壱号ブログ
雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。
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あ、ありのまま……略
四境戦争がガールズトークで消えた先週大河。
そして今週は、そんな過酷な状況でも、血を吐きながら頑張ってた、このドラマ最後の砦・高杉さんのサヨナラそして我がトラウマ・天地人の脚本家再来回だったわけですが……
……………(ノTДT)ノ ┫:・'.::・┻┻:・'.::・
もう、これで全てを終わらせたい。。。。(白目)
もはや、最初から最後までツッコミどころしかありません。
アバンからいきなり、
・四境戦争の最大の功労者は、命をかけて(?)幕府軍に赴き、幕府軍をかく乱させ(??)長州軍を勝利に導いた(????)伊之助様。
・四境戦争時はベイビーだった興丸坊ちゃんが、あれから一ヶ月も経ってないだろうに五、六歳児になっている。
・奥御殿の庭が、すっかり美和の家庭菜園の場に。
・「嫌いなものなんて食べなくていいでちゅからねえ♡」と毒親っぷりを発揮する銀姫たち。
・「好き嫌いしてるようじゃ、大きくなれない!」とかほざく前に、食事中簡単に席を立つ不作法から叱ったらどうなんだ、守役よ!
これですからね。
子どもの好き嫌いとかどうでもええねん! 大政奉還に向けての話とかしろよ! という、私の叫びが届くわけもなく、このドラマはその後も、「興丸坊ちゃんの好き嫌いを治すにはどうしたらいいか」という話がダラダラ続きます。
で、結論が「自分で作った野菜なら好き嫌いせず食べるだろう」ってんで、坊ちゃんに家庭菜園を手伝わせます。
周りの皆は反対だったけど、どっからか湧いて出てきたそうせい侯が「土いじり楽しい♪」と混ざってきたので、有耶無耶に……って! おい、美和。目の前にそうせい侯がいるぞ。なんで旦那が死ななきゃいけなかったのか聞けよ! そして、さっさとこのドラマを最終回にしてくr…略
そしたら、今度は伊之助様登場。またも奥御殿でわざわざ美和と二人きりになり、高杉からの手紙を渡します。
その手紙には、「話したいことがあるから会いに来てほしい」と書いてありました。
この時点ですでにツッコミどころ満載ですが、ここからさらにありえないことが続きます。
守役をほっぽり出して、高杉さんのところへってのは……まあ、あの高杉の願いだからと、元徳様が許したと納得するにしても、
美和のおまけとして雅と息子が高杉さんの元を訪れたってのは、どう考えてもおかしいだろ!
普通は逆や! てかむしろ、美和より先に呼ばれてるもんだろ。なのに……美和が連れて来なきゃ、高杉さんは雅たちを呼ぶ気がなかったって……「美和>>>>>>>>雅&我が子」思考過ぎるゥウウ!!!
美和には「よう来てくれた」と言い、妻や息子には「お前らも来たのかよ」とか言っといて、「病気が治ったら、家族三人で静かに仲良く暮らそう」とか、もう言ってることが何もかも訳ワカメな高杉さんも、
「ほら、父上の元に行きなさい」と肺結核の夫に、息子を抱っこさせる雅も、
「高杉さん、今まで好き勝手やって来たんだから、これからは雅さんたちを大事にしなきゃダメよ」とかほざきながら、高杉家団らんの場に当然のごとく居座る美和も、
何もかもがカオスなシーンが終了した後、高杉さんは美和に伝えたかったこと「久坂の隠し子が京にいる。引き取って育てたらどうだ」を伝えます。
本来、これで高杉さんの要件は終わったわけだから、美和は奥に帰るもんなんです……が! なんと美和はこのまま高杉さんの元にふてぶてしくも居座ります。
そして、そのままずーーーーーーーーーっと、高杉さんが死ぬまで居座り、高杉さんの看病を続けます。
……何? おうの? 野村望東尼? そんな奴らはいなかった。いいね?
