壱号ブログ
雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。
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姑獲鳥の夏 感想(ネタバレあり)
もう、この原作のせいで読書好きになったと言っても過言ではない私のお気に入り中のお気に入り、「姑獲鳥の夏」の映画版。やっと見ることが出来ました!
で、感想ですが正直言って……私的にはアウトだったかなと(ぼそり)
いや、多分原作に思い入れが強すぎるからだと思うんですが、と言うかあんなにとびとびなストーリー展開だったら原作未読の人にとっては訳が分からないんじゃないかとも思いますがやっぱりあの作品を万民受けする映画にするなんて無理があったのではないかと…。
だって、かなり設定が優しくなってましたもん。
まぁ藤牧さんが殺されるシーンや藤牧さんが”生まれる”シーンを原作通り忠実にやったらえらいことになるっていうのは分かってるんですがそれでも、あれはこの作品でかなりの重要シーン何ですから忠実にやって欲しかったなぁと。
って言うかそもそも京極作品はあれだけの分量であるにも関わらず無駄なシーンってないんですよね。全部、最後の伏線に通じている。
それなのにカットしてしまったりするから(藤牧さんの最初の独白とか「涼子さんの白い足から赤い筋がすぅーっと」とか「『狂いだよ』とか」)あんな、原作に本来あったはずの妖しさとか艶のある陰惨な部分とかが欠落した感じに……。
う~ん、可笑しいなぁ。「嗤う伊右衛門」は物凄くツボだったんだけどなぁ。
やはり作り手とのフィーリングが合っていないとどんなに好きな作品でも
面白くなくなってしまうのだなと思う今日この頃です。
で、感想ですが正直言って……私的にはアウトだったかなと(ぼそり)
いや、多分原作に思い入れが強すぎるからだと思うんですが、
だって、かなり設定が優しくなってましたもん。
まぁ藤牧さんが殺されるシーンや藤牧さんが”生まれる”シーンを原作通り忠実にやったらえらいことになるっていうのは分かってるんですがそれでも、あれはこの作品でかなりの重要シーン何ですから忠実にやって欲しかったなぁと。
って言うかそもそも京極作品はあれだけの分量であるにも関わらず無駄なシーンってないんですよね。全部、最後の伏線に通じている。
それなのにカットしてしまったりするから(藤牧さんの最初の独白とか「涼子さんの白い足から赤い筋がすぅーっと」とか「『狂いだよ』とか」)あんな、原作に本来あったはずの妖しさとか艶のある陰惨な部分とかが欠落した感じに……。
う~ん、可笑しいなぁ。「嗤う伊右衛門」は物凄くツボだったんだけどなぁ。
やはり作り手とのフィーリングが合っていないとどんなに好きな作品でも
面白くなくなってしまうのだなと思う今日この頃です。
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