壱号ブログ
雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。
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新章を迎えても、舞台はやっぱり遊郭ばかり。。。
先週の西郷どんは特番でお休みでした。
宣言通り私は見ていませんが、何でもドラマ本編について一言も触れられなかったとか何とか……マジでね。番宣なしの特番って何なのか(哲学)
さて、今回は……特番も挟んだことですし、新章スタートです! とばかりに、一新したOP(でも別に、これからの内容にマッチした映像でもない)で幕を開け、新キャラである岩倉、勝、龍馬が立て続けにお目見えしたのですが……唐突感が半端ない。
何の前触れもなくいきなりものの数十秒、西郷がどうたらという会話をさせ、名前のテロップがドーン! のみの登場。後は一切出て来ず。
製作者サイドにとって、この三人がどういう人物なのかとか、これからドラマにどう絡ませていこうかとか全部どうでもよくて、「視聴者の皆さん! 見てください! 龍馬の格好した小栗旬ですよ! 勝の格好したエンケンさんですよ!~」しか頭にないことが如実に分かる、素晴らしい演出です。
そして、この唐突に降って湧いた三人の描写と同じくらい超適当に進んでいくドラマ。
・それまで姿かたちが抹消されていた西郷一家。今週唐突に出て来て、西郷の家族が借家に移り住んだこと、婆さんが死んだこと。貧乏暮らしなのに、熊吉はデブのままという事実が知らされる。
てか、他人事のように話しているが西郷。誰のせいで西郷家が困窮したか分かってます?
・西郷「有馬さあのことは残念じゃった」一度も思い出さなかったくせに何言ってんだか。
・西郷「よく英国を追い払ってくれた!」他の皆「薩英戦争、マジ大変だったわ!」
皆口々に言っているが、その描写が一切ないため、全く共感できず。
・八月十八日の政変も全スルー。繰り返す。八月十八日の政変も全スルー!
なので、ちょっと前まで長州の久坂と仲良く酒飲んでたのに、なぜ今長州に目の敵にされてるのか、訳ワカメ状態。
・だらだらと流れる、三郎dis大会という名の酒盛りシーン。皆が三郎嫌いなのはもう嫌ってほど分かったからさっさと京へ行け。
・「殿。西郷は帰って参りました」と、脇差に話しかける西郷。
これまでほとんど斉彬のことを思い出していないので、説得力の欠片もなし。てか、脇差に話しかけてすませるんじゃなくて、ちゃんと墓参りに行け。横着なやつめ!
・これまた唐突過ぎる糸との再会シーン。全く必要ない内容だし、西郷の態度。。。
「そう。あなた結婚するの。じゃあ私結婚する! あなたのことが好きだった!」とか言って他の男と結婚した女と再会しても、「やあ! 久しぶりだね!」と普通通り声をかけた上に、
「俺にできることがあったら何でも言ってくれ!」とかほざく始末。マジでサイコパスや。そして、お前今から京へ行くくせに、何ができるってんだよ!
・またも唐突に挿入される参与会議と言う名の、ヤンキーの喧嘩。マジで品性も知性も欠片もない。
・大久保が約束通り呼び戻してくれたことに礼も言わない西郷と、西郷の帰還をどれほど渇望していたのかいまいち伝わって来ない大久保による、感動も何もない淡々とした再会シーン。
・大久保「今、薩摩は皆から嫌われてる。でも、なぜか西郷の人気だけうなぎ上り!」
ホント……なんでなのか私にはさっぱり分からん。
・大久保「もう三郎ちゃんを怒らせないでよね」
西郷「分かった分かった。もうお前を困らせるようなことはしないって」
翔ぶ~でもこういうやり取りはあったが、西田西郷の言い方のほうがずっと男前だったし、それに瞳を潤ませてときめく鹿賀大久保は最高にかわいk……略
・三郎に話を通さず、西郷を逢わせて怒らせる大久保。無能。。。
・三郎の了解を取り付けず、勝手にヒー様との会合を取り付けようとする西郷。
・ヒー様の側室になっていたふきどん描写。別にいらん。
・すでに女房気取りの女装した三条公描写。別にいらん。
・遊び人に化けて遊郭で遊んでるヒー様。またこの描写?
