壱号ブログ
雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。
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(毒殺に)選ばれたのは伊右衛門でした
先週は世界観、主人公の説明回だった「麒麟がくる」
第二回はがっつり戦回。しかも、珍しい市街戦ということでなかなか見ごたえがありました。
迫力もありましたし、乱波が城内に入り込んでいることを逆手に取った謀や、戦場から引く時の難しさを表現したことなどもよかったし……何より一番よかったのが「日常感」
迫力もありましたし、乱波が城内に入り込んでいることを逆手に取った謀や、戦場から引く時の難しさを表現したことなどもよかったし……何より一番よかったのが「日常感」
殺し合いをしているというのに、どこか深刻さがない。
信秀なんか、家臣をたくさん失い、あんな落ち武者スタイルになるほど大敗したというのに、「城に帰って寝よ!」ですからね。
戦ばっかりしてるから慣れちゃってるってのがね。このあたりは、あまり描かれないところなので、なかなかに面白かった。
それから、主要メンバーの甲冑姿。これがもう眼福。
蒼を基調とした十兵衛の甲冑姿、赤基調の義龍の甲冑姿……そして、貫禄の黒のモックン道三。
立ってるだけでも惚れ惚れ。
で、今回も気持ちいいくらい人を斬りまくる十兵衛が素敵。
本当は刀であんなにばっさばっさ斬れるわけないけど格好いいからいいねん!(←)これからもばっさばっさと斬っていってほしいところ。
とはいえ、借金背負いたくないから「侍大将! 侍大将! 首置いてけ!」と斬り殺しまくっていたのに(籠城するから引けと言われた時に、「俺の借金はどうなる?!」と激怒したのも受けたw)、叔父さんそっくりの敵に対峙して怯み、そのことで悩むところもよかった。
前回も「武士の誇り」を大事にしているところが窺えましたが、今回も……これがこのドラマの光秀という男なのだと言う積み重ねがされていくようでいい感じ。
前回も「武士の誇り」を大事にしているところが窺えましたが、今回も……これがこのドラマの光秀という男なのだと言う積み重ねがされていくようでいい感じ。
と、主人公もよかったのですが、今回はとにもかくにもモックン道三!
今回も立ち居振る舞いが全部格好良くて惚れ惚れしましたが……サブタイが「道三の罠」だけあって、道三先生の罠が目白押し。
・道三「金は出してやると言ったな? あれは嘘だ。半分返してね★侍大将の首二つでも可★」
・道三「落とし穴掘ってました★」
・道三「酒を飲めと言ったな? あれは嘘だ。本当は水です★」
・道三「籠城すると言ったな? あれは嘘だ。突撃ーっ★」
・道三「今日はゆっくり語り合いましょう? まずはこの茶をどうぞ。毒入りだがなああ!!!!!!!!」
さらに、「わしは信秀のことは何でも知っている。やつの閨のことまでな!」とねっとり言うとことか、蝮と言われて、蛇のように舌なめずりしてみせるとことか、歌いながらもがき苦しむ娘婿を眺めるとことか……惚れ惚れしました。
まあ、一番燃えたのは、娘婿に「父親が卑しい油売りの分際で!」と罵られ、場の空気が凍り付いたとこですが。
この時、道三は背中を向けていて顔は見えないんですが、それでも激怒した空気が伝わってきたのがすごいし……親父を馬鹿にされて切れる息子というシチュに弱いからかなりぐっときました。
冒頭歌っていたのは、ラストシーンのリハーサルだったのか! とか、帰蝶が婿をあんなにずけずけ非難したのは、単なる出しゃばりではなく、道三に婿の命乞いをしてたのかな? とか、後になって色々分かるしかけも面白かった。
それから……こんな、一見隙のなさそうな道三も家臣団をまとめきれてはいない感じ。ここから、あの人のいいお坊ちゃんな義龍がどんな変貌を遂げて、この道三を倒すのか今から楽しみでしかたない
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