうだ……いや、別にね。土仕事だろうと、綺麗な着物着てやったっていいんですよ? 身分の高い人は気にするでしょうし、史実ですし。
けどね、下関では(描写はほとんどありませんでしたが)人がたくさん死んでんねんぞ! それなのに、服の貸し借りしたりのキャッキャウフフ描写を執拗に見せられたら、お前ら真面目にやれよ! と不快になるだけです。
あと、二年前に、体中泥だらけになることも構わず参戦したり、濡れた布で不発弾に飛びつく会津の女性たちを見ているだけに、「萩を守りたい? チャンチャラおかしいぜ」としか思えないっていうね……ホント、なんで八重の二年後にこの題材選んじゃったかなあ。。。
と、頭を抱えながら視聴し終えたわけですが、次回予告が。。。
文「私は、あなたの妻なんです!」
お前、それさえ言えば何しても許されるという考えを今すぐ捨てろ! そして、何回こういうやり取りしたら気が済むんだ!! いい加減しつこいんだよ!(絶叫)
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