高杉さん臨終シーンもこれまたカオスで、
妻と息子が一つ屋根の下にいるというのに堂々と二人きりになり、「隠し子なんて許せない!」ぷんすか話からの、「お前に新しい日本を託す」「新しい日本人をお前の手で育ててくれ」などと美和に頼む高杉さん。
↓
美和が答えずにいると、高杉さん危篤状態に。
↓
妻と息子が目の前にいるというのに、「さっき俺が言ったこと、うんと言ってくれ」と美和に手を伸ばす高杉さん。
↓
妻と息子が目の前にいるというのに、その手をしっかり握る美和。
その後、美和が高杉さんの手を雅さんに渡してやって、ようやく家族水入らずにさせてあげる→高杉死亡(そのシーンなし)っていうね……もう。。。
……………(ノTДT)ノ ┫:・'.::・┻┻:・'.::・(本日二回目)
主人公が著名人の臨終の場にしゃしゃり出るというシチュは、今まで何度も見てきたけど、これはトップクラスで酷いよね。
高杉さんのお見舞いに来たのも、伊之助改め横取り……もとい、楫取素彦だけだしさ。
この大河を一人支えてきた高杉さんに何という、血も涙もない所業!(血涙)
(そういや、楫取改名シーン。なんか……そうせい侯が「お前はこの長州を支えている、俺の右腕だ! お前に何かあったら、長州は……いや、俺が一番困る!」だなんて血迷ったことをほざいていたような……いや、きっと幻聴だ。そうに違いない(←現実逃避))
で、最後は「京で戦? 京に久坂の隠し子がいるらしいんで、様子を見に行きたいから、休ませて!!!」という私事極まりない理由で再び守役の仕事を放り出して、京都へ……って、最後の最後までひっでぇ終わり方だなと思って、ここでとんでもないことに気がつく。
あれ? もしかして……京で戦って、鳥羽伏見?
じゃあ、もう終わってしまっていたの?
大政奉還も、龍馬暗殺も……食育がどうの、隠し子がどうのを描くために、丸々カット?
(そういや、孝明天皇死去も台詞で軽く流されてたよな。。。)
下手なホラーよりも戦慄を覚えた瞬間でした。。。。
>web拍手レス
8月31日22:13 kou様
いつもコメントありがとうございます。今週大河。おっしゃるとおり、いくら高杉さんが頑張っていても「撃てええ!!」の顔アップだけで戦闘シーン終わりじゃ、手抜きをしてるようにしか思えません。坂の上の雲クラスが無理ならいっそ、龍馬伝の三味線無双のような斬新なインパクトが欲しいもんです。美和&伊之助についてはもう、顔を見るのも嫌になって来てるんですが……こっからいよいよこいつら主導になってくのかと思うと眩暈がします。カップリング。奇を衒ってる気なんかこれっぽっちもないんですが、何でか大体いつも「お前のそれは、邪道だ!」と言われてしまう雨月です。そのくせ、王道カプと言われるものに地雷が多かったり……一度でいいから、需要に溢れている王道に嵌ってみたいものです(苦笑)今回更新分、読んでくださってありがとうございます。やってることはアダルトなのに、頭の中は「きしゃらぎぃ~」で、変なテンションですが次回もお付き合いいただけますと幸いですvそして……そうなんですよね。古い付き合いだと、最初の印象ってなかなか消えない。かくいう私もいまだに、オムツを替えてやっていた頃の弟のイメージが消えず(もうとうに二十歳は過ぎてんですけどね)不思議なもんです。
四境戦争が、「浮気許せない!><」で消えるなんて。。。
毎回のねつ造活躍により、「薩長同盟を結ぶには、美和様のお許しが必要!」となるくらい、偉くおなりになられた美和様。さて今週は……
病を押しながらも戦う高杉パートは、ぼちぼち見応えがあったというのに、
高杉「長州人の肝っ玉見せてやる! 行くぞ‼」→戦パート全カット→ナレor登場人物「高杉軍勝ちました」
と、こんな感じでいいところで丸々ぶった切られて、結果だけ口頭説明ですまされるのが、ひたすら繰り返されるばかりの、フラストレーション上がりまくり回でした。
戦シーンが金かかるのは分かるけどさ。長州主役の四強戦争回にして、戦シーン全カットとか、いくら何でも酷過ぎない? てのもありますが、一番胸糞なのが、四境戦争パートをごり削りしてまで描いた美和&伊之助パートの内容。
先週に引き続き、こいつらのウザさは異常!!!
