壱号ブログ
雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。
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やっぱり、「若」が「バカ」に聞こえる。。。
初期の頃からずっと出ていたキャラが亡くなる回というのは、それまでの……そのキャラの生きざま、そして見送る方の人間たちと積み重ねてきたエピの全てが弾け、言葉がなくとも心にぐっとくるものです。
最近で言えば(ってか、去年ですが)「坂の上~」のノボさんの最期などまさにそれで……あれは泣きました。
だからね……だから、思うのですよ。。。
積み重ねを……どうか、積み重ねを下さい!!!!!!!!!!!
何なんだろう、この底の浅い感じ! 一年近く積み重ねてきたであろうエピが……何も見えねぇよ!
ってのが、一番言いたいとこですが……いやぁ、今回も酷ぇ酷ぇ。
まずは↑のようなことを絶叫した家康様さよならエピ。
家康が食当たりで倒れたと聞いて、深刻な顔して「早く逢いに行きなさい! 何かあったら大変!」という江が未来人にしか見えません。
だってさ、てんぷらが当たって腹いた起こしただけでしょ? 普通なら「もう、てんぷらの食い過ぎで腹いたとかw」ってなもんじゃないの?
で、江(未来人)の予言を受け、家康の元に向かう秀忠ですが……その態度が初めの頃と何一つ変わっていないのが痛すぎる。
もうさぁ……頼むから、いい加減反抗期から卒業してくれ。
いくつになったんだ、お前!
そして、秀忠が何も便りを寄こさないからと江が駿府にまで出張ってきたのにうへぇとなり、さらに病床の家康に向かって
「父上様は大うそつきです。徳川に嫁に来たら、絶対後悔させないとか言ってたのに、辛いことばっかりだったわ!」
「父上様を憎んだこともあります。娘たちを次々嫁に出して、豊臣を亡ぼして」
「夏の陣は避けられない戦だった? 私はそうは思いません!」
…………秀吉の時もそうだったけどさぁ。
なんで、あんたは死にかけてる相手にそういうこと言うんだよ。感謝の言葉は一つもないのか?!
で、その直後。またも倒れる家康。
ぶっちゃけ、江の呪詛のせいだとしか思えません。
しかし、その後。家康と秀忠を二人きりにさせたのは、意外でした。絶対、その場にふてぶてしく居座ると思っていたのに。……まぁ、廊下でばっちり盗み聞きしてんですけどね。
そして、今回の山場。家康と秀忠の会話となるのですが……
家康も戦が嫌いだった。戦のない世を作るために、心を鬼にして非道なこともやってきた。それを任せられるのは、秀忠しかいなかった。そして、息子としても秀忠が可愛くて仕方なかったと。
いや、これは悪くないんです。
だってね、今まで家康は何度も何度も分かりやすく口にして↑のことを話していたし、秀忠のことも……いくらなんでも過保護過ぎ&甘やかし過ぎだろうってこっちがドン引きする程可愛がりまくってたんだからね。
後継ぎにだって、最初っからずっと秀忠だけ! って決めてたし。
問題はね、秀忠です。
視聴者が胸焼けするくらい感じていた家康の親馬鹿っぷりを華麗にスルーし過ぎです。なんで分からないんだよ? しかも、なんで自分は親父に愛されてないんだ! とか思っちゃうの? お前、親父に冷たくされたことなんてただの一度でもあったっけ?
秀忠が家康からの愛情を信じられない設定にしたいなら、それ相当のエピを入れてくれよ。
「黙ってさっさと人質に行け」だの「お前が不甲斐ねぇなら、お前の兄貴か弟に継がせるまでだ」だの「我の強い秀康よりお前の方が扱いやすくて楽だ」だの……そういうことを日頃から吐き捨てられてたんなら、親父の愛が見えない! って言われても分かるんですよ。
しかし、そういうことが一切ないのに、パパは僕が好きじゃないんだ! 死ねばいいって思ってた! って言われても「???」ですよ。
で、「お前が可愛い」とはっきり言われなきゃ分からんってのも……だからさ、そういうのは中学生日記でやってくれ!!
