壱号ブログ
雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。
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切れ者が一人もいない恐怖。。。
先週所用があってパスした大河。土曜も結局急用が入って見られなかったのですが、具視ちゃんが丁半博打のルール説明を懇切丁寧にしていたという風の噂を聞いて……嗚呼、やっぱり見なくても惜しくねえやと思いつつ、今週大河。
とにかく、全ての手柄を西郷のものにしつつ、何が何でも西郷をいい人のままでいさせたい!!! という、製作者サイドの断固たる決意の拳を、「君が泣くまで殴るのをやめない!!」と言わんばかりに叩きつけられまくる45分間でした。
・冒頭、「西郷さん。俺を買ってくれ」と身売りしに来る龍馬。先週仲良くなったのかな? とはいえ、言い方がなんか気に入らないし、勝と騙る龍馬を見破れない小松さんの無能ぶりに泣く。
・続いて、西郷家パート。嫁に行った妹。今日も家にいる。もう住んでいるとしか思えないレベル。
・どうでもいい雨トークでだらだら尺を稼ぐ西郷ファミリー。しかし、「島津雨」というエピはちょっと気になるかも?! と、思った途端、テロップまで出しておきながら説明キャンセル。くそ! 島津雨の由来を教えろよ!!
・龍馬「西郷大先生のようなグレートでスンバラシイ方がこんなぼろ屋に住んでちゃいかんぜよ!」
この龍馬も西郷教に入信したらしい。
・西郷ファミリー「西郷大先生はいつも世のため人のためで、自分のことは後回しのスンバラシイお人なんです!」
讃美歌を唱える、西郷教信者たち。そして、「スンバラシイ!」と感動するニュー信者・龍馬……ああ、この茶番。早く終わらないかな。
・糸「旦那様、お帰りなさい!」西郷「糸どん、ただいま!」
夫婦になったくせに、いまだ他人行儀な西郷。
・西郷「土佐って身分差別がひどいんだってね。大変だなあ」
なに、薩摩は平等の国っぽい言い方してんの、こいつ。
・西郷「俺、長州と組んで幕府を倒したいんだ!」
おい、いいのかよ。この時点で西郷をノリノリにしといて。
・西郷「そのためには坂本さあの力が必要じゃ!」
何をどう手を貸してほしいか言ってみろよ。絶対言えないだろ、お前(確信)
・大久保の説得により、三郎ちゃん第二次長州征伐不参加を決意。西郷何もしてねえ!
・「ちょっと会ってほしい人がいるんだけど」と、いきなり土佐の脱藩浪士を三郎に会せる西郷。無礼にも程がある。
で、いきなり引き合わされた初対面の浪人風情から「船をくれ!」とか言われる。可哀想な三郎ちゃん。
・龍馬「俺は西郷さあに惚れてしもうた////」
おら、腐女子ども喜べ。お前らの好きなホモネタだぞ!(by製作者)
・大久保には朝廷への根回し、龍馬には桂との会合の段取りを押しつけ、自分はてめえん家のリフォームに勤しむ西郷。仕事しろよ、お前!
・自分のことを「マロ」と呼ぶ、岩倉具視と名乗る鶴瓶師匠。
・師匠から渡された手紙をしげしげと見つめ「これを公家衆に渡したらどうなるのですか?」とか聞いちゃう、アホの子・大久保。
・なだぎマロにまんまと嵌められる、アホの子・大久保。
・薩長同盟がこじれる前に、薩摩で仕入れた武器を長州に流す話をおっぱじめる龍馬。え? この段階で話しちゃっていいの?