・銀姫夫婦の語らいの場に当然のごとく居座ってる、赤ちゃん抱いた美和がウザい。
・皆が「敵が攻めてきたら戦う!」という中、「逃げるんだよお!」とジョセフの物真似をする、「私、興丸ちゃんの守役だから当然興丸ちゃんと一緒に逃げられるよね?」な美和がウザい。
・兄貴の兵学を聞いてたから。だなんてふざけた理由でしゃしゃり出て、軍師ごっこする美和なんか、大村さんに斬られればいい!(そんな大村さんの出番はたったの数秒。酷過ぎる!)
・必死で戦う高杉の図→雅「晋さまに女がいましたの! ひどい裏切りだわ!!!」
なんというひどい流れ。
・戦況を聞いて、「落ち着かない!」とヤキモキする銀姫に、「じゃあ、気分を紛らわせるために働こう! 種をまこう!」と言って、奥御殿の一角耕して、女中たちと種まきする美和。
お前ら、本来の仕事はどうした? というか、こんなシーン垂れ流すくらいなら、大村さんをもっと出せ! 高みの見物に来た龍馬出せ!
・高杉さんが肺を患ってるだなんてトップシークレットを、妻を差し置いて教えてもらえる……小田村家だけでは飽き足らず、高杉家でもかよ! な美和がウザい。
・高杉さんは病気ということは伏せたまま、「高杉さんを信じてあげて云々。帰ってきたら、ようやったと言ってやって」と……「あんた、高杉の何なのさ?」と問い詰めたくなるほど、私、高杉さんのこと誰よりも理解してるオーラ全開&もう長州の勝利を確信している未来人な美和がウザい。
・「俺が藩主の身代わりとして出頭し、時間稼ぎしてやるよ!」と、どや顔宣言し、そうせい侯たちからありがたがられる伊之助がウザい。
・時間稼ぎをするために幕府軍を訪れたはずなのに、時間稼ぎどころか「いやあ、藩主たち皆流行病にかかっちゃってさあ、来れないんだよね。ヘラヘラ」と、幕府サイドに煽りプレイをかまし、攻撃を決意させちゃう伊之助なんて、さっさと斬っちゃってください! 幕府サイドの皆さん!
・幽閉されてるはずなのに、全然小奇麗な伊之助。幕府軍から、過ぎるほどのVIP待遇を受けている様が垣間見られてムカつく。
・こんなに手厚いもてなしをしてくれた幕府サイドのおっちゃんをだまくらかして、山口に帰還する伊之助。伊之助を取り逃がしたことを責められ、打ちひしがれるおっちゃんの図→伊之助、満面のどや顔が、果てしなくムカつく。
結局こいつがしたことって、幕府に長州攻撃を決意させて、気のいいおっちゃん一人を失墜させただけ。手柄も糞もない。
そして、四境戦争に勝てたのは、まるで美和&伊之助の手柄と言わんばかりに、一番頑張った高杉さん差し置いて、「これからも長州(奥)を支えてくれ」と、そうせい侯&御前様から褒め称えられる二人を見た時には……もう勝手にやってくれ! と、叫んで今週大河終了。
(勿論、奥に入った理由が「旦那の死の真相解明」で、奥に入ってからも伊之助や高杉さんにうつつを抜かしてた美和が、褒美に久坂家を再興してやると言われて号泣したって、ちっとも感情移入できない)
いやあ、もう……何なのこれ。。。
せっかく、高杉さんのシーンはなかなか良かったのになあ。てか、そろそろ高杉さん退場か。この人消えたら、どうなんだろ、このドラマ……と、想ってたら……え! 来週もう鳥羽伏見なの? 早すぎない???
