壱号ブログ
雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。
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ついにへたれをも超える!
あの舞台のような演出は、兼続の内面を表した表現なのか。それともただ単に予算をけちっただけなのか…。
今回のサブタイトル「いざ、初陣」!
ということで、六回目にしてようやく…ようやく! ことごとく飛ばしてきた(まぁ、主役が参加してないのでしょうがないと言えばしょうがないですが)戦パートがやって参りました!
いやぁ、やっぱりね。戦国時代やるからにはこれがないと。
しかも、初陣! 楽しみだなぁ。これまで歴代の大河主人公たちは初陣であろうと、類い希なる功績を上げ、華々しい戦デビューを飾ってきました(「毛利元就」、「義経」、「風林火山」の晴信、謙信等)
さぁ、泣き虫与六はどんな活躍を見せるのか。出来れば、これまでの冴えなさ過ぎなイメージを払拭するくらいの活躍を見せて欲しい! と思って見た訳ですが……
……絶句。
これが、率直な感想。感動し過ぎて…ではありません。残念ながらその真逆。こりゃぁいくら何でも酷すぎる。兼続ファンは怒り狂ってテレビを破壊してるんじゃないか?
ということで、今回は激辛コメントです
天地人ファンはスルーの方向で…。
今年の大河。兼続はじめ登場人物たちを非常に人間臭く、我々現代人にとって親しみやすく、身近な人物像にしていこうという傾向は最初から感じていました。
命乞いしてくる敵を斬るのに、躊躇う気持ちも分かります。
敵の兵士にもそいつが死ねば悲しむ親がいる。俺と同じ尊い命。そう思うと斬れない。その気持ちも分かります。
まっとうな、普通の人間なら、それは当然の感覚です。視聴者も皆、大なり小なり、この兼続の反応に共感は覚えるでしょう。自分だって戦場にいけばこんなもんだと。
ですが、間違ってはいけません。兼続は現代を生きる、現代人ではありません。
あくまで戦国時代に生きる武士です。
そして、武士として見るなら、今回の兼続は凡夫以下……最低です。断言してもいい。
兵士としても家来としても、彼が今回したことは最悪です。失態どころの話じゃない。
本当に絶句しました。だってね、歴史に名将と名を残す程の武将の初陣がこんななんてね。信じられませんよ。
なんで、ドラマ終了後。速攻で調べてみたのですが、史実では兼続の初陣についての記述はないようですね。ぶっちゃけいつ初陣したのかも分からないくらい。
ということは、この話は全くの創作ってことか。良かった……そうだよね、こんな初陣が本当だったら、超有名エピソードとして語り継がれているよね。
今回の話。原作通りなのか脚本家さんオリジナルなのか知りませんが、よくこんな話が通りましたね。それが驚きです。
最初は誰だって失敗するさ★と言いたいのでしょうが、兼続は普通の人ではないのですよ? 天下人をもうならせた名将、しかも名軍師です。
私が思うに軍師ほど、非情に徹しなければならないポストはないと思います。
平生は謀略を巡らせ、戦においては、極論いかにして最小限の被害で大勢の敵を殺すのかを考えなければならないことは元より、主が被らなければならない泥も、主のため、お家のため、代わりに被り続ける。山本勘助はまさにそんな感じでした。
実際の兼続もそうであったのではないかと思います。武田家よりもクリーンなイメージの強い上杉家が主であるならなおさら。
そして、あの激動の時代を生き抜き、最後まで、上杉家の信念を守り通したまま、お家を残しているのですから、相当な人物であったはずです。
そんな武将の初陣をああするなんて……酷いにも程がある。
あんな感じの人間臭さを表現したいなら、もっと別の人物にするべきです。兼続にあんな普通の人間臭い葛藤されても、魅力的に見えるどころか、能なしに見えるだけです。
今のとこ、初回から欠かさず見てますが、第六回まで見ても、兼続の大物の片鱗がこれっぽっちも見えません。初陣で少しは見れるかと思ったのに、ただ周囲の人にこれでもかって程愛されまくって幸せな箱入り息子にしか見えない…。
本当にこれが、名将に化ける日が来るのか…。
それにしても何故、みんなあんなに盲目的に兼続を「やっぱりお前がいないと!」って一目置いているのか。全然理解出来ない。あいつ、今まで何かいい仕事したか??
そして、戦でいい仕事が出来ない兼続を仲間は誰も責めない。あれもどうかなと。普通怒るだろ。それに、直江のじいさんの慰めの言葉も酷く的外れな気も。
「お前は気が逸ってるんだよ。生き急ぐなよ!」
人を斬るのが怖くてびびってる奴に何を言っているのか。
ママンも「戦で人を切って、得意になる大人になって欲しくない」って、あなた。「上杉家の剣となり楯となって、命を捧げろ!」って息子を送り出したんじゃないんですか?
なんでみんなこんなに兼続に甘いんだ。主人公だからか? もう少し厳しく接したらどうなんだ! と、今回も結局愚痴だらけな感想となってしまいました。トホホ……。
因みに、今回もきっと女性が脚本だから、巧妙が辻同様反戦が色濃い演出になるだろうと思ってましたが……戦の悲惨さを表現したいなら、もっと徹底的にやりゃいいのにとか思ってしました。
雑兵が泥まみれになりながらくんずほぐれつ殺し合うとか、ウジが湧いた死体を映すとか……お花畑の中で戦ったり、陣中でほのぼのと(?)犬飼ってたりしちゃ全然説得力がないですよ。
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今回のサブタイトル「いざ、初陣」!
