壱号ブログ
雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。
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「狗神さまはもっと愛妻家」(表紙紹介)
<あらすじ>
狗神の月影と神嫁の幸之助が夫婦になって一年。幸せに暮らしていたが、月影の親友・雪月が現れた事が不穏な事件の引き金になり……!
前回に続き、今回も春のぽかぽかほのぼの可愛い素敵イラストですv
とはいえ、前回とはまた違った春らしさが出ていて、素晴らしい!
ちなみに、月影が抱っこしているおむつワンコは、二人の愛の結晶……ではなく、月影の双子の兄上・陽日ちゃんになります。
ええ? 双子の兄貴 なのに、どうして赤ちゃんなんだよ? という謎は、ぜひ本作や前作でお確かめを!(←果敢に宣伝をねじ込んでいくスタイル)
それと、もう一匹の灰色ワンコは本作からの登場になります。
一体誰なのか……については、本編を読んでのお楽しみでございます。
さて、お話のほうですが、表紙に出てくるくらいなので、今作は前作以上に陽日ちゃんが出張ってます。
編集様の「陽日ちゃんを積極的に絡めた、可愛い&ほのぼの話でいきましょう!」という言葉をとっかかりに作った話ですからね。
それから、あらすじにも書かれております、月影の親友「雪月」
この二人のキーマンの元、今回も色々起こっていきますが、たんぽぽ夫婦は相変わらずラブラブのほほんと頑張っていきます( ついでに、いけ好かないイカレ鴉諸々も)
そんな二人を、六芦先生は挿絵でも活き活きと描いてくださいました。
表紙同様どれもいいんですが、特に七枚目イラストの表情が秀逸で……あれはぜひ、見ていただきたいですね。
六芦先生、今回も素敵なイラストをつけてくださってありがとうございました!
また、今回もコミコミスタジオ様で特典小冊子をつけていただくことになりました!
……が、これがやたら長い!
小冊子ページていうと、18ページ。文庫のページ数で言うと、40ページもあります。
いくら編集様から「ページ数は特に気にしなくていいですよ」と言われたからって、なぜこんなことに。。。
さらに、これで力尽きて、いつもサイトであげてるSSも用意できず。。。(←駄目過ぎる)
ま、まあ、それだけの力作(?)なので、よろしかったらコミコミスタジオ様でお買い上げいただけたらと思います!
さて、そんなこんなで発売までもうちょっと。
やっぱり今回もドキドキです。
告知
タイトル : 「狗神さまはもっと愛妻家」
イラスト : 六芦かえで先生
発売予定日 : 3月16日(水)
あらすじ : 狗神の月影と神嫁の幸之助が夫婦になって一年。幸せに暮らしていたが、月影の親友・雪月が現れた事が不穏な事件の引き金にな り……!
タイトル・あらすじを見て、ピンッと来られる方もいらっしゃると思いますが、今作は以前出していただいた「狗神さまは愛妻家」の続編になりま す。
文庫で続編が出せるのは初めてです。これも、前作を手に取ってくださった皆様のおかげです。ありがとうございます。
さて、今回の話ですが、前作の一年後の話になります。とはいえ、今作だけ読んでも話が分かるようになっていますので、前作を読んでいない方で もお手に取っていただけたらと思います。
勿論、前作を読んでいるほうがより楽しめると思うので、まだ前作を読んでいなかったら、ぜh…略
具体的内容については、書影が上がった時にでも。
これがまたね、今回も惚れ惚れするほど可愛くて……早くご紹介したいです!