板垣「赤飯炊かなきゃな♪」如月「○ねよ、糞が」
かなりお久しぶりなサイト更新です。
今回は、「三回も公の場に返り咲いた板垣たち記念☆」ということで、「掌」SSです。
前後編になります。よろしかったら、お付き合いくださいませv
「掌」SS「 変わらなくていい 前編 」( ← ここから飛べます )
時系列としては、馴れ初め編直後になりますかね。
その割には、ジイジが後ろだけで達ってr……ry普通にヤリまくってる。1ラウンドだけじゃ満足できず(てか、あれは果たして何ラウンド目なのか)即次のラウンドへGO!
んで、気がつけば青年編全部エロまみれ。それが板垣クオリティ。
そして、後ろで達かされて意識飛んでる間に見る夢が、チビ板垣。「きしゃらぎぃ」と言われてる。それがジイジクオリティ。
で、今回は裏シーンでは結構(?)定番。普段は苗字呼びなのに、最中に「名前呼んでv」シチュ。
さて、板垣はなんと答えるか。
次回もお付き合いいただけますと幸いですv
>web拍手レス
8月25日23:13 kou様
いつもコメントありがとうございます。そして台風、ご心配いただいてありがとうございます。おかげさまでこちら被害はありませんでした。というか、一番近づいていたであろう日は雨さえ降らず(まあ風は強かったですが)ホント、読めない天気です。今週大河、美和&伊之助様のウザさが最高潮でしたね。おっしゃるとおり、なんでこいつらは被害者面&上から目線なのか。「ゆるしてやろう」だなんてほざいた時は、マジで腹が立ちました。なのに、薩長同盟締結のためには、美和様のお許しが必要とか……もはや意味不明。薩長同盟締結までの流れもたった4人で終わっちゃいましたから、壮大感ゼロ。死亡フラグが立った高杉さんは……臨終の席に美和や伊之助がいるのではないかと、今からガタブルが止まりません。さて、配信へのコメントありがとうございます。そして、穏やか攻とオールバック仏頂面受に賛同いただけて嬉しい限りです! 王道を外れてるとは分かってるんですが、好きなんですよねえ、こういうカップリング。もしよかったら、お手(?)に取っていただけると幸いです。
8月26日01:08 そっとずっと。を、小説web花丸さんの無料時代に~ の方
拍手&上条へのコメントありがとうございます。なんと! web花丸さんの無料時代から上条を覚えていてくださっていたなんて……そして、上条受を受け入れてくださるなんて、こちらこそ感無量です! 話を少しでも楽しんでいただけるよう、切に切に願っております! また温かいエールもいただけて嬉しい限りです。与えられた機会に感謝しつつ、できるだけいいものを作っていけるよう、これからも精進してまいりますので、またお付き合いいただけますと幸いです。
8月26日12:59 かたつむり様
またコメントいただけまして……そして、板垣たちの電子書籍版をご購入いただけたようで! ありがとうございます。そうなんです! 板垣たちの話、扉絵は白黒ですが、挿絵がついてるんです。無料掲載した時は載せてもらえなくて、こんなにいい挿絵なのに残念だなあ。もったいないなあと思っていたのですが、今回はめでたく掲載していただけました。私は、兼守先生が描かれる二人がとても好きなので、そう言っていただけると非常に嬉しいです。挿絵とともに話も楽しんでいただけますと幸いです!
この方ができるなら、次は誾千代あたりでも
もう、頼むから女性主人公はやめてくれ。と、思っていた矢先に発表された再来年の大河。
【柴咲コウさん主演!平成29年度 大河ドラマ「おんな城主 直虎」】
やっぱり女だった!!!
嫌な予感してたんだよ。最近の大河の主役は男女ローテーション方式だから、幸村(男)の次は女なんじゃないかなあって。
とはいえ、「花燃ゆ」に比べればだいぶマシなチョイスだと思ったのも事実。
かたや、おにぎり女。かたや、女城主ですからね。実績が違います。
やはり、大河の主役を張るのなら、それ相当の実績を残した方にやっていただかないと見栄えがしません。
(ちなみに、弟は歴史に疎いにも関わらず彼女を知っていました。何でも「戦国無双」に出てるそうで。なるほど!)
