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雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。

   

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だってね、本当にそう見えるんですよ!(声高)

たまには世俗(または腐女子)的煩悩から離れて、高尚な世界を堪能しようということで友人達と連れだって、宗教画の展覧会に行って来ました。

宗教画の描かれ方の移り変わりが分かるような展示配列でしたが、私としては宗教改革が起こったバロックあたりの宗教画が一番好きでした。

それまでの宗教画は形式ばってて、どことなく生気が感じられないんですよね。
しかし、宗教改革後の宗教画は実に表情豊かで、今にも動き出しそうな躍動感溢れる力強い描写で見ていて飽きが来ませんでした。

いやぁ~実にいいものを見た!
……と、思っていたのですが、一つ。私の清らかになりつつあった心に疑惑を投げ掛ける絵が目に飛び込んできました。

その絵画の名はニコラ・マリンコニコ作「良きサマリア人」!

題名を聞いてぴんと来る人がいると思います。
そうです、これは聖書に出てくる「良きサマリア人」という話の一場面を描いた絵なのです。
山賊に襲われ、倒れていたユダヤ人を宿敵であるはずのサマリア人が助けたという、とてもいい話……なのですが。

あ~本当に実際絵をお見せ出来ないのが残念です!

だって本当に、ほんとぉ~になんか凄くいかがわしい!(暴言)

上半身裸でぐったりと倒れている青年に覆い被さるように顔を近づける男。
その手には何やら液体の入った小瓶を持ち、もう片方の手で青年の白い肌を撫でさする。それに青年は表情を悩ましげに歪ませて………って!あ~~エロスっっ!!!!!!!!!!

もうなんか本当にエロいんですよ。男の青年の肌に這わせる手つきだとか青年の表情とか……おい、宗教画でこれは問題だろ!

一緒に見ていたG氏も同じ意見。やはり!もうなんてこったい!……と、思っていたのですがG氏と私以外は別にその絵にエロスを感じることはなかったそうで。

……それはつまり私とG氏は完全に腐女……と、まで考えてこれ以上は考えるのをやめようと思った今日この頃です。

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