とりあえず、今回は簡単なお知らせ程度ということで。
兄ちゃんの「父上っ?」のバリエーションの豊かさよ
そりゃ、元同僚で、自分たちを信じて裏切ったいい人春日さんが相手だったからね。気にならないわけがない。
色々思い悩む源次郎(その様子を心配そうに見つめ、自分なりの言葉で励ます兄ちゃんや、さりげなく話しかけてあげる出浦がいい味出してるんだな)で、またやっぱり梅の元に向かうわけですが、いやあホント梅は源次郎が言ってほしい言葉を的確に言いますよね。
多分、彼女はかなり苦労人で、色々と経験積んでるからああいうふうにスッと言葉が出て来るんでしょう。まあ、あまりにも優等生過ぎて胡散臭い気がしないでもないけれど(苦笑)
そういえば、ここで「戦は嫌でございます」が出てきましたが、単なる平和主義で終わらせるのではなく、「戦に勝つ、負けるではなく、いかにして被害を最小限に抑えるかが大事」という観点&百姓である自分の視点で語ったのがよかった。こういうのはとても大事。
さて、源次郎が悩んでいる間に、昌幸パパたちは色々動くわけですが、パパがどうして自ら信濃を治めるのではなく、国衆で力を合わせて信濃を統治していこうとしたのかって理由が、自分には果たして、かつてこの地を治めた信玄ほどの器があるか自信が持てなかったからっていうのが、なかなか人間臭くていいなと思いました。
そうだよね。信玄と自分を比較して……ってなると、どうしても尻込みしちゃうよなあ。
まあ、この迷いのせいで、室賀さんが可哀想なことになってますけど。。。
室賀さん、ホントは昌幸のこと結構好きなんだろうな。それで、俺たち国人衆力を合わせて信濃を守って行こうぜ! と、誘われて嬉しかったんだろうなあ。
パパの誘いに乗った後、ものすごく張り切って国人衆の説得に当たる&源次郎に対して昌幸パパへのツンデレコメントを披露する室賀さんを見てると、なんかすごく切なくなる。
やっぱ、俺が信濃治めるわあ。なんて言われて、「はい。そうですか」と頷くわけないし、パパもそれが分かってるから、黙ってるわけだけど……パパ、そういうのがよくないと思うの。。。
そういや、室賀さんは源次郎には優しいのね。兄ちゃんには「黙れ、小童!」×4なのに。兄ちゃんの何が嫌いやねん。親父と一緒で顔か?(爆)というのは冗談で、ちょい同族嫌悪なのかなって気がしないでもない。
なんか、あの生真面目な感じ、兄ちゃんと通じるものがあるのよね。
その兄ちゃんですが、今回もものの見事に親父に振り回されっぱなしでした。おまけにあの嫁さん……すごいよね。あの人の話全然聞いてない上の空っぷりといい、「やだ! 重くてご飯がよそえない!」という非力アピールといい……あんな嫁が家で待ってると思ったら、相当憂鬱だろうなあ。
(それに引き換え、昌幸パパと母上……何ですか、あれ? ラブラブじゃないですか。「薫の膝は殿を膝枕するためにあります」とかね。やだ、可愛い子と言って。今まで一番可愛く見えたわ、母上(ついでに、「……おやすみなさい」とすごすご退散していく昌幸に爆笑))
しかし、最後のほうで、吹っ切れた源次郎が、兄ちゃんが語った策に異を唱え、自らの策を披露した時、何とも嬉しそうにしていたのが非常に印象的でした。
兄ちゃん、ホントええ奴やで。
あとは、信尹おじさんが一々かっこよくて辛い。とか、
そりゃ、エンジェル景勝さまだって切れるよね。とか、
兼続、相変わらずの絶対零度視線&口調たまらん! とか、
氏政の顔芸が素晴らしい。とか、
家康さん、今回は思い切りガッツポーズなんかしちゃって可愛い。正信、相変わらずの食えなさっぷりが素敵。とか、
鷹さん、今日は大活躍ね! とか
今回も楽しく見れました。
そして、来週。ついに兄ちゃんが忠勝と出会うようですね。どんな出会い方をするのか、今から楽しみでしかたない!
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「ずっと、ずっと。」(「そっとずっと。」のスピンオフ)
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「羊かぶりの恋」シリーズ
西堂兵助(27歳・花屋(組長の弟)) × 高杉亨(29歳・やくざ)
「繋いだ手のその先に」
板垣清忠(28歳・やくざ) × 如月永惟(29歳・外科医)
私の他にもたくさんの素敵作品が対象になっておりますので、これを機会に手に取って(?)いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします!
>web拍手レス
2月29日21:09 kou様
いつもコメントありがとうございます。身近のインフルは沈静化したでしょうか? こちらはインフルではなく花粉症が猛威を振るいはじめました。こちらも厄介です。今週大河、最近のお花畑&偽善展開に辟易していた我々には痺れる展開でしたね! 家を守るためには何でもやる。こうじゃないと。まあ、昌幸パパはやり過ぎな感はありますが(だが、そこがいい!)悲劇の春日さん、叔父さんの哀切もよかった。そして、おっしゃるとおり、お腹の中まっくろくろすけな人たちだらけの中で、景勝のエンジェルっぷりが映えましたね。これは、作中一番冷徹に見える兼続が全力で守ってあげたいと思うに納得な感じで……ああ、できれば、兼続主役の大河でこれが見たかった。それなのに、どうしてあんな…以下略。家康パートは相変わらずほっこりしてていいですね。乙女のように震える家康さんにクール&甲斐甲斐しくお相手する正信。ホントいいコンビです。どうか、この調子でこれからも行ってほしいところですが……ぬるま湯大河に慣れてきた視聴者さん、耐えて(?)ほしいものです。
兼続「天地人でついた俺のイメージ、見事払拭!!!」
ラブ&ピースの男・泣き虫兼たん「そこに、義(愛)はあるのですかっ?!」
本領安堵詐欺男・官兵衛さん「テンカタイへーのためでございます!!」
最近の戦国大河主役の男主人公は、品行方正。清廉潔白。いい人キャラで、(ドラマ内だけでは)皆に愛されるキャラ像でした。
が、それらの主人公に対して、「馬鹿言え、それじゃあこの乱世を生き残れねえよ」と鼻で嗤う方々ばかりが登場する今大河。いいですねえ。やっぱり戦国ものはこうでないと。
今回は、それぞれの思惑が交錯する非常に見応えのある回でした。
前回の振りからして、昌幸パパは源次郎も嵌める気でいるなと、薄々分かってはいましたが……春日さんの調略一つで、まさかここまで考えていたとは。鮮やか過ぎて惚れ惚れします。
最近、墓穴掘ってばっかだったからね。やったね、パパ!
