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雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。

   

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あの愛らしい萌えキャラはどこへ…(遠い目)

誰か……誰か、信幸兄ちゃんを助けてあげて……!!!!・゚・(ノД`;)・゚・

いつもいつもそう思ってきたけどさ。今週ほどこう思わなかった回はない。

まず、稲。何なんだ、あれ。

・兄ちゃん「ご飯、全然食べてないそうだけど、何が気に入らないのか言ってくれ」→稲「ここの飯、辛過ぎ。食ってらんねえよ、んなもん!」と、オブラートに包むことなく暴言吐き。

・兄ちゃん「そうなのかい。じゃあ、今度から味を薄めるよう頼んでおくよ」→稲「はあ? やめてよ。そんなことしたら、私が我が儘だって思われるでしょう!(怒)」我が儘姫だって思われたくねえなら、出されたもん全部食えよ。

・稲「あたしのことはほっといて! あたしには、パパからもらった薄味の梅干しがあるんだから!」じゃあ、一生梅干しだけ食ってろ、糞が!

と、兄ちゃんとの会話シーンだけで、イライラ度Maxだったんですが、数日おきに忠勝が来てるってのがね。親馬鹿と分かってても、これはウザ過ぎる。
兄ちゃん「他にすることはないのかっ?!」(←全くだよ!)

で、一応挨拶しておかなきゃと、顔を出して、「ご無礼つかまつる」と挨拶しようもんなら、

忠勝「無礼だと思うんなら、入ってくんなよ(・д・)チッ

こんなこと言われたら入られねえよと、兄ちゃんが部屋に入れずにいると、

忠勝「あ? なんでそんなとこいんの? もういい。入って来いよ(・д・)チッ

……いやね、分かってるんだよ? 愛娘取られて機嫌悪いってさ。
けどさ、何この感じの悪さ! 家康に常にウザがられていた萌えキャラのお前はどこへ行ってしまったんだ?!(号泣)

てか、ここでの本多親子の会話がまた、嫌な感じなんです。

忠勝「みかんを持ってきたから、下の者にも分けてやりなさい。下の者にも愛情持って接しないと駄目だよ?」
稲「心得ておりますv」

下の者より、まずは夫や義理の息子に敬意を払えよ! つうか、親父の前ではいい子ちゃんぶる稲がスゲエ嫌な感じ。さっきの兄ちゃんへのそれとは雲泥の差じゃねえか。


忠勝「稲はね。ご覧のとおり、才色兼備でほにゃららで…(略)なんだから、お前もこの子に釣り合う婿になってくれよ!」

真に聡明な女性であるならば、夫にいち早く取り入り、愛想を振りまきつつ、真田の内情を探るはずです。
こんな、四六時中ぶすっとして、相手の気持ちも考えない暴言ばかりを吐き、再三やってくる父親を「来るのは控えて」と窘めもせずに受け入れる女に、誰が気を許して内情漏らそうって気になるかっていうね。
親父もね、数日おきに娘に会いにくるとかね、阿呆かと。。。

極めつけは、ばば様が倒れたという言葉を聞いて、

忠勝「近づいちゃ駄目だ! 病気が移ったらどうする!!!」

もう帰れよ、親馬鹿糞親父!!!!!!!!!!!!!!


ということで、本多親子への嫌悪感が半端なかったわけですが、今回ぐっと来たのは二人。

まずは、秀次。

秀次「お捨が生まれて、実はほっとしてるんだ。俺は跡継ぎの器じゃないって分かっていたから。でも、お捨が大きくなるまでは、おれがしっかりしないと。身が引き締まる思いだ!」

 と、あなたは聖人か!(感動)と叫びたくなるようなことを言いながらも、お捨のために作った玩具を渡しに、お捨を抱いてはしゃぐ秀吉の元へ行けない。

秀次「殿下のあのように嬉しそうな顔……初めて見た」

……そうだよね。何も思っていないわけないよね。。。
きっと、秀次は秀吉の良き後継者になろう。秀吉に認めてもらいたいと、ずっと努力してきたはず。それなのに……。そのあたりの秀次の心情を思うと、非常に切ない。

それでもぐっと堪えて、「殿下がいなければ、俺はただの百姓のせがれ。殿下には感謝の気持ちしかない」と笑う秀次が、今回はホントよかったです。


もう一人良かったのは家康。

氏政への真摯な説得シーンは、結構クるものがありました。

「秀吉なんぞに屈したくない」という氏政の気持ちが、痛いほど分かっていたでしょうし、氏政とは色々あったけれど、一種の友情めいたものも感じている。
そんな氏政が、秀吉に嬲り殺されるところは見たくない。そんな、損得勘定度外視で説得する姿。たまには、意味のないことしたっていいじゃないかと自嘲気味に言う家康に、「それでこそ、我らの殿でございます」と嬉しそうに笑う正信。ここは本当によかった。
(だからね、思ったわけですよ。正信が色々働いてるのに、忠勝! お前は何をやってんd…略)

そう言えば、「上洛はしない!」と意固地になっている氏政を見ていると、いつかのエンジェル景勝を思い出しました。
景勝さんだって、氏政と同じ気持ちだったはずなんです。
それでも、景勝さんは「上洛しなければ、上杉は滅びます!」という直江の言葉を受け入れ、上洛しました。

直江がいなければ、上杉は滅んでいたとか何とか言われることもありますが、部下の言葉を受け入れ、行動できる。それも一つの度量だなあと思ってみたり。

さて、次回は弁論での国盗りとなるわけですが、どうなることやら。

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