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雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。

   

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わんちゃん、出てきてもよかったのよ?

今日は久々に大河ドラマを見た気分です(最近……面白くはあったけど、完全朝ドラ的内容だったからね)

会津戦争の時に比べれば、戦の演出は非常に控えめではありましたが、それでも……武士の悲哀がそこかしこに感じられました。

兄ちゃん曰く、使い捨てられた武士の怒り、悲しみ。いまだ会津を亡ぼされた憎しみが消えず、この戦争で報いてやろうと参戦する会津武士。時代の流れに乗れず、武士を辞めることをよしとできなかった人たち。

生涯もっとも大事な戦で寝坊した愛すべきドジっ子・官兵衛ちゃんが、それをよく表していました。

一人でも多くの薩摩人を殺すため、敵陣に突っ込む抜刀隊に真っ先に志願したり、「お前が真っ先に名乗りをあげてくれた助かったよ」という大山に、「会津武士の佐川」と名乗ったり(ここは、この科白だけしか言わなかったってのが、よかったなぁ)

そして最後、銃でハチの巣にされながら、「こうして、戦場で死ねる。ありがてぇなぁ」と満面の笑みで死んでいくのがねぇ。。
「武士道と云ふは死ぬ事と見付けたり」と言いますか。
(ってか、官兵衛ちゃん。やっぱり最期は玉砕だったか。ホント……獅童さんは玉砕キャラがよく似合う(笑))

民や御家を守るため、生まれた時から戦うことを叩きこまれて生きてきた武士。
戦うことが彼らの生きる術で、その生き方に誇りだって持ってたはずです。
 
それを、時代の流れだからと、全てを捨てて、生きていけるのか。

その切り替えを、葛藤しながらもできた人たちはすごいことだと思います。
けれど、時代に逆らい、自分のそれまでの生き方を守り抜くために破滅を選んだ人たちを、憐れで愛おしく感じてしまうのです。

西郷さんもそんなふうに感じていたんじゃないでしょうか(まぁ一番の理由は、不満分子を一手に引き受けて、全てを終わらせることでしたが)

最後、ここまで俺についてきてくれてありがとう的なことを一緒に戦った薩摩武士たちに言っていましたが、私には西郷さんが彼らについて行ったんだと思えました。

そして、時代に取り残された武士を抱いて死んだ西郷さんの後を追うように、涙を飲んで盟友・西郷さんを討った大久保さんは暗殺され、木戸さんは西南戦争の終焉を見ることなく四十五歳の若さで死に(心労が絶えなかったんだろうなぁ)

幕末、彼らは時代を切り開く側にいたはずなのに、いつ時代に取り残され、淘汰される側になってしまったのか。

本当に、時代の流れって、気まぐれで残酷なものだとつくづく思いました。

けれど、これで……本当に幕末は終わりました。
ここからが明治本番。伊藤さんも出て来ましたしね。

歴史の裏では剣心が志々雄と壮絶バトルしてますが(ってか斎藤、西南戦争から帰ってきてすぐ、志々雄とやり合ったのか! どんだけ戦闘狂なn…略)、また朝ドラ大河に戻るかな?

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