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雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。

   

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なぜあんなに秘密主義なのか。。。

今回は……面白かったです。
気に入らないところとか色々ありますが、無味無臭で何の起伏もなく淡々と「ふーん」となるばかりだった最近を思えば、今回は一応「おお」と思うところがあった。

それが、頼盛の苦悩ですね。

一族が次々と出世していく中、懸命に働いても参議にしてもらえないことの焦り、疎外感、苦しみ。これはこれまでの積み重ねもありますから、しっかり伝わってきました。

その苦悩を利用されて……のとこは、おいおい。こいつも家盛兄ちゃんの二の舞か?! なんて感じでしたが、

自分だけ出世させてもらえないのは、保元の乱での確執や自分が正妻の子ということで清盛が自分を疎んでいるのではないか?? からの、新しい武士の世を創るために頼盛は必要な男だから、朝廷に縛られないよう高位にはつけなかったってオチはなかなか良かったです。

一見すると、ないがしろにしているようにしか見えないけれど、実は……いやぁ、こういうミスリードは好きです!

と、ドラマ的に見れば盛り上がり、ええ話やぁ! と綺麗に落ちましたが……ぶっちゃけ、清盛自分の考え言わなさ過ぎじゃね? と思わずにはいられない。

頼盛をそこまで信頼してるなら、自分の考えを早々に披露しろよ。で、お前には高位につかせてやることもできず、辛い思いをさせるが、一族の悲願である武士の世のため耐えてくれと頼んどけYO! 
そうしていたら、頼盛もここまで追い詰められて辛い思いをせずに済んだのに。

で、これは重盛に対しても感じたんですよね。重盛に京での平家を一方的に任せて、「こんなことをする真意を教えてください」という重盛の言葉も無視して自分は福原へGO! ですからね。

表面上、平家の全てを任せる重盛にこれからのプランを一切説明しないってどうなの? 重盛は「教えてくれ」と頼んでるのに……まぁこれも、ラストで頼盛に清盛が真意を告げるシーンを盛り上げるための焦らしシーンだと何となく分かるのですが、重盛は困るっちゅうねん! 

なぜここまで真意を話さないのか。今話してしまったら不都合な理由があるのならいいのですが、そんなもの一切ない……いやむしろ、話しておかなきゃ不都合なことだらけなのに秘密にするから非常にもにょる。

俺が何も話さなくても、重盛も頼盛も優秀だから分かってくれると思ってんの? だったら、こいつらの優秀さを具体的に描写してくれ! 「頼盛は我が夢には必要不可欠な男」「重盛に京都を任せる」と口先だけで言われても、本当にこいつらがそう言われるに足る男なのか分からん!

ゴッシーの思わせぶりな科白も……一々面白いんですけどねぇ。具体的にどうしたかの描写があんまりないからなぁ。
(ってか、今週はいつものゴッシーに戻ってましたね。先週は「お前は誰だ?!」みたいな感じでしたから……あれは一体何だったんだよ。。。)

ということで、兄弟の長年の確執が解消されるカタルシスは良かったものの、それに重点を置くあまり、他がおざなりまくり(特に政治面)なのが気になる京都サイドでした。

そんで、伊豆サイド。義朝の回想シーンがありましたが、ぶっちゃけあれ見ると政子のほうが義朝の子に見えてしょうがない(爆)あの野人っぷりは絶対義朝の血だろうよ! と。

で、いつまでも悲劇のヒーローぶっていつまでもグジグジグジグジ…∞ な頼朝のうっとうしい、しみったれさを解消するために何度も政子のわんぱくっぷりを繰り返していましたが……正直両方うざい。。。
そんなに何度もしつこくやらんでええがな。どうせ内容一緒なんだから。

あと、気になったのが、北面の武士はホントにあんなに頼朝に同情的だったの? なんかやたら頼朝の肩持って清盛を責める理由がよう分からんかった。
昔、義朝に世話になったっぽい回想が入ってましたが、いくら世話になった父親の息子といえど、自分の軽率さから過ちを犯したくせに、それを清盛のせいにしていつまでもグジグジしてる女々しい頼朝の味方をしようと思うかなぁ?