主演が柴咲さんなのも好感触。
この人の勝気なんだけど、品のある風情は武家の姫様にぴったり。
と、「花燃ゆ」の時に比べれば、かなり興味を持てる題材なのですが、それでもやっぱり不安。
その最もたる事案が、またも「脚本家オリジナル作品」だということ。
なぜ、最近の大河は「脚本家オリジナル」に固執するのでしょう。
ジェームス三木先生のように、時代物に精通している方にお願いするならまだしも、昨今依頼する脚本家さんたちは時代物を書いたことはおろか、 歴史もろくに知らない人たちばかり。
だったら、あらかじめ原作という基礎があったほうがいいと思うんですけどね。
今回の脚本家さんは、原作をアレンジすることに長けてる方らしいので、なおさら思ってしまいました。
……なんてことは思うのは、直虎が面白くも非常に難しい題材だと思うがゆえです。
ローカルなネタだし、確かこの人そんなに資料残ってないんじゃないかな? そうなると、一年どうやって持たせるのか。
私的に一番望ましいのは、周辺大名たちをしっかりと描写したうえで、相手の魅力を引き出しつつ絡ませていく「風林火山」ちっくな展開なのです が……相当難しいよな。大丈夫かな。
ちなみに、この方が主役だと、家康がかなりのキーマンになる模様。しかも味方として。
「真田丸」では最大の敵役になるのにね。さらに、直虎は本能寺の変あたりでお亡くなりになり、家康壮年時代で話が終わるから、年配の方で はなく、若い方が家康役をする可能性大。
家康役=年配の俳優さん。というのが、最近固定されてますから、そういう面では、誰が家康やるのか楽しみです。
「繋いだ手のその先に」(後編)と「ずっと、ずっと。」(前編)配信スタート!
本日、拙作「繋いだ手のその先に」後編と、「そっと、ずっと。」スピンオフ作品「ずっと、ずっと。」二編が電子貸本Renta!様にて先行配信されました!
( 公式サイトURL : 花丸発のwebマガジン 花丸漫画 花丸小説 )
他のサイト様でも随時、配信される予定です。
よろしくお願いします!
タイトル : 「 繋いだ手のその先に 後編 」
イラスト : 兼守美行先生
『 板垣清忠(28歳・やくざ) × 如月永惟(29歳・外科医) 』
嘘つけえ。ホントは俺のこと、めたくそ好きなくせに。
<あらすじ>
天才外科医・如月は、町医者だった父の意思を継ぎ、周囲から金の亡者と陰口をたたかれながらも患者のために医療の道を邁進していた。そんなある日、如月のもとにヤクザものの急患が運び込まれてくる。驚いたことに、それは十二年前に突然姿を消した親友の板垣だった。腕に深い銃創を負い瀕死の板垣を、如月は何とか救おうとするが……。
このサイトではお馴染みの、板垣×如月馴れ初め、完結編です。
よろしかったら、これを機会にお手(?)にとっていただけたら幸いです!
そして、もう一つ。
前に出していただいた、リーマン幼馴染もの「そっと、ずっと。」を読まれた方で、上条という男を覚えていらっしゃるでしょうか?