で、ここで家康が死んで秀忠号泣かと思ったら、場面が切り替わってまだ生きてるのに吃驚!
え? なんで? さっきのが臨終の言葉じゃなかったの? と思ったら……最期に江をマンセーしながら死なせるためだったことに絶句。そ、そこまでするのかよ。。。。
そして、誰にも看取られることもなく、庭でお亡くなりになる北大路家康。。。
しかし、このシーン。北大路さんの演技力のおかげで映像的にはとても綺麗なシーンにはなってました。
まぁ、すぐそこで父親が息絶えようとしてるのに、まるで気付きもせずいちゃつきまくるアホなバカップルの映像が映ってぶち壊しになってしまいましたが。。。
嗚呼、「葵三代」で特に何の言葉もなく、「最後に、そちの下っ手くそな鼓が聴きたい」と笑顔で言った津川家康と涙しながら鼓を打ち続ける西田秀忠は泣けたのに、どうしてこうなった!
……と、家康エピだけで、もう腹が破けそうだった訳ですが、竹千代エピもねぇ……もう(遠い目)
前回、竹千代が化粧してるとこを目撃してしまった江はドン引きしてその場からバックれ、ソッコーで秀忠たちにこのことをちくります。そして、秀忠や初とともに竹千代を問いただします。
この時、対応としては初のように「怒らないから言ってごらん」と優しく促すのが普通だと思うんですが、
江「最近お前の叔母上と従兄弟が亡くなった上に、千は塞ぎこんだままだってのに、お前は何やってんだ」
愛情の欠片も感じられません。
すると、竹千代はキッと睨みつけ、こう反論。
竹千代「だったら、戦などせねばよかったではないですか。叔母上たちを殺したのは父上でしょう!」
竹千代の方がよっぽど正論を言ってるように聞こえるのは、私だけでしょうか?
で、本来なら、そんな竹千代にどうして豊臣を亡ぼさなければならなかったのか、そして、それでも豊臣を悼まなければならない理由をちゃんと説明するべきなんでしょうが、このアホ夫婦はそんなこと一切しません。
秀忠は「あいつは俺に似てるんだよ。ほら、俺って不器用だろ? だから……」といつの間にか自分語り始めちゃうし、
江はちゃっかりボーイ国松と秀忠の剣術の稽古を見て、「やっぱり世継ぎは国松!!!」とか言ってるし……ダメダメ過ぎる。
そんで、その後。竹千代が「世継ぎは国松にしてください」と言いだし……これ、新説過ぎないか?
ってか、今回の竹千代は実にハキハキペラペラ喋るな。笑顔まで見せちゃって、先週までのどもりキャラはどこへやった?
で、もう一人キャラちゃうやん! 叫びたくなったのが、お福。
なんでいきなり、竹千代が化粧をしていたのは、母親が恋しかったからと江に言ったのかが分からん。あんなに、竹千代を隔離させていたくせに、どういう心境の変化だ。
そして、それを聞いただけで竹千代への気持ちを180度変えて、「竹千代、許せ!」と涙しながら抱きしめる江ってどうなの?(で、たったこんだけのことで、あんなに引っ張ってきた親子の確執が解けるとかどうよ。。)
それってさ、結局……自分を好きでいたから可愛くなったってことだよね? じゃぁ、自分への思慕がなかったら、好きになれないってか?
これでもし来週、江が竹千代を世継ぎとして認めたりしたり、失笑の嵐なんですけど。お前は自分を好いてくれてる、いないでいい、悪いを決めんのかよ! と。
ということで、今回もげんなりだった訳ですが……北大路さん。長い間お疲れさまでした。
他のキャラたちと同じようにいきなりキャラ変したり、意味不明なこと言わされたり、アホ過ぎる息子を殴れなかったりとストレスが溜まることだらけだったと思いますが、あなたが出てくるたびに場がピリとしまりましたし、晩年秀吉が死んでからの強かなタヌキ親父っぷりはとても素敵でした。
特に、(脚本家さんは意図していないでしょうが)息子がアホ過ぎるから自分の代で全てを終わらせなければならないという父親の悲壮な愛なんかビシバシと伝わってきましたよ!
