壱号ブログ
雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。
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パニッシャー(辛口ネタバレ)
「これは復讐ではない。制裁だ……」
【ストーリー】:FBIの潜入捜査官フランクが、麻薬取引の現場で、巨悪の資産家セイントの息子を死なせてしまう。怒ったセイントは、フランクの一家を皆殺し。かろうじて生き残ったフランクが、セイントへの復讐を誓う。
一応アメコミヒーローの一員なのだそうですね、この「パニッシャー」。
が、スパイダーマンやスーパーマンみたいな超人でもなければ、悪人に対して情け容赦もない。
家族を皆殺しにされたというのに、法は犯人を裁いてくれない。野放しにしたままだ。法には限界がある。だったら俺がこの手でやってやる! みたいな話な訳ですが、う~ん。いまいち感情移入が出来ない。
好きなネタだし、主人公役の人もなかなか渋くて良かったんですが、どうも描き方が薄っぺらい(まぁこれはこの作品全キャラに言えることなんですが)
あと、言動がどうも引っかかる。
「これは復讐じゃなくて制裁だ!」と言ってますが、どう見ても復讐にしか見えないので、きっぱりと復讐だ! と開き直ってやってくれた方が気持ちよかった。
んで、ラスト、奥さんたちの墓の前で「俺はやったぜ!」とか報告した後にでも、私刑執行人を公言するとかにすれば良かったのに。そしたら、結構ぐっと来たような気がするんだけどなぁ。
で、復讐の方法も結構えげつない。仲間割れするよう小細工して殺し合わせるなんて、あんたそれでもヒーローか?! と。
そして、一番気に入らなかったのがラスボス、ジョン・トラボルタ! もっと頑張れよ! ラスボスなんだから! あんなにあっさりやられてどうする!! ってか奥さんが浮気したからって(本当はしてないけど)線路に放り出すことないじゃないか。どれだけ、心が狭いんだ!!
と、内容に対しては文句たらたらだったのですが、声的にはたまらない映画でした
だって、なかなかお目にかかれない、冷徹Sな小山ヴォイスを堪能出来たんですもの
嗚呼! あの喋り口調いい! もっっと言葉攻めしてぇえええってな感じでした!
んで、敵役の山路ヴォイス。もっと暴れて欲しかったなってのが本音ですが、淡々と講釈垂れながら仲間を殺していくとこなんかはゾクゾクしました(←ビョーキ)
そして、思わぬ伏兵だったのが、ラスボスの側近役で出ていた大川さん! 嗚呼もう素敵!! BLCDの時より全然渋くてダンディで! しかもさりげにモーホーさんだったっていう。あ~そんないい設定があるなら小山さんなり山路さんなり襲ってくれればよk……略
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