武士の世界はそんなに甘いもんじゃないと思いますがね。恩人の息子だろうがなんだろうが、自分の家に害を及ぼす存在であったり、力も精神も弱いだけの男であったなら見向きもしないんじゃないか? 

それなのに、あんなに皆から心配されてさぁ。これって、つまり……今まですっげぇこの人たちに良くしてもらってたことだよね? それなのに、あんなにいじけてんの? まぁ頼朝君は周りが目に入らない方なのね(失笑)

私的に、頼朝は周囲の顔色を注意深く窺いつつ育ったってな印象があるので、それを全く考えない頼朝には非常にモヤッとしてしまいます。。。

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因みに、よく飲むのは「あさげ」

今日、スーパーに行くと「ひるげ」が安売りしてたから、嬉々として買う。

何でか分からないんですが、うちの周辺では「ひるげ」を売ってないんですよね。
「あさげ」と「ゆうげ」ばっか。

このへん赤みそ需要ないんかなぁ? 美味しいのに。

東のほうは普通に売ってるらしいとか聞いたことがあるんですけどね。

…………ということは、東は「ゆうげ」が売ってないとか?



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9月3日23:47  kou様 
いつもコメントありがとうございます。今回更新分、普通の攻なら「この関係を辞めたいとかふざけんな! 絶対許さないからな!」と 感情にまかせ力でねじ伏せるところですが、そうしないのが板垣の持ち味と言いますか、恐ろしさと言いますか(笑)不器用なりに相手を大事にし ようと一生懸命なキャラも好きですが、こういう、どこまでもクレバーで策士なキャラも書いてて楽しいです。今週大河、白河院も出てきてました が総集編みたいな感じで非常に薄味でしたね。正直かったるかったです。また、昨今の大河の役者さんが全然老け演技(というか、老獪にして貫禄 がある演技)ができないのも困ったものですね。さらに、かっこ悪いとか思うのか老けメイクもしないから、五十です、六十ですと言われても 「はぁ?」となってしまう。そんなに嫌なら、年相応な人とチェンジしろってのと思ってしまいます。朗読CD、私もそんなに聞く方ではないので すが、声の良さも演技力もある方の朗読は本当に聞いてて惚れ惚れします。ドグラマグラは難しいですよね。若者の一人称で話は進みますけど、よ く喋る正木博士や若林博士は結構歳ですからね。佐野史郎……確かにっぽいですね!(因みに、佐野史郎版の「人間椅子」もありました(笑))常 田さんは「まんが日本昔ばなし」の人ですよね? あの人も素晴らしい語りですよね。声優界も俳優界と同じくイケメン声がもてはやされておりま すが、こういう味わい深い演技力と声の人も活躍してって欲しいものです。



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清盛、いつになったら白髪生えるん?

前回、中休み回だったなぁと思ったわけですが……今回も前回と同じ中休み回だったでござる!
……いや、ぶっちゃけ前回より間伸びしてたんじゃなかろうか。

だって、何度も何度も清盛が苦しんでるシーン流すんだもの。。。

前回も舞を舞うシーンが時間稼ぎと言わんばかりに何度も挿入されてましたが、あれはまだ視覚的に見て楽しめるからそこまで苦痛を覚えませんでした。でも、今回みたいに清盛が苦しんでる顔をドアップにされて「うーん、うーん」唸られても……何をどう楽しめと。。。

ってか、なんであそこまでしつこく清盛が苦しんでる様を描写したんだろう?? まぁ非常に夢見の悪い夢は見てたけどさぁ。いくらなんでもしつこ過ぎる。。。
(まぁ、「殿が亡くなられたら、生きている意味なんてない」という盛国の言葉は、主従愛スキーの私には非常に美味でしたが……でも、盛国。時子を差し置いて清盛の看病役とは! どんだけ殿を愛してるの?!(爆))

で、さらに言うなら、なぜここで突如、清盛誕生エピの再確認&白河院なのだろう?? 唐突過ぎてかなり引っかかったなぁ。倒れる前あたりから、白河院をふと思い出したりしていればすんなり入ったんだろうけど、欠片も思い出してないから……うーん。

