壱号ブログ
雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。
[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
あ、ありのまま……略
四境戦争がガールズトークで消えた先週大河。
そして今週は、そんな過酷な状況でも、血を吐きながら頑張ってた、このドラマ最後の砦・高杉さんのサヨナラそして我がトラウマ・天地人の脚本家再来回だったわけですが……
……………(ノTДT)ノ ┫:・'.::・┻┻:・'.::・
もう、これで全てを終わらせたい。。。。(白目)
もはや、最初から最後までツッコミどころしかありません。
アバンからいきなり、
・四境戦争の最大の功労者は、命をかけて(?)幕府軍に赴き、幕府軍をかく乱させ(??)長州軍を勝利に導いた(????)伊之助様。
・四境戦争時はベイビーだった興丸坊ちゃんが、あれから一ヶ月も経ってないだろうに五、六歳児になっている。
・奥御殿の庭が、すっかり美和の家庭菜園の場に。
・「嫌いなものなんて食べなくていいでちゅからねえ♡」と毒親っぷりを発揮する銀姫たち。
・「好き嫌いしてるようじゃ、大きくなれない!」とかほざく前に、食事中簡単に席を立つ不作法から叱ったらどうなんだ、守役よ!
これですからね。
子どもの好き嫌いとかどうでもええねん! 大政奉還に向けての話とかしろよ! という、私の叫びが届くわけもなく、このドラマはその後も、「興丸坊ちゃんの好き嫌いを治すにはどうしたらいいか」という話がダラダラ続きます。
で、結論が「自分で作った野菜なら好き嫌いせず食べるだろう」ってんで、坊ちゃんに家庭菜園を手伝わせます。
周りの皆は反対だったけど、どっからか湧いて出てきたそうせい侯が「土いじり楽しい♪」と混ざってきたので、有耶無耶に……って! おい、美和。目の前にそうせい侯がいるぞ。なんで旦那が死ななきゃいけなかったのか聞けよ! そして、さっさとこのドラマを最終回にしてくr…略
そしたら、今度は伊之助様登場。またも奥御殿でわざわざ美和と二人きりになり、高杉からの手紙を渡します。
その手紙には、「話したいことがあるから会いに来てほしい」と書いてありました。
この時点ですでにツッコミどころ満載ですが、ここからさらにありえないことが続きます。
守役をほっぽり出して、高杉さんのところへってのは……まあ、あの高杉の願いだからと、元徳様が許したと納得するにしても、
美和のおまけとして雅と息子が高杉さんの元を訪れたってのは、どう考えてもおかしいだろ!
普通は逆や! てかむしろ、美和より先に呼ばれてるもんだろ。なのに……美和が連れて来なきゃ、高杉さんは雅たちを呼ぶ気がなかったって……「美和>>>>>>>>雅&我が子」思考過ぎるゥウウ!!!
美和には「よう来てくれた」と言い、妻や息子には「お前らも来たのかよ」とか言っといて、「病気が治ったら、家族三人で静かに仲良く暮らそう」とか、もう言ってることが何もかも訳ワカメな高杉さんも、
「ほら、父上の元に行きなさい」と肺結核の夫に、息子を抱っこさせる雅も、
「高杉さん、今まで好き勝手やって来たんだから、これからは雅さんたちを大事にしなきゃダメよ」とかほざきながら、高杉家団らんの場に当然のごとく居座る美和も、
何もかもがカオスなシーンが終了した後、高杉さんは美和に伝えたかったこと「久坂の隠し子が京にいる。引き取って育てたらどうだ」を伝えます。
本来、これで高杉さんの要件は終わったわけだから、美和は奥に帰るもんなんです……が! なんと美和はこのまま高杉さんの元にふてぶてしくも居座ります。
そして、そのままずーーーーーーーーーっと、高杉さんが死ぬまで居座り、高杉さんの看病を続けます。
……何? おうの? 野村望東尼? そんな奴らはいなかった。いいね?
高杉さん臨終シーンもこれまたカオスで、
妻と息子が一つ屋根の下にいるというのに堂々と二人きりになり、「隠し子なんて許せない!」ぷんすか話からの、「お前に新しい日本を託す」「新しい日本人をお前の手で育ててくれ」などと美和に頼む高杉さん。
↓
美和が答えずにいると、高杉さん危篤状態に。
↓
妻と息子が目の前にいるというのに、「さっき俺が言ったこと、うんと言ってくれ」と美和に手を伸ばす高杉さん。
↓
妻と息子が目の前にいるというのに、その手をしっかり握る美和。
その後、美和が高杉さんの手を雅さんに渡してやって、ようやく家族水入らずにさせてあげる→高杉死亡(そのシーンなし)っていうね……もう。。。
……………(ノTДT)ノ ┫:・'.::・┻┻:・'.::・(本日二回目)
主人公が著名人の臨終の場にしゃしゃり出るというシチュは、今まで何度も見てきたけど、これはトップクラスで酷いよね。
高杉さんのお見舞いに来たのも、伊之助改め横取り……もとい、楫取素彦だけだしさ。
この大河を一人支えてきた高杉さんに何という、血も涙もない所業!(血涙)
(そういや、楫取改名シーン。なんか……そうせい侯が「お前はこの長州を支えている、俺の右腕だ! お前に何かあったら、長州は……いや、俺が一番困る!」だなんて血迷ったことをほざいていたような……いや、きっと幻聴だ。そうに違いない(←現実逃避))
で、最後は「京で戦? 京に久坂の隠し子がいるらしいんで、様子を見に行きたいから、休ませて!!!」という私事極まりない理由で再び守役の仕事を放り出して、京都へ……って、最後の最後までひっでぇ終わり方だなと思って、ここでとんでもないことに気がつく。
あれ? もしかして……京で戦って、鳥羽伏見?
じゃあ、もう終わってしまっていたの?
大政奉還も、龍馬暗殺も……食育がどうの、隠し子がどうのを描くために、丸々カット?
(そういや、孝明天皇死去も台詞で軽く流されてたよな。。。)
下手なホラーよりも戦慄を覚えた瞬間でした。。。。
>web拍手レス
8月31日22:13 kou様
いつもコメントありがとうございます。今週大河。おっしゃるとおり、いくら高杉さんが頑張っていても「撃てええ!!」の顔アップだけで戦闘シーン終わりじゃ、手抜きをしてるようにしか思えません。坂の上の雲クラスが無理ならいっそ、龍馬伝の三味線無双のような斬新なインパクトが欲しいもんです。美和&伊之助についてはもう、顔を見るのも嫌になって来てるんですが……こっからいよいよこいつら主導になってくのかと思うと眩暈がします。カップリング。奇を衒ってる気なんかこれっぽっちもないんですが、何でか大体いつも「お前のそれは、邪道だ!」と言われてしまう雨月です。そのくせ、王道カプと言われるものに地雷が多かったり……一度でいいから、需要に溢れている王道に嵌ってみたいものです(苦笑)今回更新分、読んでくださってありがとうございます。やってることはアダルトなのに、頭の中は「きしゃらぎぃ~」で、変なテンションですが次回もお付き合いいただけますと幸いですvそして……そうなんですよね。古い付き合いだと、最初の印象ってなかなか消えない。かくいう私もいまだに、オムツを替えてやっていた頃の弟のイメージが消えず(もうとうに二十歳は過ぎてんですけどね)不思議なもんです。
COMMENT