壱号ブログ
雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。
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ついに、それまで…
他人の手柄や美談をことごとく主人公が分捕るっていうのは、「功名が辻」で散々見てきたんですけどね。
五大老五奉行制度発案者=直江兼続 って…
嘘だ!!! そんなの信じられない!!!!!
だって、いくらなんでもそんな……だって、五大老って言ったら、超有名じゃない?
高校の教科書にも載ってるよね? それなのにそんなことしちゃったら、授業で「五大老制度作ったのは兼続です!」っつって、笑われる生徒が出てきちゃうかもしれないじゃない!
だから、いくらなんでもそんな暴挙、出来る訳が……
第33回「五人の兼続」あらすじ
文禄4年(1595年)、兼続は上杉家の重大な仕事のすべてを取り仕切るようになっていた。景勝は兼続を執政とし、上杉家のすべてを任せる。景勝の厚い信頼に兼続は感激する。
そのころ、秀次は秀吉に謀反の疑いをかけられ、切腹を命じられる。兼続は秀吉の真意をただすため三成のもとを訪れるが、三成は会うことを拒む。さらに、秀次と懇意にしていた政宗も謀反の嫌疑をかけられるが、家康が北政所を通じて取りなし、事なきを得る。
京で秀次の一族が処刑される。その様子を見ていた兼続は初音と再会。三成の真意がわからないとする兼続に、初音は三成も苦しんでいることをわかってほしい、と告げる。
秀吉は拾への忠誠を誓う起請文を諸大名に提出させる。秀吉が座を辞した後、家康は三成を激しく責めるが、景勝は主の責を家臣に負わすのは筋違い、と反論する。
三成の苦難を案じた兼続は、国政を合議制にすることを思いつく。三成とともに夜を徹して制度案をねり、利家の助力のもと、秀吉を説得し了承を取り付ける。
諸大名による大老・奉行の署名が行われる。喜ぶ兼続と三成。三成は兼続の友情に感謝するのだった。
・・・・・・・・・・・・・・ホントだったorz
しかも、よそ様のブログで確認したら、景勝入れた六人で五大老って言うじゃありませんか!!!
滅茶苦茶だろ!!! なんで、六人で五大老なんだよ!! 「六人いるんなら、六大老なんじゃないの?」って、幼稚園児でも首傾げるよ!!! あれか? 一人は座敷童なのか?!?!?!
……って、座敷童は間違いなく、景勝なんですけどね。あの人は、小早川隆景の死去後任として、五大老になるんですから。
ってか、なんでこんなに無理矢理景勝をねじ込んだんでしょう? そうする意味が一体何処に??
発案した兼続が人選したから? でも、それで自分の上司を選出って……なんか凄く嫌な感じです。
せめて……せめて! 一億歩譲って、兼続が五大老制度を発案したとしても、景勝は選ばないべきだろ!
それでさ、後で秀吉に「あれ? なんで景勝は入ってないの?」って聞かれたら、「この制度は天下安寧のためのもので、上杉家のためのモノではありませぬ故」くらい言えば、ちったぁましになったもんを…。
それに、ぶっちゃけ“この”景勝は五大老に全然ふさわしくないだろ。いくら信頼してるからって、自分の仕事全て執政に丸投げしてニート宣言するような、どう考えても乱心したとしか思えない馬鹿殿は……!
家康も……。みんなの前でこれ見よがしに三成を怒鳴り散らすかなぁ。しないだろ、絶対。少なくとも、秀吉が死ぬまでは、大人しく猫被ってるって、あの人は。
で、肝心の……どうして、五大老制度を作ったかって、マブダチの三成の苦労を減らしてあげるためって!!! 国<<友って、あんた!!!
しかも、秀吉にどうやって了承させたのかってのが……頭を抱えたくなりました。
兼続、お前「謙信がね、誰を後継ぎにするか決めずに死んじゃったから、僕たち上杉家はすっごく苦労したんだよ!」ってホントに言ったのか? ……嘘だよね? 嘘だと言ってくれ!!
そんな、まさか……上杉家のトップシークレットを公衆の面前で堂々と……。そんなこと言われたら、今までずっと偽遺言を信じてきた景勝はどうなる! 偽遺言の元、反逆者として死んでいった景虎はどうなる!
そして、三成。兼続のプレゼンが絶望的に下手っぴで頼りにならないからって、ヨヨヨ…と涙を流して、秀吉を泣き落したってホントなのか?! 勘弁してくれ。そんな、涙は武器よってな、女じゃあるまいし!
んで、秀吉もそんなバカバカしい猿芝居にころっと騙されてんじゃないよ! あなたは天下の人誑しで、知将なはずでしょうぉおおおおお(←秀吉スキーの号泣)
さらにその後。兼続と三成は二人で「やったな!」ってゲラゲラ笑ったんですってね。
……何だよ、それ。凄ぇ感じ悪い。
二人は……特に三成は秀吉を何だと思ってるんだ!! 主君だろ! しかも、小さい頃から目を掛けて可愛がって育ててくれた大恩人の!! それだって言うのに…。
「俺の涙が嘘かホントかさえ、あのお方は見抜けなくなってしまわれた」って悲しむぐらいしろっての。
嗚呼、もう…。「五大老発案=兼続」ってことにだけ突っ込もうと思ったのになぁ……(遠い目)
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