たまには「身内同士で争うのは～」以外の説得を聞きたい

今回は遊びシーンが少なく、だれることなく見れました。
村重パートなんか、村重の焦燥感蓄積っぷりが中の人の熱演でなかなか見応えありましたし。

播磨パートも、毛利の暗躍っぷりがなかなか面白かったんですが……左京進がなぁ。

いつかは和解したいと思っていた義兄の造反というと、非常に辛い話になるとこなんですが、正直この左京進に好意も共感も全く抱けないので、何ともはや。

妹の嫁ぎ先があんなことになったのは、官兵衛のせいだ！
妹が出家したのも、官兵衛のせいだ！
播磨で血が流れたのも官兵衛のせいだ！　全部全部官兵衛のせいだ！

……へぇ？　で？　お前はその間何してた？
官兵衛が秀吉について、上月城攻めしてる間、お前は何かしたの？

と、冷めた気持ちで思ってしまう。
この人がもっと魅力的なキャラだったら、今日の離反はさぞかし盛り上がったでしょうにねぇ。
ただ……

赤鼻殿「男の悋気は見苦しいのぉ～」

この発言だけは彼を擁護したい。いや、左京進もお前だけには言われたくないだろうよと（笑）


ちなみに今日の加古川評定、吉親さんは実際一時間以上、ご高説をくっちゃべったそうで……いやぁそれはさすがの秀吉も「もういい、お腹いっぱいです」と言いたくなるよね。

しかし、いくら長話に苛立ったからとはいえ、「いいよ、お前ら俺の言うことさえ聞いてくれりゃぁ」なんて失言は、人垂らしの秀吉らしからぬ失敗ですよね。
秀吉が思っていた以上に、播磨武士たちは気位が高かったということか。

まぁ、とにもかくにもここから戦続きになるわけですが……さてどう描くかな？　このドラマは戦シーンは結構気合い入れてるから楽しみです。



＞メルフォレス
梅様
脱字報告、ありがとうございます。現在、サイトをいじれる環境が整っていないので、すぐには対応できないのですが、できるだけ早く対応したいと思います。また、不可解な男を気に入ってくださってありがとうございます。文庫化するとはいえ、サイトからごっそり話を引っ込めたのは心苦しい限りですが、一生懸命改稿してよりいい形にできたと思っているので、よろしかったら文庫のほうもお手に取っていただけると幸いです！