壱号ブログ
雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。
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脇がいいだけに残念。。。
こいつ(主人公)はいつになったら、キレイキレイなお花畑から出てくるのか。。。。
……と、溜息しきりだった今回。
まぁ前回のような、当主云々の前に一人の夫(父)として超絶KYだった回よりましでしたが、そうは言ってもアレはねぇ……。
せっかく、主人公が謀略渦巻く宮中に平家の当主として参戦できるようになったわけですから、主人公が謀略の限りを尽くし、宮中で生き残っていく(または成り上がっていく)さまを見せてこそ面白いと思うんですよね。
で、今回なんて、それを見せるいい機会だったはずなんです。
正当な世継ぎを持たぬ鳥羽院か、重仁という立派な後継者がいる崇徳院か。ここでどう立ち居振る舞えば、平家をより有利な状況に持っていけるか。今の政局を鑑みながら模索していく感じにすれば、とてもワクワクした展開になっていたはずなんです。
しかし、政局どころか、この主人公は今回の世継ぎ争いを単なる家族不和としか捉えられていない。だから、今までのことをちゃんと謝れば、お互い分かり合えて、全部上手くいくはずだよ♪ だなんてお花畑全開なことを言い出す。
まぁ、そう思うならそう思うで、それを実現させるための努力をすればいいのですが、やったことと言えば、鳥羽ちゃんに「俺だって白河院の子どもだけど、平家の皆は優しく俺を迎え入れてくれて云々」という相変わらずの家族自慢をしただけ。
どうせなら、「仲間になってYO!」と縋りついてきた崇徳院を宥めるなり何だりしろ! 過去「俺も白河院の子どもだから分かるよぉ~。でも負けずに面白く生きようZE★」だなんて言って、いたずらに煽ったのはお前なんだからよ!
なのに、したことといえば今更、「我ら平家は鳥羽院に忠誠を誓っておりますので(キリッ)」と突き離して、「お前が面白く生きろって俺にいったんじゃんかよ!」と言われたらだんまり決め込んで放置……という、火に油を注ぐようなことだけ。あそこはホントに、こいつは二人を仲直りさせる気があんのかと首を捻りました。
そして、こいつホントに分かってねぇな感に拍車をかけるのが、清盛の恐ろしいほどの緊張感のなさ。
今回、一歩間違えれば自身が破滅しかねないという、とても緊迫した状況でした(現に内大臣殿は一手仕損じてしまったため、世継ぎ取り決めの大事な会議に参加することができず、これが後々……ってことになりましたからね)
それだってのに、清盛にはその緊張感がない。それどころか、鳥羽院、崇徳院両方から「力を貸してね」と言われて、俺って頼られてるぅ! といい気になってさえいる。
これがねぇ。清盛自身の実績によるものなら、まだいいんですが、ぶっちゃけ平家がこんなふうに言われるのは、忠盛パパの功績なんですよね。だから、なにパパの威光をかさにきて調子に乗ってんだと思ってしまう。
ここは、皆がここまで平家を頼ってくれるのは、パパの功績があったればこそだ。だから、パパ亡き今、ここで自分が上手くちゃんと振る舞わねば、平家の信用&権威は一気に地に落ちるぞ、ぐらいの危機感を持て! ママの子守唄聞いて泣いてる暇はねぇっての!!
で、結局、清盛の言葉を聞きいれ、「俺、これを機会に崇徳院に謝って、一緒に政していきたい!」と言った鳥羽ちゃんが、「ちょっとあんた、その考えは甘過ぎるよ。もっと政局見てよ」「そんなことしたら、天下が荒れるだけじゃねぇか。マジ勘弁」と散々駄目出しされた挙句、なんでか雅仁が天皇に。
(雅仁が天皇になったいきさつは全部カットです。まぁ、「鳥羽ちゃんがこれから先も権力振るうために、扱いやすい奴を天皇に」って話は出てましたが、それだけではいくらなんでも弱過ぎる)
ホント、清盛の存在って何なの????
意味が分からん。。。
ただ、こいつ視点で話が進むせいで、本来スケール大きく面白くなるはずの宮中の権力争いが、スケールダウンさせて面白くなくしてるのは確か。
皆が命がけで自分たちの全てをかけてしのぎを削ってる最中、皆仲良くなれば、争いなんて起こらないだなんて脳天気にほざかれても、どっちらけになるだけです。
清盛は自分の理想云々の前に、まずは自分が背負うことになった平家一門の命の重さを自覚し、自分の一挙手一投足に平家の命運がかかっているという緊張感を常に持ってほしいものです。
あと、前に「平家のことだけ考えていては、世の中を変えられん!」と言ったかと思えば、「家族第一に頑張っていきたいです!」と言ってみたり、とコロコロ言うこと変えるのもやめてほs…略
因みに今回、お! と思ったのは、今回初登場の源氏の八男坊。ちょっとしか出ませんでしたが、あの荒武者っぷりはなかなか素敵でした。彼にはこれからもあんなふうに元気に頑張って欲しいです。
雅仁も相変わらず風情があってよかったです。貴公子姿がとても絵になる。
それと、序盤からいい味出してた家成さん。今回で退場でしたね。
清盛との最後の語らいシーン。清盛の元服時に言った「野良犬が屋敷の外でいくらきゃんきゃん吠えても、法皇様は耳が遠い故聞こえませぬ」という言葉が自然と思い出され、しみじみとしてしまいました。ホント、この終わりを想えば、あの痛烈だった科白がなんと温かく思い出されることか。
と、なんだかんだ言ってきたわけですが、次回……とうとう私を色んな意味で楽しませてくれた悶絶王・鳥羽ちゃんが退場されてしまうようで、残念無念です。もっと彼の、我々の理解を超越したプレイの数々を堪能したk…略
とにかく、来週心して視聴したいと思います。
……と、溜息しきりだった今回。
まぁ前回のような、当主云々の前に一人の夫(父)として超絶KYだった回よりましでしたが、そうは言ってもアレはねぇ……。
せっかく、主人公が謀略渦巻く宮中に平家の当主として参戦できるようになったわけですから、主人公が謀略の限りを尽くし、宮中で生き残っていく(または成り上がっていく)さまを見せてこそ面白いと思うんですよね。
で、今回なんて、それを見せるいい機会だったはずなんです。
正当な世継ぎを持たぬ鳥羽院か、重仁という立派な後継者がいる崇徳院か。ここでどう立ち居振る舞えば、平家をより有利な状況に持っていけるか。今の政局を鑑みながら模索していく感じにすれば、とてもワクワクした展開になっていたはずなんです。
しかし、政局どころか、この主人公は今回の世継ぎ争いを単なる家族不和としか捉えられていない。だから、今までのことをちゃんと謝れば、お互い分かり合えて、全部上手くいくはずだよ♪ だなんてお花畑全開なことを言い出す。
まぁ、そう思うならそう思うで、それを実現させるための努力をすればいいのですが、やったことと言えば、鳥羽ちゃんに「俺だって白河院の子どもだけど、平家の皆は優しく俺を迎え入れてくれて云々」という相変わらずの家族自慢をしただけ。
どうせなら、「仲間になってYO!」と縋りついてきた崇徳院を宥めるなり何だりしろ! 過去「俺も白河院の子どもだから分かるよぉ~。でも負けずに面白く生きようZE★」だなんて言って、いたずらに煽ったのはお前なんだからよ!
