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雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。

   

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止めて!会津藩&視聴者のHPはとっくにゼロよ!!(号泣)

辛い辛い幕末が終わって、これから少しずつ明るい方向に向かっていくんだな……と、期待を抱いていた私の心を容赦なく踏みにじる! 

さすが、ドS製作者(&史実)! おれたちにできない事を平然とやってのけるッそこにシビれる!あこがれr…略

……もう、ホント。マジできつかった今回。


思わぬ詐欺に遭って訴えられるも、藩に迷惑をかけないため「悪いのは全部自分」と供述し、八重さんに離縁状を送った尚さん。

過酷な環境ゆえの深刻な食糧難&病死者続出。多額の賠償金払うわけにはいかないからと、断腸の思いで忠臣・尚さんを見捨て……それでも、いつかこの地で再起を図るのだと歯を食いしばって耐えるも、廃藩置県により斗南藩消滅。

九年間、ひたすら耐えて耐えて帰りを待っていた夫が、現在内縁の妻がいて、子どもも今年生まれたとか聞かされるうらさん等など……

登場人物皆、すべからく不幸だYO! どうなってんだ、これ!!!(泣)

しかも、これが……悪い人が誰ひとりいないというのがまた、やり切れなさ倍増。


尚さんと八重さんの離婚。

この仲良かった夫婦がどんな形で離縁するのだろうと思っていたら、まさか「女がいるぞ!」のあの場面が伏線になっていたとは。。

やはり、八重さんにしてみれば、あの行為は許されざる裏切り行為だったんですね。

確かに、この二人仲良かったけど、よくよく思い返してみれば、普通の夫婦のそれとは程遠い関係でした。
尚さんは、八重さんに「家事をして家を守る」など女としての側面よりも、仕事上のパートナー&戦友としての側面を多く求めていました。
そして、「女」という枠組みに窮屈さを感じていた八重さんはそのことを大変喜び、「この人なら」と思って今までついてきていた。

でも、あの場面。尚さんは公の場で八重さんを女扱いしてしまった。
それが、八重さんは許せなかった。そしてそこにきての、何の理由も告げずの離縁状。

尚さんの身に何か遭った。尚さんは自分に害が及ばないよう、自分との縁と切った。それは分かる。でも……夫とは対等で、一緒に戦っていきたい! と思う八重さんにとっては、そんな気遣いは屈辱以外の何物でもないわけで。

このコンボで、折れてしまったんだろうなぁ。。。

尚さんの、八重さんを大事にしたいという気持ちも痛いほど分かるだけに、これは非常に切なかった。

で、もっと切なかったのが、兄ちゃんとうらさん。
もう、うらさんの気持ちが痛いほど分かる訳ですよ。九年……九年もの長い間、待って待って、死んだと知らされても生きていると信じて待ち続けて、ようやく生きていると分かった途端。内縁の妻がいる。子供も生まれた……なんて聞かされちゃねぇ。どんだけショックだったことか。。。

これ、兄ちゃんも大変だったんや! 盲目になって足さえも悪くなって、それで……と、事情を聞かされていたらどうなってたんだろう。
……いや、たとえ聞かされていたとしても、うらさんにとってはやっぱり不貞。頭では分かっていても、うらさんの言うように、兄ちゃんや時栄に辛く当たってしまっていたことでしょう。

「私にも女の意地があります。旦那様には、この赤い櫛が似合う綺麗な私だけを覚えておいて欲しい」

この科白が一番やり切れなかったなぁ。
そして、その後の母と子の別れのシーンが、もう。。。

そうだよなぁ、女の意地云々言ったって、子どもにしてみれば、母親と別れ、ほとんど覚えてもいない父親の元に行かされるわけですから、辛いよなぁ。

ラスト、義姉様を裏切って、兄ちゃん絶対許すまじ! と思っていたのに、再会した兄ちゃんの姿を見て絶句する八重さんの顔が何とも印象的でした。

さて、これから京都でどんな生活が始まるのか。できれば、これ以上不幸が重ならないでいただきたいものです(涙)



>web拍手レス
7月30日23:49 こんばんは、雨月様。一週遅れになりましたが「鶴ヶ城開城」~ の方
大河感想へのコメントありがとうございます。「野風の笛」というお芝居は存じ上げないのですが、「天下一の家に生まれたのだから天下一の苦し みも引き受けようではないか」というのは実にいい台詞ですね。おっしゃるとおり、ここ最近の、自分の願望&権利を主張するばかりで、義務をま るで果たそうとしなかった大河に比べ、男として戦ったのだから、男として処断を受けるという八重の行動は清々しさを覚えました。自分の言動に 責任と覚悟を持つ。こういうあり方は男女関係なく、かっこいいと思います。古代ギリシャで参政権が男性にしかなかったのは、参政権に兵役義務 が共っていたからというのは、非常に興味深いですね。昔は政治に戦争が伴うのは当たり前で、政治に口を出すからには戦争に出る責任がある。重 いですね。でも、そういう側面でみると、ただの男尊女卑では片付けられないものがありますね。鶴ヶ城明け渡しの過程はおっしゃるとおり、秀逸 でしたね。無言のまま、「降参」と達筆で書き上げる照姫様や、綺麗に拭かれた廊下を見てはっとする板垣など、口には出さなくても雄弁に語られ る細やかさがよかったです。「俺たちだって田舎侍だろう!」と一喝する隆盛も男前でしたが、彼の今後を思うと切ないですね。でも、そこをどう 描いていくかは楽しみです。




7月31日00:08 kou様 
いつもコメントありがとうございます。今週大河、会津戦争も悲惨でしたが、戦争後もかなり悲惨でしたね。おっしゃるとおり、戦争の熱から覚めて気がついたらってな感じで……これからどんだけ辛い現実が襲いかかってくるんだろうと思うと、ビクビクしてしまいます。権兵衛さんの最期はよかったですよね。一見すると、藩の責めを一身に背負わされ腹を切らされるんですから、非常に悲惨なんですけど、これまたおっしゃるとおり、自分の命で藩や主が救えるならと、どこか誇らし気な風情がとても印象的でした。慎吾ちゃん、ホントに最初から最後までいい演技でしたね。そして、権兵衛とは対照的に生きることになってしまった頼母。会津のために死ねなかったどころか、追放までされてしまったけれど、それでも最期まで生き続けてやると妻の辞世の句に語りかけるところはぐっときました。この人のこれからをどう描いていくのか楽しみです。そして、ヘルシング。私はOVAから入った口です。いやぁ、あの配役はまさに神キャスティングですね! 若本さんもそうですが、どこまでも病んでてエロいアーカードの中田さんも凛々しいインテグラの榊原さんも超絶カッコいい隊長の平田さんも何度聞いても飽きない名演説・少佐の飛田さんなど…たまりません!ドリフターズは、私も信長が好きですv外道なんだけど、どこか愛嬌のある感じがすごくいいです。早く続き出ないかな。。巨人は読んで損はないと思いますが、読んでも周りに話せる人がいないのはちと苦しいかもしれません。色々語りたくなる話ですからw

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