でも、もう……北大路さんもいない。そして来週は75分延長スペシャル。私は、一体どうすればいい。……そうだ、「坂の上の雲」と「清盛」の予告編を楽しみに…略
最近で言えば(ってか、去年ですが)「坂の上~」のノボさんの最期などまさにそれで……あれは泣きました。
だからね……だから、思うのですよ。。。
積み重ねを……どうか、積み重ねを下さい!!!!!!!!!!!
何なんだろう、この底の浅い感じ! 一年近く積み重ねてきたであろうエピが……何も見えねぇよ!
ってのが、一番言いたいとこですが……いやぁ、今回も酷ぇ酷ぇ。
まずは↑のようなことを絶叫した家康様さよならエピ。
家康が食当たりで倒れたと聞いて、深刻な顔して「早く逢いに行きなさい! 何かあったら大変!」という江が未来人にしか見えません。
だってさ、てんぷらが当たって腹いた起こしただけでしょ? 普通なら「もう、てんぷらの食い過ぎで腹いたとかw」ってなもんじゃないの?
で、江(未来人)の予言を受け、家康の元に向かう秀忠ですが……その態度が初めの頃と何一つ変わっていないのが痛すぎる。
もうさぁ……頼むから、いい加減反抗期から卒業してくれ。
いくつになったんだ、お前!
そして、秀忠が何も便りを寄こさないからと江が駿府にまで出張ってきたのにうへぇとなり、さらに病床の家康に向かって
「父上様は大うそつきです。徳川に嫁に来たら、絶対後悔させないとか言ってたのに、辛いことばっかりだったわ!」
「父上様を憎んだこともあります。娘たちを次々嫁に出して、豊臣を亡ぼして」
「夏の陣は避けられない戦だった? 私はそうは思いません!」
…………秀吉の時もそうだったけどさぁ。
なんで、あんたは死にかけてる相手にそういうこと言うんだよ。感謝の言葉は一つもないのか?!
で、その直後。またも倒れる家康。
ぶっちゃけ、江の呪詛のせいだとしか思えません。
しかし、その後。家康と秀忠を二人きりにさせたのは、意外でした。絶対、その場にふてぶてしく居座ると思っていたのに。……まぁ、廊下でばっちり盗み聞きしてんですけどね。
そして、今回の山場。家康と秀忠の会話となるのですが……
家康も戦が嫌いだった。戦のない世を作るために、心を鬼にして非道なこともやってきた。それを任せられるのは、秀忠しかいなかった。そして、息子としても秀忠が可愛くて仕方なかったと。
いや、これは悪くないんです。
だってね、今まで家康は何度も何度も分かりやすく口にして↑のことを話していたし、秀忠のことも……いくらなんでも過保護過ぎ&甘やかし過ぎだろうってこっちがドン引きする程可愛がりまくってたんだからね。
後継ぎにだって、最初っからずっと秀忠だけ! って決めてたし。
問題はね、秀忠です。
視聴者が胸焼けするくらい感じていた家康の親馬鹿っぷりを華麗にスルーし過ぎです。なんで分からないんだよ? しかも、なんで自分は親父に愛されてないんだ! とか思っちゃうの? お前、親父に冷たくされたことなんてただの一度でもあったっけ?
秀忠が家康からの愛情を信じられない設定にしたいなら、それ相当のエピを入れてくれよ。
「黙ってさっさと人質に行け」だの「お前が不甲斐ねぇなら、お前の兄貴か弟に継がせるまでだ」だの「我の強い秀康よりお前の方が扱いやすくて楽だ」だの……そういうことを日頃から吐き捨てられてたんなら、親父の愛が見えない! って言われても分かるんですよ。
しかし、そういうことが一切ないのに、パパは僕が好きじゃないんだ! 死ねばいいって思ってた! って言われても「???」ですよ。
で、「お前が可愛い」とはっきり言われなきゃ分からんってのも……だからさ、そういうのは中学生日記でやってくれ!!
で、ここで家康が死んで秀忠号泣かと思ったら、場面が切り替わってまだ生きてるのに吃驚!