なのに、したことといえば今更、「我ら平家は鳥羽院に忠誠を誓っておりますので(キリッ)」と突き離して、「お前が面白く生きろって俺にいったんじゃんかよ!」と言われたらだんまり決め込んで放置……という、火に油を注ぐようなことだけ。あそこはホントに、こいつは二人を仲直りさせる気があんのかと首を捻りました。
そして、こいつホントに分かってねぇな感に拍車をかけるのが、清盛の恐ろしいほどの緊張感のなさ。
今回、一歩間違えれば自身が破滅しかねないという、とても緊迫した状況でした(現に内大臣殿は一手仕損じてしまったため、世継ぎ取り決めの大事な会議に参加することができず、これが後々……ってことになりましたからね)
それだってのに、清盛にはその緊張感がない。それどころか、鳥羽院、崇徳院両方から「力を貸してね」と言われて、俺って頼られてるぅ! といい気になってさえいる。
これがねぇ。清盛自身の実績によるものなら、まだいいんですが、ぶっちゃけ平家がこんなふうに言われるのは、忠盛パパの功績なんですよね。だから、なにパパの威光をかさにきて調子に乗ってんだと思ってしまう。
ここは、皆がここまで平家を頼ってくれるのは、パパの功績があったればこそだ。だから、パパ亡き今、ここで自分が上手くちゃんと振る舞わねば、平家の信用&権威は一気に地に落ちるぞ、ぐらいの危機感を持て! ママの子守唄聞いて泣いてる暇はねぇっての!!
で、結局、清盛の言葉を聞きいれ、「俺、これを機会に崇徳院に謝って、一緒に政していきたい!」と言った鳥羽ちゃんが、「ちょっとあんた、その考えは甘過ぎるよ。もっと政局見てよ」「そんなことしたら、天下が荒れるだけじゃねぇか。マジ勘弁」と散々駄目出しされた挙句、なんでか雅仁が天皇に。
(雅仁が天皇になったいきさつは全部カットです。まぁ、「鳥羽ちゃんがこれから先も権力振るうために、扱いやすい奴を天皇に」って話は出てましたが、それだけではいくらなんでも弱過ぎる)
ホント、清盛の存在って何なの????
意味が分からん。。。
ただ、こいつ視点で話が進むせいで、本来スケール大きく面白くなるはずの宮中の権力争いが、スケールダウンさせて面白くなくしてるのは確か。
皆が命がけで自分たちの全てをかけてしのぎを削ってる最中、皆仲良くなれば、争いなんて起こらないだなんて脳天気にほざかれても、どっちらけになるだけです。
清盛は自分の理想云々の前に、まずは自分が背負うことになった平家一門の命の重さを自覚し、自分の一挙手一投足に平家の命運がかかっているという緊張感を常に持ってほしいものです。
あと、前に「平家のことだけ考えていては、世の中を変えられん!」と言ったかと思えば、「家族第一に頑張っていきたいです!」と言ってみたり、とコロコロ言うこと変えるのもやめてほs…略
因みに今回、お! と思ったのは、今回初登場の源氏の八男坊。ちょっとしか出ませんでしたが、あの荒武者っぷりはなかなか素敵でした。彼にはこれからもあんなふうに元気に頑張って欲しいです。
雅仁も相変わらず風情があってよかったです。貴公子姿がとても絵になる。
それと、序盤からいい味出してた家成さん。今回で退場でしたね。
清盛との最後の語らいシーン。清盛の元服時に言った「野良犬が屋敷の外でいくらきゃんきゃん吠えても、法皇様は耳が遠い故聞こえませぬ」という言葉が自然と思い出され、しみじみとしてしまいました。ホント、この終わりを想えば、あの痛烈だった科白がなんと温かく思い出されることか。
と、なんだかんだ言ってきたわけですが、次回……とうとう私を色んな意味で楽しませてくれた悶絶王・鳥羽ちゃんが退場されてしまうようで、残念無念です。もっと彼の、我々の理解を超越したプレイの数々を堪能したk…略
とにかく、来週心して視聴したいと思います。
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