壱号ブログ
雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。
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やっぱり容堂様の無言の演技はいい!
泰造局長のかっこよさは異常……!
ということで、今日はもうとにかくこれです。
かっけぇ! 泰造! あの佇まい! あの眼光! 凄く雰囲気が出てた。素敵過ぎ! どっかの組!局長とはえらいちg…
ネプリーグで「おれにぃいいいい、まかせろぉおおおお」と大口開けて絶叫してる人と同一人物とはとても思えん!
やっぱり上手いですね、この方。ちょい役に使うのもったいねぇなって思うくらいもっと見たい。
あと、新選組自体の描き方も良かったですね。
黙ってそろりと近づいてきて、いきなり牙を剥く……いいですね、まさに壬生狼と呼ぶにふさわしい。
そうだよね、新選組を主役にしていたら分からないけれど、周囲から見た新選組ってこんな感じだよね。
とにかく不気味で恐ろしいっていう。
来週は池田屋とのことですが、とっても楽しみ! 是非なだれ込んで斬り合うシーンを見せて欲しいです。
次に良かったのは武市さんと弥太郎(私の中では同票)
武市さん、先週で迷いをふっ切ったためか、咎人になろうと凛とした眼差しがとても素敵でした(一つ不満があるとするなら、夫が牢に入れられている間、富さんがどう過ごしていたかをカットされたことですかね。旦那様投獄中板の間で寝てたりしたんでしょう? 確か)
そして弥太郎。弟と同じでお花畑なことばっかり言ってる姉やんに「さすがはいいとこのお嬢さんだ」と言って捨てたのには惚れぼれしました。
弥太郎の凄いところは虐げられる苦しみも知っているけど、自分より下に見てる相手から偉そうにされたら人間どう思うかということも考えられるところでしょうね。
揶揄するような言い方でしたが、「武市さんが「大殿さまのため」と言えば言うほど、容堂公はむかつく」っていうのは、まさにその通りでしたからね。
それから以蔵ちゃん…。
今までずっとこの以蔵は私のイメージする以蔵(最初は武市さんに言われて斬ってたけど、だんだん武市さんもドン引きするくらい人を斬ることが面白くなっちゃって…みたいな)とは違うなと思ってたんですが、
「なんで、人を斬っちゃいかんのじゃ? 武市さんが斬れと言ったから斬ったのに」って科白は凄くイメージ通りだったんで吃驚しました。
もうこの方は……武市さんが何よりも絶対的な存在だったんでしょうね。
武市さんの言うこともやることも全部正しい。だからその武市さんの言われた通りのことをした自分は何も悪いことはしていないってね。どんだけ盲目的なのかと。でもそれが以蔵なんだよなと思ってみたり。
あと、捕まったシーンはなかなか良かったですね。地面に広げられていた傘がなかなかいい感じでした。
それと題名にもなって、今回満を持して登場のお龍さん。やるせない程出番が少なくて可哀想でした。題名にもなってるんだからもうちょい出してやれよ…。
ホントにちょい役でしたが、喋り方がはきはきして何とも小粋な感じがして私は結構好感持てました。
このままいなせな感じにいって欲しいですね。
そして、こんなにも脇役たちが輝く中、当の主人公は……。
冒頭、未だに土佐藩への忠義に揺れる奴らの前で、土佐藩の役人を追い返してくれた勝塾の面々に「お前らが俺の真の仲間だよ!」って声高に言ったあたりで溜息モノでしたが(土佐藩への忠義を捨て切れずにいる奴らの気持ちを少しは考えろよと…)
猛烈に言いたい。指名手配犯を実名で大声張り上げて探すなんて、お前はどんだけ阿呆なのかと。
ただでさえ京都は危ないんでしょう? ちょっと外出しただけで何が起こるか分かんくらい。それなのになんでこう……。
これじゃぁいくら脇役たちが「京都は危ないから!」「探しにいったらお前の命も!」と言ったって、まるで無意味だったし、逃げ回る以蔵シーンはなかなか緊張感出せてただけに余計にねぇ…。
それからお龍さんに金を貸してやるシーン。
あんまり多くを語らず金を渡す方が良かったような気がします。そんな、初めて逢ったばかりの切羽詰まった相手にいきなり「『日本を変えてやる!』ってでっかいこと言って出てきたのに、未だに何にも出来ない俺は……くどくど」と愚痴らなくても……。
で、ラストではまたも逢って間もないお龍さんの前でわんわん泣きながら「また友だちを助けられなかったぁああ(号泣)」って。。。
びーびー泣くなよ、赤の他人の前で…!
ここはお龍さんの前では気丈に振る舞うも、お龍さんがふと気になって覗いてみたら声を殺して泣いてたとか、そうした方がよっぽど良かったよ。
まぁそもそも、今まであんなに思い悩んでいた以蔵を勝塾に誘うなり何だりして自分の手元においてやるチャンスはいくらでもあったってのに、散々放置プレイして他人任せにしてきたところを見てきただけに、今さら何綺麗事云ってんだって気になりますけどね。
ということで、もうこの主人公には何の期待もしまいと思いだしている今日この頃です…。
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