壱号ブログ
雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。
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イジメ、いくない!
日曜日は用事があったので、一日遅れの視聴&感想です。
今回の見どころ : 竹中秀吉の顔芸
さすが、笑いながら怒る人! 顔はにこやかに笑い、声音も朗らかだってのに、目が全然笑っていない。
特に、「官兵衛の言うとおりにいたす」と官兵衛に笑いかけた時の、血走った目! ゾクゾクきましたそれだってのに、言葉を額面通り受け取って、にっこにこな官兵衛ェ……
これがこれからどんな感じになっていくか楽しみです。
……と、見どころは以上終了。
あとはもうね……はは。。。
まず、アバンタイトルのみで小牧長久手が終了したことに絶句。
いや……確かに私、前回感想でそう予想したけどさ、冗談だったんだよ! そんな、だって……秀次を登場させもせずに……だなんて、嘘だって言ってYO! と、動揺する私に突き付けられたのは、
秀吉が小牧長久手に負けた理由 : 官兵衛がいなかったから&官兵衛の言うこと聞かなかったから。
どうやら、この大河の官兵衛様は全知全能の存在にして、官兵衛様の言うことを聞かないと、物事が全て失敗してしまうようです。
さらに、この後も……
「官兵衛がいたら、こんなことにはなっていなかった!」
「官兵衛の言う通りにしてきたから、これまで全部上手くいってきた」etc…
という、官兵衛ageageの嵐。……気持ち悪いことこの上ない。
官兵衛がいたら勝ってた?
「助けに来てくれ!」という再三の要請に、「今は戦をするな」と言うばかりで、どうして戦をしてはいけないのか一切説明しようとしない能無しがいても、結果は変わらないと思うんですけど?
おまけに、もう一度家康とやり合う! という主君に対し、「殿はどうして家康に負けたか、お分かりか?」だなんて超上から目線&失礼極まりない台詞を、ぺろんと言っちゃう考えなしで……そりゃ秀吉に疎まれるのもしょうがねぇよ。
秀吉じゃなくて、お前がいい気になり過ぎだ! 何様のつもりやねん!
……まぁ、そうは言っても、秀吉&三成の突然のキャラ変は、違和感バリバリですけど。
前触れなさ過ぎなんだよ! 特に、佐吉! 前回までほとんど空気だったのに、いきなり小憎たらしい悪役キャラになっちゃって……悪いのは全部、三成&秀吉のせい。官兵衛さまは何も悪くない‼ ってことにしたいのは見え見えですが……そうするならするで、もっと段階踏んでほしいです。
(あと、茶々。やっぱり今回も「江」の時と同様、「親の仇だ」何だとぎゃぁぎゃぁ喚くのですね。たまには「秀吉」の時のような、腹に一物抱えながらも、恨み言は一切言わずにこやかに秀吉に従うしたたかな茶々を見たいわ。。。)
で、黒田家家中。
こちらでも、黒田家の失敗は全部長政のせい、官兵衛さまは何も悪くない! ってことにしていくようですが、ぶっちゃけ黒田家家中総出で長政を苛めているようにしか見えない。
領地を治めたことがない若輩者の長政にとっては、長年納めてきた土地を統治するのも大変でしょうに、新天地(しかも黒田家に反発してる)の統治を何の説明もなく丸投げ。
家臣を二人つけてくれるが、その家臣が何のアドバイスもしてくれない役立たずで、長政が悩んだ末に、領民を呼び出して話を聞こうとするが、ここでも何のフォローもせず、長政がカッとなって太刀に手をかけたことを、官兵衛はじめ全員に告げ口。
(勿論、ここでも「父上を愚弄されて許せなかったのでしょう云々」のフォロー一切なし)
糸は、長政の前でこれ見よがしに下働きしてみせて、「どっかの誰かが馬鹿やったせいで、『黒田家では、主を怒らせると斬られる』と言って使用人全員逃げ出したのよ!」と嫌味を言う。
(家の奥をまとめるのは、女房の務めのはずなんですが……この女(ついでに光さん)は、逃げようとする使用人たちをただただ指咥えて見てた(または、繕いものしてた)だけってことですか? で、自分の責務を棚に上げて旦那に文句言ってると? ……長政、早く栄姫と結婚できるといいな(遠い目))
んで極めつけは官兵衛。
何をどうするか何も教えてくれなかったくせに、「ここの領民たちはいまだに反発心が強く、黒田を信じていないってのに!」と怒鳴りあげた挙句(←そんなに大変だって分かってるなら、なんで未経験者の長政に説明一切なしで丸投げしたし!)、統治についての具体的説明は一切せず、「まずは、領民たちに歯向かわれ、裏切られても、こちらは信じぬいてやるのだ!」という抽象的な精神論しか言わない。
そんなんで分かるか!