とはいえ、相変わらず白河院はいい味出してたし、舞子さんは美人だったし……清盛と白河院の最後の会話もよかったです。特に、「俺がここまで昇ってこれたのは、この身に流れる白河院の血ではなく、この身に浴びた叔父上や義朝の血のおかげだ」って科白がねぇ。二人の最期を思い返したりなんかしてジーンときました。

そんで、白河院との邂逅から目を覚ますと目の前にはずぶ濡れゴッシーが! ……って、今回のゴッシーはキャラ違いませんでした? えらく可愛くなっちゃって、「清盛が死ぬかもしれないと思うと、ゴッシー怖い!」「清盛があの目で見つめてくれるから、ゴッシーこの世に生きていていいって気がするの!」と泣いたり、鴨川が氾濫してんのに、籠捨てて徒歩で清盛の屋敷に駆けつけたり……なんだ、この清盛ラブっぷり! 

で、目を覚ました清盛に涙流しながら「死にぞこないめ!」って……どっからどう見ても正統派ツンデレです。本当にありがとうg…略
(あと、話には全然関係ないんですが、今回のゴッシーの項の色っぽさは凄かった! やっぱねぇ、項を色っぽく綺麗に見せるなら着物d…略)

それから、重盛と時子&宗盛&時忠の確執がねぇ。

これ、子ども時代にもやってましたよね。清三郎ちゃんに「お前の親父は前の奥さんが好きだから、今の奥さんの子どものお前は愛されてない」だの何だの言って。……もう、こういう時の時忠はホント嫌だな。

何が嫌かって、清盛や重盛には直接言わず、こそこそ宗盛&時子をそそのかしてるとこと、宗盛を当主に推す理由がどこまでも私事なとこ。

忠正おいたんは正々堂々忠盛や清盛に、家督は家盛に! と進言してたぞ! それに、清盛はよその子で言動も問題だらけだったから…など色々理由があったから、おいたんの主張は納得できた。

でも、時忠にはそれがない。確かに重盛は時子の子じゃないけど、れっきとした清盛の子どもだし、清盛の右腕として立派に働いてもいる。にも関わらず、へたれの宗盛を当主に! って主張してんのは、ただただ姉ちゃんの気持ちのため。これじゃ納得できねぇっての!

まぁこれ、清盛が重盛ばかり猫っ可愛がりしてて……とかなら納得できるんでしょうけど、別にそんなことないからなぁ(全員平等に可愛がってる感じ)だから余計にモヤモヤ。

それから重盛。最近意味深な不機嫌顔&無表情ばかりで、何を考えてるのかって描写が一切ありませんね。だからなんかもうサイボーグみたいで人間味があまり感じられなくなってきた。

そのせいで今日、たまたま時子たちの話を聞いてしまったシーンも、なんだこいつ。すげぇ得体がしれねぇ! 不気味だ! 感ばかり際立って、彼の孤独感があまり感じられなかったんですよね。それが非常に残念。

と、色んな人に悶々したわけですが、一人いじけまくってる頼朝で全てが吹っ飛びました(笑)いやぁ、ホントダメ人間過ぎるだろう、あいつ! そして、最後の最後に出てきた頼朝の運命の彼女。
タッキー義経の時の財前・政子が凄まじすぎたせいで、随分可愛らしく見えました(笑)是非とも、次回ダメニート・頼朝にビンタなりと喰らわせていただきたいものです。

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いや、本気でキレてたらあんなもんじゃないっすよ by板垣

前回、最高に下衆い科白を連発して、ハッスルしまくっておりました板垣ですが、今回は……ここまでやっといて、「俺はお前を●姦したい訳じゃねぇ」とか素知らぬ顔で言えちゃうのが、板垣クオリティです★

しかも、なんでだかジイジが悪いということになっているという(笑)
ジイジ、板垣の口車に乗り過ぎです。

まぁ、こうでもしないと意地っ張りなジイジは素直に話してくれませんからね。
しかし、そういうところは見抜けても、こういう関係を止めたい本当の理由までは看破できてなかったわけで……。

多分、次回で最終回かな? 別の理由でハッスルしてる板垣で〆になると思いますが、最後までお付き合いいただけましたら、幸いです!