・龍馬「幕府のこと、嫌いになってもいいけど、西郷さんのことだけは嫌いにならないで><」
素晴らしい! 洗脳は完璧ですね!(白目)
・自分で薩長同盟を提唱しておきながら、全部龍馬に丸投げしてリフォームに勤しんでいた西郷。会合のセッティングができたと聞き、意気揚々と下関に向かおうとするも、「長州征伐決まりそうでやばい。すぐに来て><」という大久保の要請により、あっさり下関行きを蹴る。
・当日になって、密かに薩長同盟を進めていたことを大山、シュンサーイに暴露し、俺の代わりに下関に行って、手紙を届けてきてくれよとか言い出す西郷。無茶苦茶言うなと言う大山。当たり前や!
・シュンサーイ「分かった! 俺が行こう!」
失敗フラグですね、分かります。そして、この期に及んでシュンサーイに嬉々として手紙を託す西郷が馬鹿にしか見えない。
・アホの子・大久保のせいで、ヒー様に薩長同盟のことがばれる。が! ヒー様、特に何もせず! ヒー様が大久保を上回るアホの子でよかったね!
・俺が長州征伐を喰いとめたとどや顔で戻ってきた西郷に、龍馬怒りの説教。
「なんで下関に来なかった! 手紙を出した? んなもん届いてねえよ。てか、仮に届いてたとしても一緒だし。下関に来た桂の立場を考えろよ! お前はこれで信用も何もかも失ったんだ!」
そりゃね、会合を希望した当人がドタキャンだもんね。当然の言い分や。
・西郷「俺、桂さんにひどいことしちゃった>< どうしよう><」
そう言ってメソメソ泣き出す西郷を、「俺がいつだって味方でいてやるから泣くなよ」と慰める大久保の図。何これ。反吐が出る(直球)
ということで、今回もひどい。
確かに、西郷が下関で待つ桂との約束をすっぽかして京に向かったのは史実ですが、このドラマのように、薩長同盟は西郷が考え出した案じゃないし、西郷自らが龍馬に桂との会合をセッティングするよう依頼してもいません。
それなのに、そこを変えてしまっては話が全然変わってきます。
おまけに、このドラマの西郷は、自分で立案しながら全部龍馬に丸投げしてマイホームのリフォームしてるし、軽い気持ちで会合すっぽかして「そんなつもりじゃなかった。桂さんに酷いことしちゃった><どうしよう><」と、後悔して泣きじゃくりますからね。
西郷を、約束をすっぽかしたことを素直に恥じるいい人に描いたつもりなのかもしれませんが、逆効果もいいとこ。救いようがありません。
それから、龍馬に船を進呈するエピもなあ。いきなり三郎ちゃんに会わせて、強請らせるってどうなの。
ちなみに、翔ぶ~では、藩邸にふらっとやってきた龍馬に突然「船を一艘わしにくれんかの?」と言われ、あっさり承諾。
大久保さんを呼んで、「この坂本さんが船を欲しいと言ってる」と一言だけ告げると、大久保さんは龍馬とは初対面であるにも関わらず何も訊かずに「分かりました。手配しましょう」という一言だけで頷く。
これだけで、今薩摩を動かしているのは、西郷と大久保だということ。西郷と大久保の絶対的信頼関係がきっちり描けているというのに。。。。
次回は薩長同盟が結ばれるようですが、またどんな西郷贔屓な内容に仕上がっているのか。考えるだけで悪寒が走りますが、さてはて。
>web拍手レス
8月15日20:06 kou様
いつもコメントありがとうございます。前回大河、相変わらず酷かったようですね。というか、私も今回初めて聞きましたが、あの「麿」はひどいですね。ここまで似合わないと……ギャグか何かのつもりでしょうか? 台風、何事もなかったようでよかったです。もう盆が明けますが、この猛暑はどうなることやら。。。
>webブログ拍手レス
8月20日 17:07 ポンタ様
拍手&いつもコメントありがとうございます。ホモネタは私も大好物なのですが、このドラマの場合、龍馬が怪しい宗教に洗脳されたとしか思えないんですよね。だって、この男のどこに惹かれたんだか、まるで理解できな……ゲフンゲフン。腐女子釣りたいなら、大久保との関係をそのまま描いてりゃ十分なのに。
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