なのに、最終的に長政が全部悪かった。さすが官兵衛さま! という結論になっている。
んなアホな!
もう、黒田家家中シーンはやらんで欲しいです。長政いじめがえぐ過ぎて、胸糞悪くなるだけです。
まぁ、こんなシーンのために、四国攻めが一分足らずに終わり、元親が土下座三秒で使い捨てられたってのが、一番胸糞ですけど。
……もう、あれなんですかね。番組資金を水攻めロケに全部使っちゃったから、あとの戦シーンは全部カットにすることになったとか……そういうことなのか?
九州は……何分かな? 三十秒とか? アハハ……(泣)
と、そんなこんなでウヘァしている最中、黒田パパがお亡くなりに。
いやぁ、長生きだったなぁ。普通、父親は十話付近で退場するものですが、黒田パパは三十二話まで……もしかして、最年長ではなかろうか?
大河には珍しい息子溺愛タイプの父ちゃんで、もう少しスパイスが欲しかったなと思わなくはないですが、締めるところはキチッと締めてくれて、そこは好感触でした。
死に方が天地人の兼ちゃんみたいや…とか、最後の後光が差す中遺言言うシーンはどうにかならんかったんかとk…略 とにもかくにも、柴田さんお疲れさまでした。
>web拍手レス
8月5日22:58 kou様
いつもコメントありがとうございます。独眼竜、良かったですね! 政宗に頼られてはしゃぐ様といい、兄貴に肉親の情だけでなく、今 の情勢についてきちんと語り、理路整然と和議を勧める様といい……。お東の方の何がいいって、自分の役目(最上家当主の妹として、伊達家当主 の母として)を一生懸命全うしようとしているところ。決して自分のためじゃない。ホント素敵です。愛姫のシーンも良かったです。本当は泣いて 罵りたいだろうに、その気持ちをぐっと堪えて発せられた「母上をお大事に……」という、たった一言。おっしゃるとおり、彼女も立派に戦ってい ましたね。……と、大満足だったわけですが、現行大河はというと……。タイトルに「軍師」と入れてるくせに、清洲会議も賤ヶ岳も華麗にスルー して、いらんラブコメに長々と時間を割くこの構成は何なのでしょう。かっちゃんをモブ扱いしてる時点で嫌な予感してましたが、まさかここまで とは……。で、官兵衛。この段階になってもいまだ「ア○と雪の女王」の「ありのままの~♪」ばりに、自分をさらけ出しまくるのはどうなんで しょう。小物臭半端ないです。おっしゃるとおり、中の人が演技を変えてきていますが、こういう態度&官兵衛の活躍シーン全スルー&肉親の情や 綺麗事しか抽斗がない説得力スキルなどのせいで、「さすが官兵衛!」と言われても白けるだけです。来週は小牧・長久手のようですが、どうなる ことやら……。
ホント、「天下のため」という言葉はNGワードにしてほしい
今週の「お東、居座る」良かったなぁ。
兄や息子を思う妹、母として、自分のできる限りを尽くす懸命な姿は勿論のこと、お東の方の主張がとても論理的で、筋が通っていることにも感動しました。
他家に嫁ぐ女は、その家と家とを結ぶ立派な外交官である。
戦国の女の真の強さとは、こういうことなのだと改めて思いましたね。
と、お東の方と、お兄様のワイルドな魅力にクラクラしながら迎えた今日この頃。
そういや先週、山崎の合戦がイメージ映像もなしに終わったことがショック過ぎて流してたけど……斎藤利三が討死っておかしくねっ?! と、今更なことに気づきながら、今週大河。
アバンタイトルのみで清州会議が終わったことに噴く。
いや……官兵衛がしゃしゃり出てきて会議を仕切る、なんてことにならなかっただけマシだと思うけど、端折り過ぎじゃない?!
