さよーなら、織田夫妻（涙）

ついにこの日がやって来ちゃったな、本能寺！……でしたが、妙にあっさり終わってしまったような気がするのは私だけでしょうか？
う～ん、やっぱり本能寺に銃とサーベルは合いませんよ！（私的には）
まぁ銃は百歩譲っていいとしましても、サーベルはアウトでしょ！（まず、甲冑に刺さんないでしょ！折れますって！）
それに銃だと一発で致命傷だから撃たれて家来に抱きかかえられながら退場していく信長はなんだか嫌でした…。（格好良く自らの足で敵をなぎ倒しつつ本堂の奥へと消えて欲しかった！）

やっぱり、信長は寝間着のまま出てきて、最初は弓矢で応戦し、次は槍でばっさばっさと切り倒し……の方が私は好きです。

だって寝間着の白がさながら死に装束に見えて、なんとも映えるんです。
あと途中で弓の弦が切れてしまうところや血の付いた刀を持った信長が鬼気迫る一睨みで、全員が恐れ戦慄いて後ずさるとか、色々おいしいシュチュエーション目白押しなんだもの!!!
（故に「秀吉」の渡信長の本能寺がたとえ阿濃さんがいなくても私の中では最高傑作ですv）

それにもう一つ気になったのが光秀が今から攻めるのは信長だと言っちゃったこと。あれは駄目でしょう！言っちゃったら、誰もついていきませんよ、ビビって（謀反人になるっていう世間体や信長自体が恐ろしいという恐怖心により）
だから歴史上では光秀は家来たちには誰を攻めるかは内緒で攻めさせているのですがね。こういうエピも信長の怖さを物語っていていいエピだと思うんだけどなぁ～。

あと本能寺後のガラシャの旦那や秀吉の描写がなんか気に入らなかったなぁ（何もあんなに軽薄に描かなくても！）
秀吉、確かに泣いてましたけれど……鼻噛んでるようじゃ嘘泣きにしか見えないっつうの（号泣）

と、愚痴ばっか言ってきましたが、今回の本能寺で唯一最高だ！と声を大にして言えるのが織田夫妻の愛！も～最高でした！俺はこれを待っていたんだよ！と握り拳を振り上げた程ですよ（←何してるの？）

特にあの世で会おうと信長に「死んでも殿は地獄、私は極楽へ参りますのであの世では会えぬ故」と刀を持って舞い戻る阿濃さんがステキすぎ！
嗚呼！私はこんなあなたを待ってたんです!!!!（まぁあの平和主義＆光秀ラブだったのがなんでここまで劇的に変わったのかちょっと疑問を覚えなくもないですが…）

もう織田夫妻フォーエバー!!!!!!!!（絶叫）