信玄さん、氏真さん、もっと出てもいいのよ？

先週、ルリ子デスノートでフィーバーしまくったわけですが、今回ルリ子はどんな活躍をしてくれるのかと思いきや……

冒頭数分、ルリ子死す。しかも描写がかなり雑（台詞さえなし）


。゜゜(´□｀｡)°゜。＜あ　ァ　ァ　ァ　ん　ま　り　だ　ァ　ァ　ア　ァ

何、あの雑描写？！　今まで何度も死地から不死鳥のごとく舞い戻ってきたルリ子の、ついに訪れた死があれってどういうことなの？！
こんなことなら、先週のルリ子回内で死なせてあげたほうがよっぽどすっきりしたわぁああ！

と、冒頭から軽くショックを受けたわけですが、その後は……直虎、今回もやらかしちゃった★からの、久々の子役ショー祭り。

他家に嫁ぎたくないという母のため、一生懸命策を練る虎松ちゃんの図が、延々流されるわけですが……いやね。。。

分かるんですよ？　母親を嫁に行かせたくないという虎松ちゃんの一生懸命な気持ちは。

でもね、その代替案が全て「母親の代わりに誰かを差し出す」というのはいかがなものか。

嫁とは言っても実質は人質も同然と、認識しているにも関わらず、今まで可愛がってくれた直虎ママはどう？　高瀬姉さまはどう？　と言い、最後には満面の笑みで、光浦さんを替え玉にしましょう！　これしかない！！！　と、どや顔。

私の記憶では、光浦さんはしのさんの次くらいに、虎松ちゃんのお世話してたと思うんだけど？

なに？　光浦さんはいなくなっても全然構わないの？？

可愛い顔と声で健気さ前面アピールしてるけど、言ってることはかなりひっでぇな！　と、思ってふと気づく。
そういや、この子の親父も見た目は爽やか王子でも言動は下衆だったな。さすが、蛙の子は蛙だ！

というか、「お前、母上の替え玉で嫁げよ。じゃなきゃ、この先一生嫁には行けないぜ？」という虎松ちゃんの提案に、若干乗り気な光浦さんが憐れすぎる。

早く、彼女にも縁談持ってってやれよ！！！！

なんて、思ってしまったり何だりしてしまったので、さあ！　虎松ちゃんで盛大に泣いてください‼‼‼　という製作者の意図に乗れず。

しのさんもなあ。今回だけ見ると、ものすごくできた人なのですが……出来過ぎてて、数話前のヒステリーメンヘラ女とはもはや別人。
こんなシーンを持ってくるつもりだったのなら、最初からもっとまともな人に描いたほうがよかったのでは？
主家の娘を殺そうとし、その母親に「もう私の娘を殺そうとしないでね」と言われて、「だってあれは次郎さまが！！！」と言い返すようなクレイジー女が、たった数年でここまでいい女になるとは到底思えん！

なんて……グジグジ思ってしまうのは、今回のしのさんがとてもよかったから。
やっぱりなあ。こういう凛とした聡明な女性を演じる貫地谷さん、ホントに素敵。
最初からこんな感じのキャラで見たかったよ。あーあー。

しかしね、最後。今川家臣、武田に内通していたものの生首を叩きつける。武田家の使者、無反応なシーンを見て、「おお」となる。
私はああいうのが好きなのでいいけど、「そんな！　しの殿をなんて……虎松は父上もいないのに、母上もだなんて可哀想過ぎる！」などと、徳川の使者に文句言ってる直虎シーンとか、今回大半を占めた子役ショーとかとの落差を思うと……このドラマ、何層をターゲットにしているのだろう？　不思議。。。



>web拍手レス
7月17日23:46  kou様　
いつもコメントありがとうございます。ホントに、毎日暑いですね。おまけに蒸し蒸しして……お互い熱中症には気をつけましょうね。今週大河、面白かったですよね！　やはり、戦国大河はこうであってくれないと面白くありません。気持ち悪いくらいの主人公ヨイショからの朱色バッテンの流れは本当に最高でした。ただ……どうしていつもあんななのに、今回はこんなに良かったんだろう？　なんて、父と話していたら、「このルリ子回の内容より、いつもやってるアレのほうが面白いと思ってるからだろ」と投げやりに言われ、軽く絶望したのは内緒です（泣）