長身、オールバックの切れ長の目。社長より偉そうな俺様秘書にして、絶望的に片付けができなくても「これは散らかしてるんじゃない。置いてるだけ」と開き直る……ぶっちゃけ主役カプの何十倍も濃い野郎でした。
その上条を主役にスピンを書いてみないかと編集様に言ってもらえまして、今回めでたくお目見えすることになったのですが……
タイトル : 「 ずっと、ずっと。 前編 」
イラスト : 花小蒔朔衣先生
『 穂積聡志(30歳・画家) × 上条隆弘(30歳・社長戦略秘書) 』
これからは一緒にいよう。ずっと、ずっと……
<あらすじ>
斎賀建築会社の社長戦略秘書として日々辣腕をふるっている上条は、仕事に対してシビアな切れ者だったが、この日だけは浮足立っていた。画家で恋人の穂積が帰国するからだ。山積みの仕事を無理やり片付け、雪の降り始めた街中を急ぎ自宅へ帰ると、そこには一年ぶりに見る愛しい恋人の姿があった。寂しかった、会えてうれしいと口が裂けても言えない素直じゃない上条を、穂積は理解し優しく包みこんでくれるが、上条の心にはいつも不安があって……。
最初に断っておきます。↑の受攻表記は間違っていません。
上条(イラスト向かって右のオールバック)が受け子ちゃんです!(声高)
「なんでだよ!」というツッコミが聞こえてきそうですが、「上条受でもいいですよ」と編集様より言われた瞬間、邪道だろうが、「上条はどう考えても攻だろ!」と立花氏に叫ばれようが、知ったこっちゃねえ! ひゃっほぅううう! と、萌えあがり、今回に至ったわけです。
上条受を許してくださって、ありがとうございます、編集様!
さて、そんなどっからどう見ても攻な上条のお相手となります、今回初登場・穂積さん。
イラスト向かって左の方です。上条と比較すると受け子にしか見えませんが、誰が何といおうと攻です!(←必死に主張)
ご覧のとおり、とても穏やかな風情の大らかさんです。
片付けたそばから上条が部屋を散らかしていこうが、上条のガミガミエンドレス小言をかまされようが、ニコニコ笑顔でいつまででも付き合えます。また、
上条「ガミガミくどくどガミガミくどくど……なんだ、その顔。言いたいことがあるなら言え」
穂積「うん? お前、可愛いね(しみじみニコリ)」
上条「!!!!!」
こういう奇特な方なので、上条形無し。ついでにメロメロ。付き合い始めてもう八年で……ということで、今回はもうすでに付き合っているところから、話が始まります。
今まで、付き合うまでの話ばかりだったので、書いててとても新鮮でした。おまけに、今まで書いたことない遠距離恋愛ものでもあったから、新鮮さ×2
(え? 前作で、上条は男に欲情しないと言ってた? 「私は男に欲情するんじゃありません。穂積に欲情するんです」by上条)
全然健気そうに見えないけど、実は「立派な絵描きになって戻ってくるから、それまで待っててくれ」という恋人の言葉を信じて、八年間も待って応援しちゃう偉そうな健気受……と、見せかけて、実は分類「復讐者シリーズ・千ちゃん系」のニトログルs……ゲフンゲフンと、
ほんわかのほほんで、どこまでも優しくて温かいけど、どこか影があって寂しげで、秘密を抱えているげな、儚げ攻。
そして時々、上条いないと何もできないヘタレ社長と思わせておいて、実は……な、前回主人公・惟ちゃんによります、「ただ、あなたの優しさが怖かった~♪」な、大人の(当社比)恋愛模様。
少しでも興味を持っていただけたら、お手に取っていただけたらと思います。
どうぞ、よろしくお願いします!
また、今回イラストを描いて下さいました、花小蒔朔衣先生。
スピン元「そっと、ずっと。」に続いて、今回もイラストをつけてくださいました。
今回も、キャラデザをA案、B案、C案と考えてくださいまして、「どれも良過ぎる! どうしよう!」と悶絶いたしました(笑)
扉絵も二人の関係性が良く出ています。
見た目の印象ぶち壊すほど甘え腐ってる上条と、そんな上条をドン引くどころか「可愛いなあv」と甘やかしてる穂積さんのあの感じ(爆)本当に素晴らしい!
今回も、素敵なイラストをつけていただいて、ありがとうございました!
ちなみに今回の話。上条受と聞いて、萌えあがった崎原氏がものすごく熱心に手伝ってくれました。
そりゃあもう、「復讐者」シリーズの時のように……。。。
ということで、後はもうお察しということで……(ボソッ)