壱号ブログ
雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。
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芸術の秋としゃれ込む
昨日は友人と「野田弘志展」に行ってきました。
私の中でのこの人は、「何でも写実の凄い人」という実に知識ゼロに等しい人だったのですが、友人Kが凄くいい!というのでほいほいついて行った訳ですが、初めに会場で出迎えてくれた野田さんの写真が、あまりに私の恩師S先生に激似な顔&ポーズに一気に愛着を覚えました(←え~)
と、冗談はここまでにして、その後は感動の連続でありました。
最初に見た“黒の時代”の作品群。これでがつんとやられたんです。
私が今まで見てきた絵画と言うのは遠くからどれだけリアルに見えても、よぉく近付いて見れば荒さや筆のタッチの跡が見えてしまうモノでしたが、この野田さんの絵は違う。
遠くから見て、「おー! スゲェ。これって描いたの?!」そして、近付いて見て驚愕。
何処まで目を凝らしてみても、荒さなんて見えない。それどころかこの絵の精巧さをより思い知らされる。
こんな絵、初めてです。
で、その後“白の時代”とかに続いていく訳ですが、歳を重ねるごとに絵の雰囲気がより柔らかく、そして瑞々しくなっていくさまをみていくのは楽しかった。
野田さんは“実存”を追及されてるそうです。
絵に描いたモノであるのだけれど、それが確かに息づいて存在させることができるか。
精巧さから、実存へ変わっていく過程が凄いです。
確かに、そこに生きて在るように思えてくる。
この人の絵は実際本物を目の前にしないと駄目な人なんだとつくづく思います。
写真でこの人の絵を見たら、ただの「写真」に見えてしまいかねない(それだけ、リアル)ので、対峙して、じっくり感じるのがいい。
ということで、実にいい体験でした。
私の中でのこの人は、「何でも写実の凄い人」という実に知識ゼロに等しい人だったのですが、友人Kが凄くいい!というのでほいほいついて行った訳ですが、初めに会場で出迎えてくれた野田さんの写真が、あまりに私の恩師S先生に激似な顔&ポーズに一気に愛着を覚えました(←え~)
と、冗談はここまでにして、その後は感動の連続でありました。
最初に見た“黒の時代”の作品群。これでがつんとやられたんです。
私が今まで見てきた絵画と言うのは遠くからどれだけリアルに見えても、よぉく近付いて見れば荒さや筆のタッチの跡が見えてしまうモノでしたが、この野田さんの絵は違う。
遠くから見て、「おー! スゲェ。これって描いたの?!」そして、近付いて見て驚愕。
何処まで目を凝らしてみても、荒さなんて見えない。それどころかこの絵の精巧さをより思い知らされる。
こんな絵、初めてです。
で、その後“白の時代”とかに続いていく訳ですが、歳を重ねるごとに絵の雰囲気がより柔らかく、そして瑞々しくなっていくさまをみていくのは楽しかった。
野田さんは“実存”を追及されてるそうです。
絵に描いたモノであるのだけれど、それが確かに息づいて存在させることができるか。
精巧さから、実存へ変わっていく過程が凄いです。
確かに、そこに生きて在るように思えてくる。
この人の絵は実際本物を目の前にしないと駄目な人なんだとつくづく思います。
写真でこの人の絵を見たら、ただの「写真」に見えてしまいかねない(それだけ、リアル)ので、対峙して、じっくり感じるのがいい。
ということで、実にいい体験でした。
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