なんという本気度！

「天地人があんなぶっ飛び大河になったのは、『坂の上の雲』に優秀なスタッフが全員行ってしまったせいだよ」

などと、今年一年聞いてきた噂でありましたが……さて。本当のところはどうだったのか。

これでもし、駄目だったら……もう二度と大河に期待は持てない。

そんな気持ちで視聴いたしました、「坂の上の雲」

果たして、その結果は？

ｷﾀｷﾀ━(ﾉﾟ∀ﾟ)ﾉ ┫:｡･:*:･ﾟ'★，｡･:*:♪･ﾟ'☆━━━!!!

そう！　これ！！！　これだよ！！　こういうのを待ってたんだYOooooooo!!!!!!!!

いやぁ、もうＮ○Ｋの本気を見ました。
キャスト、セット、脚本、どれも実に良質！！！　これぞ、大河って感じで（いや、大河じゃないんですけどね）、幕末はあんまり好きじゃない私にも全然面白くて、１時間３０分があっという間に過ぎてしまいました。

いつになったら終わるんだろ？　この学芸会。と思っていた先週までが嘘のよう！

っていうか、冒頭からして違うもの。

渡辺謙の渋い語りの元語られる、諸外国に追いつこうと国を上げて、なりふり構わず、がむしゃらに頑張る元気で活気に溢れる国だった明治の日本。

その日本で懸命に生きた男たち……ってね。掴みの強さが半端ない。

で、物語が始まって、またキャラがみんないい味出してるんですよね。

主人公兄弟秋山兄弟（いやぁ、この二人の兄弟愛は絶品でしたv）、正岡子規は勿論、伊東四郎の親父がねぇ。「偉人ってもんは皆、貧乏の中から出て来るもんだ。だからな、俺はお前たちのために貧乏をやってるんだ！」って、ああいう人大好きです、ほんとw
西田敏行演じる高橋さんもいい！

そして、女性陣。全然誰もうざく感じない！！！　それどころか、みんなイイキャラしてる！　素敵！

さりげないやり取りにも、ぐっと来るセリフがたくさん散りばめられていたり……ホントに楽しかった！

いやぁもう、今から続きが凄く楽しみです！