これは官兵衛が主役だから、秀吉の活躍はカット! ってことなのかもですが、これじゃ歴史にあまり詳しくない人には今の状況が訳わかめ過ぎるんじゃないかしらん。
秀吉が長浜をかっちゃんに明け渡した意図とか、
(ここで、地味に「功名が辻」にて、長浜をやると言われていたのに、「ごめん! かっちゃんにあげるって言っちゃった★」と秀吉に言われて絶句する一豊様を思い出したり)
今週突然出てきたお市って誰やねん? とか、お市が勝家に嫁ぐ意図とかね。
(ここ、できるなら、最近言われてる、お市の輿入れは秀吉が提案したことにしてほしかったなぁ。そのほうが、お市の説明もできるし、秀吉のしたたかさが出てよかったのに)
勿論、「かっちゃんとは同朋だからなぁ…」と呟く秀吉に、「かっちゃんはぶっ殺さなきゃなんねぇ敵だ!」と断じる官兵衛も訳ワカメ。
……いや、言ってることは正論なんですよ? しかし、今まであんだけ味方だろうが敵だろうが、「生きて! 君に死んで欲しくないんだ!」と言ってきた男が、なんで今回に限って、こんなにもあっさり切り捨てられるのかが分からん。
と、敵なのにやたら宗治の助命に拘りまくった直後だけに、思ってしまいました。
かっちゃんの命<<<<<<<<<<<<<これまでの敵たちの命ってか? くそ! かっちゃんに何の恨みがあるんだYO!
で、この「前回と話が繋がらん!」現象は、この後も多発。
その1.丹羽さんが普通に秀吉の味方になってる。
前回、官兵衛に恫喝みたいなことされて、印象最悪だと思うのですが、今回なぜか信孝は反秀吉のままなのに、丹羽さんだけ秀吉サイドに。秀吉が陰で拝み倒したのでしょうか??
その2.長政と糸のスピード結婚。
これが今回、一番私の中で整合性が取れなかった場面です。
前回、糸は自分の勘違いで長政を公衆の面前で怒鳴り散らした挙句、「本当に黒田の子なの? 弱そう」だなんて、独眼竜の喜多が聞いたら血祭りにあげてもおかしくないレベルの暴言を吐いて、長政を愚弄しました。
私、この場面見た時、長政が深く傷ついたじゃないかと思ったんですよ。
両親が又兵衛ばかりアホみたいに可愛がるわ、家族団らん場面でハネにする(先週の、官兵衛を熊之助に会わせるシーン。長政だけ呼ばれてなかった)わで、長政は疎外感を感じてると思ってましたから。
しかし、長政はその一件のことをコロッと忘れていたばかりか、思い出しても「あ~あの時の勇ましいおなごか!」と言うばかりで、あとはやたら好意的に接して……んなアホな!!!
お前にとって、あの出来事は大したことなかったってのか?! 嘘だろ?! マジでないわああ!
太兵衛がお前の息子に「親父より立派な武将になれよ!」と言ったら、「てめぇ! 俺をdisってんのか!」とマジ切れして太兵衛をぶち殺そうとしたほどの気性の持ち主のくせに!
……と、私自身、糸が嫌いなのでより一層そう思ってしまいました。
いやぁ、絶対嫌ですよ。いくら顔が可愛くても、初対面でいきなりあんな暴言吐いてくるような……そしてその後、己の所業を綺麗さっぱり忘れて、可愛い子ぶって近づいてくるような、あんな女。
今日も、官兵衛に「逆賊光秀を討ってくれてご苦労」みたいなこと言ってたし……ホント、何様なのかと。。。。
前回のシーンがなくて、今回初対面同士で互いに一目惚れしたってほうが、まだ納得できる。それだけ、私にとって、このシーンはあり得ないシーンでした。
で、この後の「好きなの? 嫌いなの?」だなんていうくだらない質問攻めの後の、ソッコー婚約シーンも全力でいらない。こんなのに時間裂くなら、賤ヶ岳に向けての、秀吉、かっちゃんの動きを詳しくやってくれ!!!!
と、色んなとこで首を傾げること頻りだった訳ですが、今回ガッカリしたのは、官兵衛が宗易の計らいの元、村重改め道糞殿との再会シーン。
何なんでしょう、あの取り乱しっぷり&小物っぷり。
これから天下に名乗りをあげようとしている男のそれとは、とても思えません。親父が殺される原因を作った大内定綱を、腸煮えくり返りながらも笑顔で迎え入れた政宗を見習え!
