壱号ブログ
雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。
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三成「計画通り(ニヤリ)」
先週から、「軍師()官兵衛」と時系列が並んだ独眼竜。
今回は鶴松死亡→朝鮮出兵を決意する秀吉回だったわけですが……朝鮮出兵の動機が、「鶴松が死んだことからの憂さ晴らし」だなんて、ぶっちゃけ竹中秀吉より酷い理由ですが、それでも誰一人として文句が言えないという空気がヒシヒシと感じられる。
これはもう、勝さんの力ですよね。
鶴松の死を人目も憚らず号泣しながらの朝鮮出兵を決意のシーンも、
ねねと二人きりの時に、「なんで天下人になっても、こんな思いせにゃならんのや」と愚図り、子どものようにねねに寝かしつけられるシーンも、
BGMなんて一切ないのに、狂気とバイオレンス、そして、悲しさ、子どもっぽさのにじみ出る素晴らしいシーンでねぇ。
言ってること、やってることは滅茶苦茶なのに、どうしても嫌いになれない。やはり、勝秀吉ええわぁ。。。
と、しみじみしながらの現行大河。
「無謀!無謀!無謀!」と……お前はこれからスタープラチナでも出すつもりかと言いたくなるようなジョジョ的反論をするシーンと、
「黒田が支えねば、豊臣は……いや、この国が滅びてしまう!」という、官兵衛渾身のギャグをご丁寧に回想してくれてからスタートして……
突如、何の前触れもなく湧いて出た秀次が、関白職に就くシーンが始まり、盛大に噴く。
おい! このタイミングで何食わぬ顔で出してんじゃねぇよ! 遅すぎるだろう、どう考えても!
しかも、そのシーン以降一切出てこないし(当然駒姫エピなどない)、拾もさくっとできちゃって……これ、もしかたら、来週切腹とか?
作るか? 豊臣家サイドの話でありながらの、秀次出演シーン5分伝説を!
……なんて、戦々恐々としたわけですが、そのあと延々と繰り返される竹中秀吉のダメダメっぷりにうんざり。
竹中さんの秀吉、本当は好きなはずなんです。でもね……これはないというかね……あれだ。昨日勝秀吉で同じシーン見ちゃったからいけないんだ。きっと、そう(遠い目)
まぁ、それ以上にうんざりしたのが、官兵衛なんですけどね。
何でか朝鮮出兵を阻止するために切腹した利休から、「後のことを頼む」と言われたくせに、あっさり朝鮮出兵に従い、「やりたくないけどぉ~俺がいなきゃ、この国が亡んじゃうし~」とかほざきながら名護屋城築城。
総大将はこれまた突然湧いて出た秀家なのに軍議にしゃしゃり出て、散々自分の策をくっちゃべった後で、「総大将は秀家だから」と秀家に振り、うんと言わせる。
そういうことは、事前に秀家に伝える何だりしとけ。それでなくても、三成に煙たがられてるのに、余計うざいと思わせてどうする!
(そういや、先週あんな大失態した小西行長が、なんであんな何食わぬ顔で堂々と列席してんの? 先週のことはどうなったの? もう皆忘れてしまったの??)
その後、現地の様子が気になるから、朝鮮行かせてと秀吉に頼んで朝鮮に行き、予想通り酷い惨状を目の当たりにしながら(ホント、ここの家臣たちは官兵衛がいないと何もできないな)も、特にそれらを打開する策を講じることも……てか、何もせず帰国。何しに来たんだ、お前!
(ってか、ここで「この戦には正当な大義がないから、皆の足並みがそろわない」という台詞に、またも噴く。お前の今までの戦に大義なんかあったっけ? 宇都宮とか宇都宮とか宇都宮とk…略)
で、秀吉に現状を報告して、和睦を成立させるため、またも朝鮮に舞い戻るわけですが……あんなに敵対心むき出しだった三成が突然不自然過ぎるほど殊勝な態度で、「官兵衛さん、僕と一緒に日本に帰って、今の戦況を殿下に説明してくれませんか? こんな仕事、軍師の官兵衛さんにしかできないから!」などと……「あ、こいつ何か企んでやがる」と中学生でも分かりそうな罠に全力で吊られて、帰国。
秀吉から、「誰が勝手に帰っていいと言ったっ?」と言われてようやく、嵌められたことに気づき、「俺を陥れるために、ここまでやるなんて!」と三成を詰るっていう。。
……あんな、長政が嵌った宇都宮の罠以上に稚拙な罠にかかったことにもげんなりですが、それ以上に……全力でこいつに尋ねたい。お前は本当に軍師かと。
軍師なんて、相手を嵌めてナンボでしょ? で、お前は今までたくさんの人間を不本意(笑)ながら嵌めてきたでしょ? 宗治さんとか、宇都宮とか、北条とかさぁ。
それなのに、自分が嵌められたら酷い! 最低! だ?
アカギ「こんな野郎嵌めちまえってことは、自分も嵌められても構わないってことだ……そうだろ?」
嵌められる覚悟もないくせに、軍師なんて名乗るんじゃねぇよ!
朝鮮での戦いの数々を全スルーしておいて描いた話がこれって……これじゃぁ、あの伝説の戦い、泗川の戦いも当然カットなんだろうなぁ(遠い目)
>web拍手レス
10月15日23:10 kou様
いつもコメントありがとうございます。稲刈り、おかげさまで何とか無事終わらせることができました。ホント、この時期の台風は勘弁してほしいです。新刊もまた出していただけました。もし気が向いたら、お手に取っていただけますと幸いです。SSは……おっしゃるとおり、ジイジ色んな扉を開きまくってしまいました。行為自体に関しては、二回に一回でもいい! ってくらい気に入ってしまったようですが、さてはて。。。そして今週大河、なんで独眼竜と時系列を合わせるようなことするんですかね。やめたほうがいいのに。。。と思った矢先の、秀吉の朝鮮出兵をやめさせられず、利休を無駄死させた挙げ句、言いなりになりながらの、「黒田が支えねば、国が滅びる」ときたもんだ! もはやギャグとしか思えません。本当に深い深い溜息が出てしまいます。「蜩ノ記」確か、書店でちらりと見たことがあります。とてもいい話だと本屋さんも勧めていましたが、映画になっていたのですね! 岡田さんの居合シーンが見事だったとのことですが、岡田さんは大河でも殺陣は非常に絵になっておられますよね。馬も上手に乗りこなしていますし……それを見ていると常々、私は岡田さんは官兵衛じゃなくて、幸村やったほうがよかったのにと思ってしまいます。これくらいアクションができる岡田さんなら、さぞかし見栄えのする一騎駆けができたんじゃないかなと。見てみたかったなぁ。
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