壱号ブログ
雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。
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六佐「見張り、私が交代します!」全視聴者(あ。逃げられるな、こりゃ)
先週とうとう、鶴の真意を悟った直虎なわけですが、
直虎「どういうつもりか知らんけど、私は亀様の化身になって井伊を守りたいから、四の五の言わずに力になれ‼‼‼」
などと、どや顔で命令したご当主様。言いたいことは山ほどあるけれど、これで少しは……ほんの少しくらいは鶴の言うことに耳を傾けることになるのか? ……と、思っていた時期が私にもありました。
ということで今回。「罪と罰」なんて御大層なタイトルですが、内容はほぼナシです。
ただ直虎が終始、ギャーゴギャーゴ騒いでいただけ。
鶴の未来を思えば、「知り合いだったら何が何でも助けたい!」と主張する直虎の図は、決して無意味なものではないのかもしれない……と、思わなくもないですが、それにしたって、今日の直虎はいつも以上にウザ過ぎた。
というか、事の発端からして、今回は強引過ぎる。
自分んとこの領地の木を盗み取ったのは井伊! という訴えがあった。たったそれだけで、直虎を糾弾しに行くなんておかし過ぎる。
今川から遣わされたとはいえ、あのもみあげは井伊家の人間。直虎は主筋に当たる。主に向かって、「材木泥棒!」などと言うなんて、無礼にも程があるし、もし違っていたとなれば切腹もの。
そんだけの覚悟で、このもみあげは談判しに来たのかと思えば、そういうわけでもない。しかも、言いが犯人と言う証拠さえ掴んでない。何だよ、この軽さ。
おまけに、犯人は井伊のもんじゃなかったと分かっても、「この材木泥棒!」発言に対するお咎めは一切なし。ユルイ世界だぜ、畜生。
で、他のこともユルイユルイ。
普通、覚えのないことで責められたら、「だったら証拠出せ!」という流れになるはずなのに、誰もそのことを言わない。
山で怪しい奴を見つけて逮捕……であるなら、次にするのは当然取り調べのはず。
本当に材木泥棒なのか。本当に黒なら、材木の強奪目的、方法、輸送経路など、聞くべきことは山ほどあるはず。なのに、そんなことは一切聞かず、打ち首にするか否かでもめるばかり。
いくら、知り合いなら何が何でも助けたい直虎様の図をメインに持ってきたかったからって、他の設定が杜撰すぎる。何だ、これ。
ついでに、綿花を育てるために働き手を集めたと言うのに、「次はこれを糸にして云々」という百姓たちに「そんなことまで? 大丈夫?」って聞くのもおかしくね?
(そんな中、今回唯一大河パートなのが今川家。特にラスト。「こちらにも恩知らずが一人いたでしょう?」と、そろりと言う寿桂尼様。いいですねえ。こういうシーンがもっと見たい(遠い目))
まあ、この体たらくなんか、直虎様にかかれば目じゃありませんが。
まず、「材木泥棒!」と糾弾された際、「うちの人間にそんな悪い人はいません」と言うばかりなのが何とも。。。で、「おう、じゃあ証拠見せろや!」と言わず、代わりに「そんなこと言って、本当はお前がやったんじゃねえの?」と言い出す始末。
今川にはいい顔しとかなきゃならないというのに、目付けに対して……マジでお前、学習能力ねえな!
で、取っ捕まえた下手人は、知り合いだったからって「何も殺すことはないじゃない!」とギャンギャン喚き散らす。ぎゃん男や鶴がいくら言っても聞きません。
それも、正当な理由など欠片もなく、ただ知り合いを死なせたくないからという完全な私情なんだから目も当てられません。
(というか、直虎はなぜ赤フン男に「どうしてこんなことをしたの?」と聞きもしなかったんでしょう? 普通、いい人だと思っていたら材木泥棒だったってなったら、聞きたくなるもんじゃないのか)
そして、この話を聞かない態度が最高に嫌な感じなのです。
いつもは「女扱いするな!」と言うくせに、「ここは女の部屋よ! 入って来ないで!」「知らないわよ! 私は女なんだから!」都合のいい時だけ、女を振りかざしてんじゃねえよ!
鶴に対しても……先週、あなた言いましたよね? 「私は、あなたを上手く使ってみせるわ!」と。それなのに今回、
鶴「切腹がよろしいかと思います」
直虎「よし! 鶴が言うなら、切腹はしない‼‼‼ 鶴は井伊を乗っ取ろうとしてんだから、言うこと聞くのは危険だろ?」
こういう意味の使うかよ!
おまけに、鶴が直虎の考えに折れた素振りを見せた途端、
直虎「分かってくれたの? ありがとう、鶴v(ハート)」
こういう時だけネコナデ声の「鶴」呼び。
そして、まんまと赤フン野郎に逃げられた途端、今まで散々お綺麗なことほざいて、「すぐ殺したがる男って最低!」と鶴たちを非難しまくっていたくせに、「今度会ったら鋸斬りにしてやる!」と喚き散らす。
そしていつものごとく、鶴やぎゃん男たちに一切詫びない。ついでに、失態の詫びを入れに行くのは鶴。
それなのに、劇中では(直虎は亀以外と結婚したくないから出家したという、完全なる私情で出家したことを語った直後に)「直虎様は井伊のためだけに生きて来られた」と、坊主マッチョから褒め称えられる。何なの? これ。
これらに、「お前いくつだよ」と問い質しくなるような幼い演技がプラスされて……もうやだ、この城主様! と、思っていたらラスト。亀の隠し子が登場して噴く。
どこぞの間者だり何だり考えれるけど、マジで隠し子だったら受けるなあ。そして、
亀「俺はおとわと夫婦になるために戻ってきた!(イケメンキラーン笑顔)」
を思い出すだけで、噴くようになるだろうなあ。
>web拍手レス
5月9日22:27 kou様
いつもコメントありがとうございます。そして……なんと! ついに転職ですか! 色々とご苦労があったようですが、もう新しい仕事に就かれたとのことで、何よりです。まだ大変な時期は続くと思われますが、新しい職場がいいところになることを祈っております。今週大河、おっしゃるとおり、方久のくだりなどは面白いんです。でも、直虎がねえ。。。幼馴染なんだから、鶴の思惑ぐらい分かれよって思いますし、真意に気づいてもあの態度。成長段階だからということなのかもしれませんが、本当そろそろどうにかしてほしいものです。。。
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