壱号ブログ
雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。
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はだか執事 小峰プレイ その2
だって、「いじる」ですよ? なんかソフトな響きじゃないですか!
が、このゲームの「いじる」ってのは、私がイメージするそれとはえらくかけ離れたものでした。。。
(* 内容が非常に過激ですので、読まれる場合はご注意を。。。)
どうもこのゲーム、執事を虐めてなんぼのゲームだったらしく、前回書いた小峰さんの*に何をぶちこむかって選択肢を
「ゴーヤ」→「大根」→「目に映るもの全部(アスパラ+とうもろこし+なす+ごぼう)」
というどう考えても小峰さんの*は四次元ポケットとしか思ってないような選択肢を選ぶことで真のルートへいけると……って! 分かるか、そんなもん!!
ってか、どうやってこんなもんに萌えろっての! 痛いだけだろ!!! 小峰さんも超痛がってたし!(これがまたねぇ、声優さんが上手いからホント痛そうで(泣))
あと、これとは別に、料理が上達するためには未知の味を体感すべきだとか何とか言って、フェラさせて、自分のケフェアを飲ませます。ええ、意味が分かりません!
この時もなぁ……すごい苦しそうなんだよね、小峰さん。ぺろぺろくらいならまだしも、ガンガン奥へ突っ込むからさぁ。「オェエエ」とか言ってえづいちゃって。可哀想に……と思ってたら、「この味好き」とか言い出す小峰さん。マジですか?!
しかし、こんなのは序の口でした。
次に主人公、小峰さんを物置に監禁して、例の仕事に行けなくしてしまいます。しかも、例の仕事が始まる数日前からです。その間、ご飯は一切与えず。。。
これはお仕置きだ。お前は俺だけの執事で、他の誰かのために飯を作ろうだなんて言語道断。そんな簡単なことも分からないバカなお前への! って……はっきり言おう。バカはお前だ!
とはいえ、小峰さんはこの後従順な態度を取るようになります。このまま反抗してたら主人公に殺されると思って。実に賢明です。しかし、もっと賢明なのはここを辞めることだと思いますよ、小峰さん!!!
そして、主人公。さらにギアを上げます。こっから、めくるめく執事イジメタイムがスタート! なんですが……カオスです。。。
その尤もたるが……ある日。まかないがうどんだった時のこと。「小峰さんのうどんは俺が盛り付けるよv」と言い出す主人公。
智明「小峰さんにはいつも美味しい料理作ってもらってるから、感謝の気持ちを込めて俺が特別に作った。だから、お前らのはない」
有里「え~小峰さんだけずるいですぅ!」
智明(悪いな、有里。もう、「出ない」んだ)
俺の特性『とろろぶっかけうどん』(とろろが本当は何なのかご想像にお任せします)
智明(小峰さんの分だけは、めんつゆも調味料も一切加えていない純粋な、真の、ぶっかけうどんなのだ)
で、それを食いながらおっきする小峰さん。デ○ノートのLのAAを貼りたい気分。
でもさぁ、いくら小峰さんがおっきさせるくらい気持ちよくても「オエッ」とか「ゲェッ」とかしか言わないから、こっちは萌え云々以前に胸焼けや!!!
この後も、
・ジョン丸(notホモサピエンス)との初体験(これ一体誰得?!)
・「俺、ミルクティが飲みたいなv ミルクちょうだいv」(ミルクとは何を差すのかご想像n…略)
だなんてとんでもプレイが続きます。
小峰さんがコックだから、食べ物(???)で攻めたんでしょうが……正直萌え皆無です。
こんなん萌えられるか! 小峰さんは主人公のケフェア飲むの大好きだし、プレイに使った食材は後で全部小峰さんが美味しくいただいたからいいだろ? って? んなの関係あるか!
小峰さんずっと「痛い!」か「おええええ」しか言ってないんやぞ!(号泣)
嗚呼、こんなぶっ飛び発想の外道をいい奴なんて一瞬でも思った私がバカだった!
そして、蝶毒の藤田犬エンドに私は宇宙を見たと思っていたけど、あんなん可愛いもんだったんや!(号泣)
と、あまりのぶっ飛びぶりに萌えもくそもなかったんですが、それでも……一応心理描写はしっかりしてるんですよね。
主人公がただの変態ドS野郎だから! で、説明を終わらせるんじゃなくて、放浪癖があって、今ではなく未来ばかりを見据えている小峰さんに苛立っていた思いが暴走して……という段階がありましたからね。
他なんか見ないで俺だけを見て欲しい! この気持ちだけは分かる。
小峰さんが自分のケフェアの味を瞬時に分かったり、床に落ちたのまで舐めてくれることに小峰さんからの愛を見出す気持ちは全く理解できんけどね!!!!!!!!!!