信尹おじさんもいい味出してました。
兄貴に負けず劣らずの策士っぷりもよかったですが、「お前、俺のようになりたいって言ったな? ……俺のようにはなるな」と言った、あの表情が非常に印象的でした。
何も言わないけど、きっとおじさんの中ではものすごく葛藤してるんだろうなあ。昌幸パパが信繁を寄越してきた時も、困ったような、哀しそうな顔をしていたし……あれは、無邪気に慕ってくれる甥っ子に、汚いことをする自分の姿を見せたくなかったのかも。
そう思うと、何だか切なかったです。
まあ、一番切ないのは春日さんでしたけど。悪い人ならまだしも、いい人なだけに余計にねえ。
景勝のことも、決して嫌ってたわけじゃないのに、高名な父のことを出されると……この人もまた、偉大な父の呪縛に囚われた方でしたね。
そして、その裏で地味にファインプレイかましてた兼続。
春日さんを調略されはしましたが、現状から考えて、真田の策に乗った方が、上杉に利があると見て取ると、さりげなく真田を全力援護。
信尹おじさんのことを黙認し、北条に早く春日さんの件が知られるよう、春日さんの死体を磔にして、北条に見せた。
やっぱりね、直江兼続ってこうだよね。義に篤過ぎる主の分まで冷静に物事を見極め、決して情に流されない。
それで……あれだよ。結局、最後まで真田の謀略については黙ったまま、景勝を慰めるんだよ。兼続は景勝様には甘々だから!
と、妄想したくなるくらい、景勝様も良かった。
騙されてばっかりだけどね。あの溢れるばかりのいい人臭。人の庇護欲をくすぐる、どっか抜けてる感じ。兼続も全力でお支えしたくなっちゃうよね!
そしてついでに、後々、源次郎が上杉に人質にいった時、どんな扱い受けることになるのか、楽しみになりました。今回、信尹の息子です! とか言っちゃいましたけど、どうなるんだか。
(あとは、これまで一点の曇りもなく、父や叔父に憧れていた源次郎の心が、今回の件を経て、どう変わっていくかも見どころですよね。かなりショックを受けているようでしたし)
で、その真逆をいくのが北条家。
いやあ、ただ飯食ってるだけなのに曲者臭半端ない親父も、バカ殿っぷりが素晴らしい息子も、どっちもよかった。彼らの今後の活躍も期待です。
んで、最後を浚ってった家康さん。
頼りないようで、ちゃんと見ているとこは見ている感じがたまりません。
そして、クレバーで甲斐甲斐しい正信が相変わらず素敵過ぎる(*´д`*)ハァハァ
ということで、今回は非常に楽しかったです。
最近の現代人思考&いい人主役大河に慣れてる視聴者には、ぼちぼちショッキングな回だったと思いますが……視聴率、下がらないでほしいなあ。八重の時みたいに、視聴率低下を理由に路線変更されたくないもの(切実)
>web拍手レス
2月23日23:43 kou様
いつもコメントありがとうございます。今週大河、一益さん、調べてみると結構な人格者らしいんですよね。秀吉と折り合いが悪かった。または、最終的負け組の方なので、勝頼様同様、これまであまりよい描き方をされてきたことはありませんでしたが……こんなふうに、今までドラマ上不憫な役回りだった人たちも丁寧に描いていく姿勢はいいですよね。そして、昌幸。策士策に溺れるとはまさしく彼のためにあると言わんばかりですよね。何が起こるか分からないからと、ありとあらゆる手を打つ。戦国の世の鉄則(元就さんも「謀多きは勝ち、少なきは負ける」と言ってますからね)ではあるんですけどねえ。結果だけ見てみると、兄ちゃんの言うとおり、最初からずっと一益さんの味方だけしていれば、城も返してもらえたし、ババ様を人質に出さなくてもよかったっていうね(まあ、あくまで結果論ですけど)自由奔放な真田家の面々は、真面目だけどつまんねえ奴と兄ちゃんを軽んじてますが……兄ちゃんが日の目をみる日が来てほしいです。あと、きり。キャラ設定の意図は分かるんですよね。信繁が言ってほしくないところをズバッと指摘する存在。それに、残ってる文献によると、信繁はとても温厚で、怒鳴ったとこなんて見たことない(by兄ちゃん)とのことなので、そんな信繁が感情を剥き出しにするキャラということで、こういう人物像にしたんだろうと。けど、それ以上に不快な要素が多過ぎて……もうちょい、いい塩梅にしていただけると嬉しいんですけどね。そして、インフルエンザ。私のほうではまだですが、kou様のところでは流行り始めましたか! 季節の変わり目ですからね。どうぞ、ご自愛くださいませ。