(ってか、道糞には「お前のせいで、だし殿たちが!」と怒るくせに、なぜ中川には何も怒らないのだろう。あいつだって、謀反をけしかけておいて、とんずらした最低野郎なのに)
おまけに、「自分のせいで死んでいった者たちを一日とて、忘れたことはない。死のうとしたこともある。だが、どうしても死ねない。腹が減れば喰い、寒ければ衣を纏ってしまう……俺は化け物だ」という道糞殿に、またも「天下タイへーのため」を唱え始めることに失笑。
いや! 今そんな話してないし! ホントその話題好きだな、お前!
さらに、「天下のため? 秀吉は織田家を乗っ取ろうとしているではないか。その者が作る天下がタイへ―の世だと?」という的確過ぎる道糞殿の問いに、お東の方のような論理的な回答を返すどころか、何も答えられなかったくせに、家に帰った後、嫁と「あいつ人が変わっちゃったよぉ」だの「もう少しで、戦のない世が来るのね。頑張って~」だの……いやぁ、ここの会話も薄っぺらくて嫌な感じでした。
道糞の中の人が実際頭を剃るほど(あれ、カツラじゃないですよね?)気合いを入れて、道糞を演じているせいか、一言では言い表せない複雑な……そして、化け物と言いながらも非常に人間臭い感情が表れていただけにねぇ。
それに対して単なるテンプレ綺麗事でしか返せない官兵衛が、非常に浅はかに見えてしまったのです。
その後も、官兵衛は大した活躍もせず、気づけば賤ヶ岳終了。
七本槍の活躍もなし。中川の華々しい戦死もなし。
かっちゃんの十文字切腹もなし(←まぁ、これは無理か)
で、なんでか「全部官兵衛のおかげじゃ!」
なんでや! 今回もこいつ何もしとらんやん!
と、盛大にツッコミながら今週終了。
もうね、まさか今日で清州会議も賤ヶ岳も終わっちゃうとは思いませんでした。でも、温いホームドラマパートは意地でもねじ込んでくるっていうね。何なの? この時間配分。。
予想していたとおり、伊武宗易は雰囲気抜群でよかったし、道糞殿も味があってよかったんだけどなぁ。う~ん。
来週は、小牧・長久手かな? これもまさかアバンタイトルだけで終わるんじゃ……!(ガタブル)
>ブログweb拍手レス
7月27日 23:40 匿名希望様
大河感想へのコメント、ありがとうございます。挙げられた疑問点、私も同じように首を傾げること頻りでした。今回の丹羽さんとのやり取りに関 わらず、使者の身でありながら、相手にガンを飛ばし、声を荒げて恫喝するのはやめて欲しいですし(ただの、柄の悪いチンピラにしか見えませ ん)、度重なる又兵衛>>>>長政描写にも「???」です。又兵衛がそこまで優れているように見えないってのもありますが、それ以前に、又兵 衛はあくまで家来筋であって、長政は主筋。だから、長政を立派な跡継ぎとして養育し、周囲にもそれを明確にしておかないといけないのに……そ んなことも分からないのかと、非常にもにょります。高山右近も、だしさん達のことで憤りを感じていたくせに、あの台詞はないです。あれではた だの蝙蝠野郎です。長政と糸の出会いのシーン。確かに、なんであんなところに糸がいるんだという無理矢理感も感じましたが、それ以上に彼女の 言動がとても不快でした。初対面でいきなり「黒田の子に見えない。弱そう」って失礼にも程があるし、考えなし過ぎます。下手したら「官兵衛の 子に見えない」→「光さんがどっかの男と作ってきた子を官兵衛の子と言い張っている」と受けられてしまうというのに。おっしゃるとおり、「八 重の桜」では、戊辰戦争の悲惨さ、主人公サイドの愚かさもしっかりと描くことで、会津魂の尊さを伝えるのだという制作陣の愛、気概が伝わって きました。しかし、今回の大河は……どうしてこうなってしまったのか。史実の官兵衛が好きなだけに非常に残念です。関ヶ原もそうですが、その 前の九州討伐や小田原が、今から怖くて仕方ないです。。。
>web拍手レス
7月27日23:03 kou様
