壱号ブログ
雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。
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りっちゃん、ホントいい人だ・・・
えええええ、これでまた一年おあずけ?! そんな殺生な!!!
そう思わずにはいられなかった今週の「坂の上の雲」。
それくらい、今回も良かったです。
特に何が良かったかって、戦争にかけるそれぞれの想いですよ。
誰も私心なんて一切なく、ただただ祖国を想って戦う。
で、相手に対して憎しみはなく、それどころかお互い相手に敬意さえ持っている。
ここ最近の大河が、「戦は憎しみから生まれる」「戦を起こすのは私利私欲に目のくらんだ悪い奴」なんて理論を振りかざしまくっているのに辟易していただけに、とても良く感じられます。
そうだよ。みんな私事のために戦争してるんじゃない。祖国の利益のために戦ってるんだよ。
玉砕覚悟の作戦に志願兵が殺到したというエピソードも、なんというか胸が熱くなりました。ファシズムだなんだっていうより、あの頃の人たちは純粋に「日本」という国を愛していたんだなと。
そんな自分たちに命を懸けても構わないという情熱と誇りを持っているのもいいですよね。
で、この時の軍はまだ、「武士」なんだなとつくづく思いました。
「一家が全滅しようが怨みなし」だとか、「最高の幸せは死ぬ場所を見つけること」だとか、軍服を着ていても私には勇壮な戦国武将のように見えましたよ。
そんな熱い侍魂を持った漢・広瀬が今回さよならだった訳ですが……やっぱり最期までいい漢でした。
本当は戦いたくなんてなかったに違いないのに、真之に「ロシアに駐在していた自分だからこそ、できることがあるから大いに使ってくれ」と、あくまで毅然とした日本軍人であり続けようとしていたところは勿論、ロシアと直接戦争にならないよう、命を懸けて閉鎖作戦に志願するところがねぇ。ホントに友情に厚い男です。
最期、部下を必死で探し回ったのだってね。勿論その部下のためではありますが、真之の言葉に突き動かされたのが大きかったんじゃないかなぁと思うと。
ロシアの友人たちとの友情にもグッときました。
……ボリス、今回もとっても良かったです。哀切が滲み出ていて。最初はただのおちゃめな当て馬だったのに(←酷)ここまでいいキャラになるとは思わなかった! 嗚呼、彼には死なないで欲しいなぁ。
ということで今回もとても楽しく視聴した訳ですが……ここでまた一年間放置プレイとか! 鬼ですか、○HKさん!!!!!(号泣)
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