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雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。

   

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弥太郎はいつ江戸へ行けるんでしょうね

どうにも話が駆け足過ぎたりはしょり過ぎたりで文句たらたらだった前回ですが、今回の「龍馬伝」は面白かった! 好感触だった一話目より好きかもしれない。

冒頭、未だに龍馬の加尾さんへの気持ち(または、縁談を勧める理由)が不透明だったためにもやもやして、今回も駄目かなぁと思ったんですが、武市さんのジレンマあたりからぐっと引きこまれました。

武市さん、今回もいい味出してましたね。本当は江戸へ行きたくて仕方ないだろうに、育ての親である婆ちゃんを捨ててはいけないと、自分の気持ちをグッと抑えて……武市さんのことは名前を知ってるぐらいでよく知らないので、これからどうなっていくのかとても楽しみです。

……って、武市さんはとっても良かったんですが、BGMのエレキギターにはビビりました。おいおい、大河でエレキは斬新過ぎるだろ! 映像と合ってない気がして、そこらへんはちょっと残念だったなぁ。

で、次に引き込んでくれたのが、弥太郎パパ。

前々から、いいとこが一つも見つからない駄目駄目親父なのになんでこんなに憎めないんだろうと思ってたら、今回は凄かった!

嗚呼もう、なんて可愛いパパなの!

珍しく博打に勝ったら弥太郎に本を買って帰ったり、いなくなったと聞いた途端血相変えて探し回り息子の悪口いう奴は殴りつけて……本当は弥太郎が可愛くて仕方なかったんですね。

最後にボロボロになって帰ってきて、「弥太郎がぁ」と母ちゃんに縋りついてわんわん泣き喚いて……嗚呼もういい味出し過ぎだろ、岩崎家!(激愛)

しかし、その愛情が息子に全く届いてないってのが悲しいですね。まぁ親父が作った借金で難癖付けられてぼこられたら愛情なんて感じるべくもないのですが(苦笑)

とはいえ、今回は弥太郎がどうしても龍馬に素直になれない原因がよく表現されていたと思います。
龍馬はあまりにも弥太郎にとって理想過ぎるんですよね。
性格容姿、女にもてる云々は元より恵まれた家、品行方正で他人にも誇れる父親、何もかもが自分が欲しかったものであり、どうしても手に入らないもの。それを龍馬は全部持っている。

卑屈になっちゃうのも当然です。

で、そんな弥太郎を癇癪起こさず向き合い続ける龍馬は凄いとも思いました。

前回「下士は役立たず」と農民に罵られた時もそうでしたが普通、自分のせいではないこと(下士に生まれたこと、自分が恵まれていること)で文句言われたら「そんなこと俺に言われても!」と頭に来そうなものですが、何事も真っ直ぐ受け止めて、理解しようと努力するというのはなかなか出来ることじゃないですから。
(あと、借金取り(?)をのした後で反省するのも凄い。あの歳なら得意げになるでしょう、普通)

まぁでもやっぱりなんだかんだで相手をしちゃうのは、どんなに悪態ついてようが弥太郎はいい奴なのだと知っているからでしょうね。

そして最後、船と陸から叫び合うシーンは凄く良かった。
「お前なんか野垂れ死ねぇぇえ、お前なんか大嫌いじゃああああ!!!」って、ツンデレ炸裂し過ぎだろ、弥太郎!!!(激愛)

ということで今回はとっても満足でした。次回もこの調子でお願いしたいです。
今回良かったのは岩崎家が出まくったからなんてことにだけは、どうか……。


そういや、龍馬パパ。教訓状に「常に国家のことを思え!」なんて書いてましたが、あの頃に国家なんて概念あったのかしらん??

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