壱号ブログ
雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。
[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
武市さんの奥さん、ホントいい!
折角書いた龍馬伝記事が消えちゃった……。
いつもみたいにつらつら一時間近くも書いたのに!(←アホ)
もう完全再現する気力がない(号泣)
ということで、今回は簡単に。
全体的感想。
良いパートと悪いパートの落差が酷過ぎる。これで良いパートが主人公パートでこのドラマで最も主張したい個所であるなら救いがあるのだけれど、主人公パートがことごとく酷いから実に困った話…。
去年みたいに全部最悪だったら、視聴もすっぱり止められるなのに部分的に素晴らしいところがあるから切るに切れず…。
全く、どうしたもんだか……。
良かったところ。
とにかく武市さんパート。
弥太郎とのシーンも良かったですが、何より奥さんとのシーンが素晴らしかった!
「これからは二人でいよう。何処へいこうか?」と話し始めたと同時に役人が来た演出がいい。あれがあったからこそ、武市さんの切なさと悲劇性がよりいっそう増したと思います。
奥さんが武市さんを送り出すシーンも科白はないけれど、夫婦愛がじわじわと感じられて涙涙。
ここには素直に拍手を送りたいです。脚本家GJ!
次に良かったのが、長次郎。
今まで一番かっこよかったんじゃないでしょうか。
脚本家としては幼馴染の悲劇に憤る心優しい龍馬を引き立てるために言わせた科白なんだろうけど、言葉少なに感情を出さずとも、しっかりと国を想う心とその心を抱く覚悟が感じられて良かった。
で、悪かったところ。
まずは容堂様。いい加減、容堂様が悪意だけで武市さんを追い落としているかのような描写は止めて欲しいです。容堂様にだって色々と事情があるんだろうから、そのへんもきちんと描写しないと武市さんが哀れなばかりか、余計に武市さんがやってきたことが全部間違ってた感が強調されちゃうんじゃないのか。
次は……ってか、龍馬の全部。
前回もしかして、この男、武市さんの覚悟を何も理解しないままに土佐に旅立つ武市さんを送り出したんじゃねぇだろうなと思っていたら案の定。
そしてさらには、武市さんが処罰されるのは世間が攘夷じゃなくなったからと思っている上に、それで武市さんが処罰されるのは理不尽とさえ思ってるとか……。
もうドン引きです。
武市さんはお偉いさんに使い捨てにされた可哀想な被害者?
そんなが訳ない。お前見てきたはずだろう、武市さんが自分の意向を貫くために何をしてきたか。
謀略で相手を嵌めて、邪魔な奴は殺して……それはつまり、自分がそんな目に遭わされても一切文句は言えないってことだろ? そして武市さんはそれを覚悟の上で行動してきたんじゃないのか。
どうしてそれを認めてやれない? どうしてその覚悟の奥にある想いを分かってやれない?
命はなにものよりも重い? 確かに正論だけどもし本気でそう思っているなら、志に殉じる覚悟もないくせに「日本を変えたい、守りたい」だなんて軽々しく口にするな。
それじゃあ他の志のために命を賭した幕末の偉人たちに失礼だ!
この脚本家さんは一体何がやりたいんでしょう。「命>>>>>>志」だの「戦=悪」だの、こんなものは幕末を舞台にして訴えても滑稽でしかないというのに。
というか、このテーマのせいで以蔵があんなことになっちゃったのかしらん。
ラストの新選組に囲まれた時なんか、相手を斬り殺そうとするどころか「龍馬助けてぇえええええ」って……これがあの「人斬り以蔵」? ただの乙女ヒロインじゃねぇかっ!
次回はこの以蔵……もといいぞ子ちゃん(!)を巡っての争奪戦になるようですが、また「イノチダイジニ」と龍馬に馬鹿みたいに繰り返させるつもりなんでしょうかねぇ…。
(ってか、以蔵を追うのが新選組ってのは別にいいんですが、局長自ら追うか? 普通)
ということで次回は、武市さんの今後と宮迫さんに代わって登場いたしました、原田局長に注目したいと思います。
TRACKBACK
TrackbackURL
COMMENT