・ヒー様「誰が敵で、誰が味方か分かんない><」
お前の場合、ただ無駄に敵を増やしていってるだけのように見えるけど?
・ヒー様がこの期に及んで攘夷を訴えるのは、また全部面倒臭くなって逃げてるから! という斬新な設定。わあ! こんなにクズな慶喜初めて!
・面倒事から逃げるために攘夷を訴えてるヒー様「一人前に日本のこと考えてるようで、本当は自分のことしか考えてねえんだよ、あの芋は!」
素晴らしいブーメラン使いのヒー様。
・とはいえ、ここまで三郎を毛嫌いしているヒー様に、具体的理由は一切述べず、三郎ちゃんと仲良くしてと訴える西郷もなあ……お前だって三郎のこと嫌いで、全然仲良くできていないくせに、 何言ってんの? 状態。
・ヒー様「もしかしたら、井伊直弼ってすごかったのかも」
西郷「直弼はくそや! 左内を殺したんやから><」
なんという私情入りまくりの意見。そして、左内処刑の報せを受けて以来、一切左内のこと思い出さず、「西郷の名を捨てて、愛加那たんと生きてくわああv」とかほざいていた男が言っても説得力の欠片もねえよ。
・西郷「攘夷か開国か考える前に民を守ることを考えてくれ!(キリッ)」
その民を守る方策して、攘夷と開国どっちを選ぶべきかって話してんだよ。言わせんな、恥ずかしい。
・ヒー様「お前何言ってんの? 頭大丈夫?」
ほら、腐れ外道のヒー様も言ってるぞ。それでも「皆仲良く!」という幼稚園のスローガンレベルの説得に心動かされ、三郎に逢うことを了承するヒー様。ちょろいな。
・しかし、ヒー様とは会わない。帰る! と、三郎に言われる西郷。話通してないんだもん。しかたないね。で、こっからどう三郎を説得するのかと思いきや、「分かりました」と格好つけて平伏するだけ。無能。で、「せっかく西郷が頑張ったのに」と、癇に障るだけのフォローしかできない大久保。こいつも無能。
・自分の部下が身代わりで殺されて、か弱い乙女のように慄き、ふきどんにしがみつくヒー様。前に刺客に襲われた時も、「きゃあ! 人殺しぃいい><」と叫んで逃げ惑うばかりだったが……こんな慶喜誰が望んでんだよ。
・「俺の力不足でした。このとおりです。ごめんなさい。許してください><」と、ヒー様にジェットスクリーム土下座してみせるばかりの西郷。マジでこの男のどこがすごいの?
・不気味過ぎる笑顔を浮かべて、「これから仲良くしていこうねv」と宣うヒー様……って、え? 何? この闇堕ち演出。部下を自分の身代わりに殺されてこうなったと? じゃあ、その部下がヒー様にとってどれほどの存在だったか描いておけよ。
ということで、今回も酷過ぎる内容。
「攘夷か開国かって争う前に民のこと考えて><」とか……「民のため!」と言わせときゃ何とか格好つくだろ! 程度の認識しかないから、政治描写は何やってんだか訳ワカメな上、
ヒー様が攘夷と言い張ったり、薩摩を目の敵にするのは、ただ面倒事から逃げ出したいだけってことにしちゃったりともう滅茶苦茶。
西郷とヒー様がこうして直接会えちゃうのってのもスゲー萎えますし。。。
来週は禁門の変だそう。で、見どころは長州藩士に扮した長州力によるラリアットですってよ! ワアステキ(棒)
>web拍手レス
7月9日20:25 kou様
いつもコメントありがとうございます。そして、今回はご心配をおかけしました。私の住んでいる町は、道路もほぼ開通し、品不足も解消されました。しかし、JRの復旧目途は立っていませんし、他の町ではいまだ悲惨な状況が続いています。 元に戻るまでは時間がまだまだ時間がかかりますが……とりあえず今は、避難されてる方が少しでも快適に過ごせればと願うばかりですが、ここ数日広島は猛暑日が続いていて……本当に、自然とはままならないものですね。
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