ということで、六回目にしてようやく…ようやく! ことごとく飛ばしてきた(まぁ、主役が参加してないのでしょうがないと言えばしょうがないですが)戦パートがやって参りました!
いやぁ、やっぱりね。戦国時代やるからにはこれがないと。
しかも、初陣! 楽しみだなぁ。これまで歴代の大河主人公たちは初陣であろうと、類い希なる功績を上げ、華々しい戦デビューを飾ってきました(「毛利元就」、「義経」、「風林火山」の晴信、謙信等)
さぁ、泣き虫与六はどんな活躍を見せるのか。出来れば、
……絶句。
これが、率直な感想。感動し過ぎて…ではありません。残念ながらその真逆。こりゃぁいくら何でも酷すぎる。兼続ファンは怒り狂ってテレビを破壊してるんじゃないか?
ということで、今回は激辛コメントです

今年の大河。兼続はじめ登場人物たちを非常に人間臭く、我々現代人にとって親しみやすく、身近な人物像にしていこうという傾向は最初から感じていました。
命乞いしてくる敵を斬るのに、躊躇う気持ちも分かります。
敵の兵士にもそいつが死ねば悲しむ親がいる。俺と同じ尊い命。そう思うと斬れない。その気持ちも分かります。
まっとうな、普通の人間なら、それは当然の感覚です。視聴者も皆、大なり小なり、この兼続の反応に共感は覚えるでしょう。自分だって戦場にいけばこんなもんだと。
ですが、間違ってはいけません。兼続は現代を生きる、現代人ではありません。
あくまで戦国時代に生きる武士です。
そして、武士として見るなら、今回の兼続は凡夫以下……最低です。断言してもいい。
兵士としても家来としても、彼が今回したことは最悪です。失態どころの話じゃない。
本当に絶句しました。だってね、歴史に名将と名を残す程の武将の初陣がこんななんてね。信じられませんよ。
なんで、ドラマ終了後。速攻で調べてみたのですが、史実では兼続の初陣についての記述はないようですね。ぶっちゃけいつ初陣したのかも分からないくらい。
ということは、この話は全くの創作ってことか。良かった……そうだよね、こんな初陣が本当だったら、超有名エピソードとして語り継がれているよね。
今回の話。原作通りなのか脚本家さんオリジナルなのか知りませんが、よくこんな話が通りましたね。それが驚きです。
最初は誰だって失敗するさ★と言いたいのでしょうが、兼続は普通の人ではないのですよ? 天下人をもうならせた名将、しかも名軍師です。
私が思うに軍師ほど、非情に徹しなければならないポストはないと思います。
平生は謀略を巡らせ、戦においては、極論いかにして最小限の被害で大勢の敵を殺すのかを考えなければならないことは元より、主が被らなければならない泥も、主のため、お家のため、代わりに被り続ける。山本勘助はまさにそんな感じでした。
実際の兼続もそうであったのではないかと思います。武田家よりもクリーンなイメージの強い上杉家が主であるならなおさら。
そして、あの激動の時代を生き抜き、最後まで、上杉家の信念を守り通したまま、お家を残しているのですから、相当な人物であったはずです。
そんな武将の初陣をああするなんて……酷いにも程がある。
あんな感じの人間臭さを表現したいなら、もっと別の人物にするべきです。兼続にあんな普通の人間臭い葛藤されても、魅力的に見えるどころか、能なしに見えるだけです。
今のとこ、初回から欠かさず見てますが、第六回まで見ても、兼続の大物の片鱗がこれっぽっちも見えません。初陣で少しは見れるかと思ったのに、ただ周囲の人にこれでもかって程愛されまくって幸せな箱入り息子にしか見えない…。
本当にこれが、名将に化ける日が来るのか…。
それにしても何故、みんなあんなに盲目的に兼続を「やっぱりお前がいないと!」って一目置いているのか。全然理解出来ない。あいつ、今まで何かいい仕事したか??
そして、戦でいい仕事が出来ない兼続を仲間は誰も責めない。あれもどうかなと。普通怒るだろ。それに、直江のじいさんの慰めの言葉も酷く的外れな気も。
「お前は気が逸ってるんだよ。生き急ぐなよ!」
人を斬るのが怖くてびびってる奴に何を言っているのか。
ママンも「戦で人を切って、得意になる大人になって欲しくない」って、あなた。「上杉家の剣となり楯となって、命を捧げろ!」って息子を送り出したんじゃないんですか?
なんでみんなこんなに兼続に甘いんだ。主人公だからか? もう少し厳しく接したらどうなんだ! と、今回も結局愚痴だらけな感想となってしまいました。トホホ……。
因みに、今回もきっと女性が脚本だから、巧妙が辻同様反戦が色濃い演出になるだろうと思ってましたが……戦の悲惨さを表現したいなら、もっと徹底的にやりゃいいのにとか思ってしました。
雑兵が泥まみれになりながらくんずほぐれつ殺し合うとか、ウジが湧いた死体を映すとか……お花畑の中で戦ったり、陣中でほのぼのと(?)犬飼ってたりしちゃ全然説得力がないですよ。
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