小峰さんもなぁ……どんだけ忍耐強いんや! と思いますが、自分にここまでの仕打ちをしてくるのは、智明が自分のことを好きだからじゃないか? と思って我慢してしまう気持ちも……まぁ分かる。
だから、仕事の期限がきた時に、決死の思いで智明に告白にきた小峰さんは泣けました。「トモちゃんのことは好きだけど物にはなりたくない。一人の恋人として見てくれるなら、自分の全部をあげる」「俺、人間相手では処女やで?」……小峰さん(涙)
って、そう! ここまですんげぇプレイしておきながら、この二人最後までしてないんですよね!
プレイがあまりにもあんまりだったんで気付かなかったよ! 吃驚だYO!
で、まぁそんなわけだから智明がそんな小峰さんを抱いて、「俺も好きだ!」って言った時は感動ひとしおでしたよ。
……嗚呼、小峰さん! やっと気持ちが通じたよ! えがったえがった! と智明に抱かれて幸せそうな小峰さんの笑顔CGを見て思っていたのですが、、、、
智明「嗚呼。この玩具、気持ちよくてサイコーだぜ!」
実はこの時、智明は「俺が小峰さんのご主人様でいられるのは今日で最後。明日になれば、別の男のご主人様になっちまう。だったら、徹底的に小峰さんをぶっ壊しちまえばいい。それなら誰のものにもならない!」だなんて思ってましてね、それで……って! どんな理由があろうと酷過ぎるわ!!!
もうね、この瞬間。はっきりと聞こえたよ。小峰さんの心が砕け散る音が。。。
そして、小峰さんはぶっ壊れて・・・
・゚・(ノД`)・゚・。
なに? この幸せの絶頂から容赦なく突き落とす感じ! 私は最後だけは絶対報われると思って耐えてきたのに、救いは……救いはないんですか?!(絶叫)
と、思っていたら、ここで別の執事が入ってきて、本当のご主人様・神代さんが主人公に遺産の全てを相続すると言う遺言を残して亡くなったことが知らされます。
ええ?! なに、その都合のいい話!?
でも……今は、そんなことより……じゃぁ、主人公が小峰さんぶっ壊したのって……な、何だったの?
で、主人公は小峰さんがぶっ壊れているのに気づいているのかいないのか。これで小峰さんをずっと自分の執事にできる! ヒャッホ―! と喜びながら、ぶっ壊れた小峰さんを揺さぶり続けます。
「アハアハハ……もうええ……どうせ、俺の心なんかいらんし……アハハハ」
……虚しい。そして、痛すぎるぞ! なんだこれ(号泣)
こ、こんなのってないよぉおおお! とレ○アース最終話の主人公みたいに雄たけび上げたい気分だったのですが……
小峰ルートをプレイする前に 言っておくッ! おれは今 小峰ルートを攻略した
い…いや… 攻略したというよりは まったく理解を超えていたのだが……
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
「攻のザ○メンで受のお腹がパンパンに膨れ上がり、
その腹を押したら、アヘ顔の受の口からザー○ンが逆流噴射した」
な… 何を言っているのか わからねーと思うが
おれも 何をされたのか わからなかった…
頭がどうにかなりそうだった… マニアックプレイだとか人間ビックリショーだとか
そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を 味わったぜ…
という○ルナレフ状態になって、小峰ルート……「終」!
え? なに、これがグッド・エンドなの?!
ちょっ! 斬新ってレベルじゃねぇよ! と、叫んで小峰ルート終了。。。
いやぁ……何だろう、これ。凄まじすぎる(´Д`;)/ヽァ・・・
が、そうは言いながらも、結局最後まで出来ちゃったっていうね。
なんというか……正直、プレイはあまりにもマニアックかつ痛すぎて、飛ばすことしばしばだったんですが、心理描写が興味深くて。。。
主人公は「ご主人様」として振る舞わなくていけない。
執事は「ご主人様」の命令には絶対服従。
たったこれだけのルールがここまで人間関係を歪ませるのかと……なんていうか、大学で習った心理学の実験を思い出しました(一般人を囚人役、看守役に分けてごっこ遊びをさせる奴)
他ルートでは、このルールがどんなふうに作用してくるのか。。。
ま、まぁこのルートがここまですごかったってことはきっと、これが一番とんでもルートで、他はきっとこれよりヌルイはず……
……と、この時は思っていました。。。
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