え? なんで? さっきのが臨終の言葉じゃなかったの? と思ったら……最期に江をマンセーしながら死なせるためだったことに絶句。そ、そこまでするのかよ。。。。
そして、誰にも看取られることもなく、庭でお亡くなりになる北大路家康。。。
しかし、このシーン。北大路さんの演技力のおかげで映像的にはとても綺麗なシーンにはなってました。
まぁ、すぐそこで父親が息絶えようとしてるのに、まるで気付きもせずいちゃつきまくるアホなバカップルの映像が映ってぶち壊しになってしまいましたが。。。
嗚呼、「葵三代」で特に何の言葉もなく、「最後に、そちの下っ手くそな鼓が聴きたい」と笑顔で言った津川家康と涙しながら鼓を打ち続ける西田秀忠は泣けたのに、どうしてこうなった!
……と、家康エピだけで、もう腹が破けそうだった訳ですが、竹千代エピもねぇ……もう(遠い目)
前回、竹千代が化粧してるとこを目撃してしまった江はドン引きしてその場からバックれ、ソッコーで秀忠たちにこのことをちくります。そして、秀忠や初とともに竹千代を問いただします。
この時、対応としては初のように「怒らないから言ってごらん」と優しく促すのが普通だと思うんですが、
江「最近お前の叔母上と従兄弟が亡くなった上に、千は塞ぎこんだままだってのに、お前は何やってんだ」
愛情の欠片も感じられません。
すると、竹千代はキッと睨みつけ、こう反論。
竹千代「だったら、戦などせねばよかったではないですか。叔母上たちを殺したのは父上でしょう!」
竹千代の方がよっぽど正論を言ってるように聞こえるのは、私だけでしょうか?
で、本来なら、そんな竹千代にどうして豊臣を亡ぼさなければならなかったのか、そして、それでも豊臣を悼まなければならない理由をちゃんと説明するべきなんでしょうが、このアホ夫婦はそんなこと一切しません。
秀忠は「あいつは俺に似てるんだよ。ほら、俺って不器用だろ? だから……」といつの間にか自分語り始めちゃうし、
江はちゃっかりボーイ国松と秀忠の剣術の稽古を見て、「やっぱり世継ぎは国松!!!」とか言ってるし……ダメダメ過ぎる。
そんで、その後。竹千代が「世継ぎは国松にしてください」と言いだし……これ、新説過ぎないか?
ってか、今回の竹千代は実にハキハキペラペラ喋るな。笑顔まで見せちゃって、先週までのどもりキャラはどこへやった?
で、もう一人キャラちゃうやん! 叫びたくなったのが、お福。
なんでいきなり、竹千代が化粧をしていたのは、母親が恋しかったからと江に言ったのかが分からん。あんなに、竹千代を隔離させていたくせに、どういう心境の変化だ。
そして、それを聞いただけで竹千代への気持ちを180度変えて、「竹千代、許せ!」と涙しながら抱きしめる江ってどうなの?(で、たったこんだけのことで、あんなに引っ張ってきた親子の確執が解けるとかどうよ。。)
それってさ、結局……自分を好きでいたから可愛くなったってことだよね? じゃぁ、自分への思慕がなかったら、好きになれないってか?
これでもし来週、江が竹千代を世継ぎとして認めたりしたり、失笑の嵐なんですけど。お前は自分を好いてくれてる、いないでいい、悪いを決めんのかよ! と。
ということで、今回もげんなりだった訳ですが……北大路さん。長い間お疲れさまでした。
他のキャラたちと同じようにいきなりキャラ変したり、意味不明なこと言わされたり、アホ過ぎる息子を殴れなかったりとストレスが溜まることだらけだったと思いますが、あなたが出てくるたびに場がピリとしまりましたし、晩年秀吉が死んでからの強かなタヌキ親父っぷりはとても素敵でした。
特に、(脚本家さんは意図していないでしょうが)息子がアホ過ぎるから自分の代で全てを終わらせなければならないという父親の悲壮な愛なんかビシバシと伝わってきましたよ!
でも、もう……北大路さんもいない。そして来週は75分延長スペシャル。私は、一体どうすればいい。……そうだ、「坂の上の雲」と「清盛」の予告編を楽しみに…略
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