変態村（←あ～あ～）

「　…………アイシテタ　」



【あらすじ】：売れないハンサム・シンガーのマルクがクリスマス・ライブを終え、次の目的地に移動中、山間の地図にも載らない小さな村へと迷い込む。そこで待ち受けていたものは…。

ついに……ついに見ちゃいましたよ！　ははは（乾いた笑）
いや、もう借りる時が恥ずかしくって……
とはいえ、探すのは必死でしたよ。さすがに私も「変態村置いてませんか？」と店員に聞く度胸はありませんので（←あ～あ～）

さて、それで肝心の感想でありますが……う～ん、なんかなぁ

まず、テンポやノリがよく分からない。これ、この映画に限らず、ヨーロッパ映画全体に言えることなんですが、どうも私はヨーロッパ映画特有の間やジョークがよく分からないんです。

馴染みがないせいか、私がヨーロッパに対してあまりに無知なせいか……判然としませんが、とにかく自然にテンポについていけない。
ストーリーも腐女子として触手が動かない訳じゃないですが、この愛の形はツボではないですし（←あ～あ～）
（とはいえ、モーホー描写があるとはいえ、厳密にいうとこの中に同性愛者は一人も出てきません。バルベルや村人はあくまでマルクを「女」として見ていますので）

それにストーリー自体もなかなか動かないし、動いてもツボじゃなかったりでどうにもこうにもです。
だって、一応ラブストーリーなんでしょ？　で、逃げるようなら、磔？　駄目駄目！　快楽で繋ぎ止めてよ！　折角どっかのBLゲーみたいな設定なのに（←あ～あ～）
（受主人公は何故か激弱で、流されやすいというBLの王道はちゃんと抑えてましたが（笑））

主人公マルクが静止画で見たよりも結構男前だったり吹替じゃなかったら、絶対最後まで見てねぇなと思いました。

ってか、吹替……。
そう！　実はこれ吹替で見たんです

いや、まさか吹替られてるとは思いませんでした。こんな映画をわざわざ…（←酷）
で、おじじおばばに迫られまくる不運なハンサムボーイ、マルクを誰がやったのか？　多分、BLCD常連の声優さんがやるんだろうと踏んでいたのですが………お前か、孫市！！！！（驚愕）
吃驚しました。まさか、I辺さん（not勉）がこんな仕事を引き受けるなんて思いもよりませんでした（だって、BLCDで見たことないし）

で、どうだったかと言えば、最高でした（←超絶汚い笑）
あの柔らかで穏やかな美声が、泣きじゃくって、怯えた声を震わせて、悲痛に喘いで……た、たまらねぇ（＊´д｀＊）ﾊｧﾊｧ　是非、今度BLCDにご出演を！！！！！！！！（真顔）

…なんて、内容には全く萌はないけれど、I辺ヴォイスに萌えまくってしまったものだから、楽しく見ることが出来ました。が……もっと、I辺さんの喘ぎを聞きたかったなぁ。ナニシーンがあるとは言っても、朝チュンだったり、寸止めなんだもんなぁ。けっ、温いぜ（←誰かこいつを止めろ！！！）

でも、一番きたのは、最後の「アイシテル」でしょうか。
あのぼんやりとした口調で、ぽつりと呟く感じがたまらない（＊´д｀＊）ﾊｧﾊｧ（愚）

で、そんなマルクを逃げてった奥さんと錯覚して、女装させて犯っちゃうペンションの主人がA元さんな訳ですが……見事な変態っぷり暴走っぷりでした（笑）素晴らしい！　変態の代名詞、ナリケンとためはりますよ？（←褒めてます）

ということで、イロモノの温いBLCDを見た気分でありました（声フェチ腐女子的感想）

そうそう、この映画の見物。村人のダンスシーンですが……確かにあれは、「助けてください！！　許してください！！」と懇願したくなりました。
豚との○○シーンより、よっぽどやばい…。