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「蟲」とか「芋虫」とかないかしらん

最近、ふとしたきっかけで江戸川乱歩「人間椅子」の朗読を聞きました。しかも、読み手は今は亡き名優・M繁久彌さん!
あの人間椅子が朗読されていただけでも驚きですが……いやぁこの取り合わせを見た時はホント吃驚しました。

で、肝心の朗読はどんな感じだったのかと言うと……これが凄い!

私は晩年のM繁さんしか知らないので、オッコトヌシ品のある老紳士的なイメージしかなかったんですが、この朗読では見事に、病的ないやらしさ、下品さ、おぞましさが色濃く出ていました。

特に、何度か出てくる「奥様、奥様…」の呼びかけの言い回しが秀逸過ぎる。ホント、心の底から気持ち悪い(←滅茶苦茶褒めてます!)

容易にね、想像できてしまうんですよ。世にも醜い……女性と話すことさえできない男が、椅子の中で美女と革一枚越しに接触して鼻息荒く恍惚としてる異常な光景が!

最後の方の、「奥様、奥様! もう革一枚越しの接触では足りないのです! 奥様を愛しているのです! どうか、憐れな私めに一目逢っ て下さいまし!」と熱に浮かされたようにまくしたてるとこなんか最高潮! ホント素晴らしい!

しかし、ラストの「実はあの文章は創作でね、てへぺろ★」手紙では、今までの気持ち悪さが嘘のように、渋い男前ヴォイスで喋り出すから驚愕。
え? ホントにさっきまでの気持ち悪いヴォイスと同一人物!?(←気持ち悪い言い過ぎ!)

いやぁホントに凄かったです。さすが名優! 
「山月記」のE守さんの朗読とは違う意味で素晴らしい!

他にもこういうのないかなぁ。。。
最近、純文学の朗読CD結構出てるけど、純文学に馴染もう! と、とっつきやすいように言葉を分かりやすくもじったり、萌え要素なんか入れたりしたものばかりなんだもんなぁ。。

こういうのは下手にもじったりせず、作品そのままの世界を楽しみたいわ。確かに使ってる言葉は難しいけど、それが味わいだし、朗読すると非常に美しい響き、調子になるから(山月記なんか特にそう)

因みに今、ぜひ朗読で聞いてみたいのが「ドグラマグラ」(←!)あれ、すごく音の調子がいいから朗読で聞いたら、きっと楽しそう!  胎児よ 胎児よ 何故躍る 母親の心がわかって おそろしいのか~ってね。
で、終わる頃にはチャカポコ発狂…略



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8月26日23:09  kou様 
いつもコメントありがとうございます。盆も過ぎたというのに、暑さなかなか和らぎませんね。9月といえば秋と認識していたのに(涙)今週大河、薄味平家一門が主軸になると、どうしても盛り上がりに欠けますね。まぁ登場人物キャラがキャラ説明始めちゃうってことは、キャラ立ちができてないってことですから……主要メンバーにもっと濃い人は出て来ないものですかね。。で、そんな中白河院 再登場な訳ですが、ここだけの話、これを機にマツケンさんと伊東さんをチェンジして欲しいと思ってみたり。これは最近の大河でずっと思ってることですが、役者さんが老獪な威厳さを表現できない(または老け演技を毛嫌う)のなら、朝ドラのように年齢に合わせて役者を 変えてしまえばいい。それなら、主役の年齢に合わせて周りの配役を若くしたりなんてこと、せずに済むのに……なんてね。でも、これって哀しいことですよね。昔の大河で主役を張っていた役者さんは、若い演技から年老いた演技までちゃんとできていたのに(同い年くらい役者さんが息子役やってても普通に成立させてましたからねぇ)その時の人気だけで判断せず、確かな演技力で配役して欲しいものです。因みに、ジョジョ。おっしゃること分かります。私も正直期待と不安半々です。でも、過去のOVAアニメの出来が素晴らしかったので(特にダービー回は秀逸)ついつい期待してしまうんですよね。

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