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壱号ブログ

雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。

   

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どうせなら、オリーブオイル一気飲みのほうが面白いとおm…略

愛姫が身ごもったことを知り、感極まってお姫様だっこしてはしゃぎ回る政宗かわえぇ!
ホント、あの夫婦の仲睦まじいシーンはいつもキュンキュンするわぁ。

と、伊達夫婦に萌え萌えしながらの今週大河。


今回は、竹中秀吉が非常に輝いておりました。

足元はおぼつかない、声はか細い掠れ声、そして独り縁側に座り込んだ後ろ姿はどこまでも悲しげで……これは竹中さんの演技の賜物ですね。

が、その分、他が見るに堪えなかった。

 例えば、三成。
耄碌した秀吉の姿を、官兵衛に向けるのと同じくらい冷ややかな眼差しで見ていました。
それを見て、ようやく気づく。
私は、この三成から秀吉への思慕がまるで感じられないから嫌いなのだと。

子供の頃から可愛がってくれた大恩人だろ? もう少し悲しそうな、やり切れないような素振りを見せたっていいじゃないか!

ついでに言うなら、官兵衛の秀吉を見る目も同じくらい冷たいし、黒田家中は言うに及ばず……確かに、今は変わってしまったけどさ。お前ら秀吉への恩義を忘れ過ぎや!
 
そんで極め付けが、そんな秀吉を労わるおねさんのシーンが一切なかったこと。
衰えていく己に嘆き、不安でいっぱいになっている夫を、おねさんは茶々に任せきりにしたの?
 
勝秀吉は色んな女つまみ食いして、やりたい放題だけど、本当に辛くなった時、弱みを曝け出すのはおねさんだけで、おねさんもそんな秀吉を母親のように包み込んでいたので、ああやはりこの二人は夫婦なのだと、強く感じたものですが……。。。

お漏らししてしまったことを、こともあろうに茶々に告白するシーンを見て、嗚呼、真に秀吉に寄り添い、心配する者は、この世界には誰もいないと思え、よりいっそう憐れに思ってしまいました。
 
と、秀吉に対しての態度があんまりだったわけですが、それ以外も相変わらずで。。。
 
まず、秀次が武装固めちゃってから、のこのこやって来る官兵衛にげんなり。
来るのが遅すぎる。こうなる前に止めとけよ! と、突っ込んでいたら、

官兵衛「太閤と関白が争ったら、世は再び乱世に逆戻り。天下のためにお鎮まりください!」

また「天下のため」かよ! お前の説得のネタはそれしかないのか!

で、二人が争ったら戦国に逆戻りとか絶対ないから! ってか、関白になったというのに、そうやって歯向かう力さえ持たせてもらえなかったことを、秀次は嘆いていたわけで、秀次の苦悩を何も分かってない。

そして、今回もがっつり関わったというのに、「殿下をお止め出来なかった」の一言で、秀次の件終了。
そのすぐ後、官兵衛、秀吉の申し出を受けて、軍師返り咲き。その後、秀次への言及一切なし。

公私ともに、秀次の存在軽過ぎワロタ。。。

で、もっと笑えるのが、なんでもう一度秀吉の軍師になったのだと聞く次男坊に対し(官兵衛、次男坊には優しいな。長政が聞いたら、絶対ガン飛ばしの舌打ちなのに)

「殿下を止められるのは、もはや天だけ」
「変わりゆく殿下をお止めできなかったから、せめておそばで最後まで見届けたい」

全てを天に丸投げし、秀吉がとち狂って死んでくのを見届ける?
見てるだけじゃ意味ねぇだろ! 働け、軍師!!!

前々から思ってましたが、この官兵衛は「三成が悪い」だ何だと、悪いところを列挙する割には、それをどうにかしようと動くことが一切ありませんよね。
悪いところが分かってるなら、改善するよう手を尽くせよ! 「こうなったのはあいつが悪い」と誰かのせいにして、愚痴ばっか言ってたって、何も解決しないぞ!

なんて、言っても……悪いことが起きても、この主人公はすぐに忘れてしまうんだから、無理ないのかもしれない。

と、高松城攻め、中国大返し、あの頃は楽しかった! などと……宗治さんのことをすっかり忘れてのたまう官兵衛様を見て思う。

そして、今週で退場の隆景さんに涙。
最近、すっかり「官兵衛の言う通りじゃ!」と官兵衛マンセー要員にされていましたが、知的で品のある風情や、鹿之助の首に手を合わせるお人柄が地味に好きでした。

今回も、「臨終の際は官兵衛を褒め称える」というノルマを押し付けられての最期でしたが、今までを懐かしむように遠くを見つめる目が印象的で……お疲れ様でした。

で、ラスト。あんな、雑兵に変装さえしていないもろ分かりな格好で、御曹司が船に乗れるとか、黒田家のセキュリティ体制はどうなってんだと盛大に突っ込んで終了。

さて、来週はとうとう秀吉も逝ってしまうようですが……どうなるかなぁ。。。



 


>ブログweb拍手レス
10月27日 22:37 ペスカ様
コメント、ありがとうございます。そして、お手間を取らせてしまって、大変申し訳ありませんでした。でも、楽しんでいただけたようでよかったです! 兄上が人型になって嫁とイチャつく。そんなとこ見たら、今回の比ではないほどに狗神さまは身悶えるでしょうね(笑)二人のイチャこらはまた書きたいなと思ってはいるので、もしかしたらいつか、そのネタで書くことがあるかもしれません。その時にまた、お付き合いいただけますと幸いです!

 


>web拍手レス
10月28日22:39 kou様 
いつもコメント……そして、新刊ご購入くださいまして、ありがとうございます! おっしゃるとおり、今回は両方素直で真っ直ぐな者同士のカプだったので、私が書いたカプの中では一番甘々になりました(いつもは片っぽが偏屈かツンデレで、甘々まではいかないんですよね)あと、幸之助を気に入っていただけたようで! 初めての花嫁ものだし、どうせなら理想的な嫁をと思って作ったキャラだったので、そう言っていただけると嬉しいです。旦那も最初は理想的なカッコイイ夫を目指したはずだったんですけどねぇ……どうしてこうなった(笑)ちなみに、この話の舞台になっている場所ですが、漠然とではありますが、中国山地のどこかというイメージです(長州藩は鉄砲鍛冶が盛んだったように思うので)また、確かに「イヌガミ」と聞くと、四国を思い出されると思うんですが、あの「犬神」は犬を殺して、それを人間が使役して云々……というものなので、神様系とは違うんですよね。だから、今回は差別化を図るために、難しいほうの「狗」を使っていたりします。さて、今週大河。岡田さんの坊主はなかなか様になっていましたが、そのお姿に相応しくない、あのお粗末極まりない謝罪(?)の数々……。秀次についても今更関わらせる意味が分からず……ホント、何なんでしょうね(遠い目)それと、ドリフターズ4巻! 実はまだ買えてないんですよね。でも、信長サイコ―と聞いてはぼやぼやしてられません。早速買いに行かなくては! 信長様の悪ーいドヤ顔、楽しみだなぁ。

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