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雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。

   

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ある意味伝説回だよ。。。

2020年大河が光秀主役になるということで、これまでの光秀役で誰が一番はまり役かって話があちこち話題に上がってましたが、その中で結構多いのが、「国盗り物語」で光秀を演じた近藤正臣さん。

で、お恥ずかしながら、私は「国盗り物語」を一度も見たことがなかったので、ちょっと見てみたのですが……確かに、たくさんの人が推すだけあって近藤光秀格好いい! というか、平道三も高橋信長も火野秀吉も……皆格好いい! 
というか、ぶっちゃけ、初っ端OPからしてヤバい。なんだ、あの神曲。ぞくぞく来る格好良さ! しびれる!
タイトルがバーン! と出るあの演出も最高過ぎる。

と、打ち震えまくりながらの今週大河。別の意味で打ち震えました。

ちなみに、今回唯一よかったのは、家定と篤姫の何気ない語らいシーン。あのほのぼの感は嫌いじゃない。

そして、後のシーンは全滅……というか、後半になればなるほど惨たらしくなっていくってどういうことだ?!


・冒頭、先週のおさらい。「あなたを殺しに来た刺客の命を無駄にしないためにも、将軍になって!」という、「それは暴論でごわす!」以外の何物でもない超理論によって、「次期将軍に俺はなる!」と、井伊直弼にどや顔で宣言したヒー様……なのですが、今週一切出て来ないことに驚愕。
お前、将軍になるんだろ? だったら、直弼の陰謀全力で止めろよ。なんで、次期将軍が慶福に決まっても、ワンカットも出てこない。まだ品川宿で遊んでんの? ふざけんな!

・次の場面で、京に場面転換。いまだ、いい匂いがする坊さんということ以外何も分からない月照さんたちと一緒に、次期将軍はヒー様にという勅命が下りたと喜びあっている。
皆、「ようやくだね!」「ここまでくるのにスゲー大変だった!」としきりに言い合っているが、勅命を得るための工作シーンなんか一秒だってなかったから、何がようやくなのかさっぱり分からない。

・家定突然の昏倒。このドラマは突然倒れるやつが多過ぎる。
 そしてそこから、井伊直弼が大老になるまでの流れが、瀕死の家定を脅す直弼のシーンのみという……三分クッキング並の手軽さで表現される。しかも、鬼の面を持ち、背後に井伊家グッズを置いての大老就任。誰だよ、こんな演出したの。。。
 
・次期将軍が慶福に決まったと知った西郷、薩摩へトンボ返り……て! ……え? 西郷この時期薩摩に帰ったっけか? そして、帰って何をどうする気なの???

・薩摩に帰った西郷は、慶福が次期将軍になったことを報告……え? そのためだけにわざわざ帰ったの???

・斉彬はとっくに慶福の件を知っていた。西郷、圧倒的無駄骨! とか思ってたら、斉彬が超凹んでて、これでもう何もかも終わりだ。お前の職も解くから><とか言い出し……ケン・ワタナベが演じているこいつはどこのどいつだと本気で思う。

・西郷「江戸や京都を駆けずりまわってた……殿のお役に立ててると思ってた><」
 ……マジで?!(驚愕)

・西郷「万策尽きた!><」
 ……お前がしたことって、腹踊りとコピー本制作だけやん。

・大久保「何言ってる! お前はいつだって、すごいことをやってのけてきたじゃないか!」
 ……全く記憶にない。

・大久保「女の気持ちが分かりたいからと女の格好して、相撲で殿を投げ飛ばして……」
 それ全部創作じゃん! で、それのどこがすごいのかさっぱり分からん><

・ダラダラ流される、今週の西郷裸ショット。全くもって無意味なシーン。

・西郷、突如斉彬の元に突撃訪問し、京へ兵を向けてくれと進言。なんと、上洛の発案者は西郷! てか、上洛する理由がおかし過ぎるし、パッパラパー西郷がどうしてこんなこと言い出したのか全くもって意味不明。
 
・西郷のおかげで目が覚めたとか言い出す、島津斉彬と名乗る誰か。

・「西郷。先に京へ行け。俺も後から行く」分かりやす過ぎる死亡フラグ。

・斉彬と名乗る誰か「西郷。今からお前は俺になれ
何を言っているのか本気で分からない。てか、それは普通、久光に言うべきだろ!

・女装した三条公が出て来る。

・今回のサブタイは「殿の死」。だが、四十数分経過してもなお、ぴんぴんしてる斉彬と名乗る誰か。おいおい、タイトル詐欺かよ!

・と、思った残り時間三十秒。西田ナレ、ここでまさかの「この日、島津斉彬は亡くなりました」コール。瞬間、何の前触れもなく倒れるケン・ワタナベ。しかも、

「京で……西郷が、待って…いるんだ……西郷…西郷……っ」

などと、酷過ぎる台詞を吐きながら絶命!!
西田選手、見事なブザービートを決め、タイトル詐欺ならず!……って! ふざけんな!!!

西郷主役ドラマで、斉彬の死がブザービートナレ死とか洒落になんねえよ!!
しかも、あのケン・ワタナベを使って……どうかしているとしか思えない。

ということで、今回はもう……惨たらしい回でした。

歴史を知らない人には全くもってちんぷんかんぷんであろう、説明不足過ぎ&端折り過ぎの歴史パート。
前回「将軍に、俺はなる!」宣言をした慶喜が一切出て来ない。
慶福が次の将軍に決まったからって全部諦めて投げ出す斉彬。
西郷の言葉で目が覚め、西郷に「今からお前は俺になれ」などとほざく斉彬。
斉彬のブザービートナレ死。

アカギを軽く超える狂気の沙汰でした。
特に、斉彬の死にざまはやばかった。

ケン・ワタナベを斉彬に起用と聞いた時は、「秀吉」においての渡信長ばりの待遇と、劇的な死にざまを見せてくれると思っていたのに、朝起きたらなんか死んでたの風間父ちゃんばり雑な死に方。しかも、「西郷……西郷…」と呟きながら。。。


……早く、2020年にならないかな(現実逃避)


>web拍手レス
4月18日06:54  kou様 
いつもコメントありがとうございます。はい……とうとう父が陥落です。渡辺謙好きの父をもってしても、謙さん退場まで耐えられないとは。恐るべきドラマです。ホント、西郷隆盛はたくさん資料が残ってるはずなのに、どうしてこんなことになる?? 蒸しパンのたとえ、上手いですね。普通に堅実に作ればいいのに、従来どおりじゃ面白くないとか、ドラマなんだから史実どおりにしなくてもいいでしょう! という免罪符の名の元に、歴史をおざなりにし過ぎた結果がこの惨状。もう滅茶苦茶です。一体、N○Kはいつまでこの路線を続けるつもりなのか……と、うんざりすることしきりでしたが、ここへ来てまさかの「太平記」脚本家の採用!! 非常に嬉しいニュースです。主演もハセヒロさんとなかなかいいチョイスだと思いますし……期待したい(切実)


 

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