いつもコメントありがとうございます。今回更新分、板垣なら受でも余裕でやりそうと思っていらっしゃったkou様には、今回どうか な? と思っていたましたが、そう言っていただけますと嬉しいです。板垣の、自分が受け手になったことへの狼狽っぷりは、私が書いてきた受の 中で一番だと思います(笑)やはり、男としての矜持が高いほど、慌てふためくと思うんですよね。次回も、ジイジが果敢に攻めていきますので、 お付き合いしていただけますと幸いです。今週大河、おっしゃるとおり、山崎の合戦全スルーは衝撃的でしたね。まぁサブタイが「中国大返し」 だったり、合戦についての戦略がまるで話し合われていない段階で嫌な予感はしていましたが……。光秀軍は少数ながら、秀吉軍を三千以上討ち取 る獅子奮迅の働きを見せて頑張ったのに、それら全カットで竹槍ぶすり! なんて本当に可哀想でした。従来の信長パワハラ説に頼らず描いていた 上に、小朝さんが結構好演されていただけに余計残念です。秀吉も、今はいい感じなのですが……この先まさか、赤鼻殿化しないかとビクビクして たり。このドラマは敵(?)を矮小に描きますからね。官兵衛は……使者のくせに居丈高な恫喝っぷりと、単刀直入過ぎる口説き文句はどうにかな らないんですかね。おっしゃるとおり、今回の大内定綱の喰えなさっぷり&底知れなさを見た後だと、もうね。。私の中ではああいう感じこそ官兵 衛! なイメージなので余計もやもやしてしまいます。気温、どんどん上がっていきますね。たまには、冷夏にでもなってほしいものです。
7月28日14:17 かたつむり様
拍手&コメントありがとうございます。今回、更新分……多分、そう思ってらっしゃる方もいるだろうなと思っていました。前置き 長かったですし(苦笑)しかし、ジイジはやると言ったらやります。あんなに抱かれてるくせに、板垣を雄の目で見てるような人ですからw次回も ガチリバ回が続きますが、お付き合いいただけますと幸いです!
7月30日17:22 nana様
はじめまして。そして、拍手&上総へのコメントありがとうございます! あの話は非常に癖のある設定の上に、話の構成がややこし かったりして、読みづらいところもあったでしょうが、そう言っていただけますと大変嬉しいです。最近サイト更新が亀より遅くて、今の連載もい つ終わるやらな状況ではありますが、いつか上総のSSをあげることがありましたら、お付き合いいただけますと幸いです!
幻の関ヶ原ならぬ、幻の山崎。。。
今回は、官兵衛最大の見せ場であろう、ズバリ「中国大返し」回だったわけですが……
山崎の合戦がイメージ映像が流れることもなく、数秒で終わる様を見て、嗚呼……だから、今回は「山崎の合戦」ってサブタイじゃなかったのねと軽く遠い目になったっていう。。。
ってか、マジなのか……マジで山崎の合戦がこれだけ?!
しかも、光秀さん今回でサヨウナラ。敗走シーンでは、馬にも乗せてもらえず、徒歩にて逃亡。死亡後だって、誰もしんみり思い返してくれないとか……ここまでぞんざいに扱われる光秀初めてみたわ!
官兵衛、少しは思い出してやれよ。お前、ヘッドハンティングされるほど、高く買われていたじゃん。それなのに、光秀の心情とか欠片も考えんし……浮かばれない。。。
と、光秀のあまりの不遇っぷりに涙が出そうでしたが、それでも今回は比較的楽しく見れました。
……って、まぁぶっちゃけるなら、秀吉のシーンが、なんですけどね。
心配だったのです。
最近の秀吉は、「さすがは官兵衛じゃ!」しか言わないマンセー要員でしたから、今回もそうだったらどうしようと心配していたのですが、今回は大将としての才覚をちゃんと出していました。
「明日は、出て行くと二度と戻って来れぬという悪相が出ております」という僧の言葉に、「吉報よ。我らは上様の弔い合戦に向かうのじゃ。最初から戻ってくる気などない!」と返したり、
馳せ参じた摂津の武将たちの前で髷を切ってみせるパフォーマンスをしてみせたり
(ってか、ここで普通に何食わぬ顔で座ってる中川や「上様を討った光秀は、デウスの名に懸けて許せない!」とか言っちゃってる右近を見て噴く。いやぁ、お前らが信長の仇討ちとか言っても、全然現実味ないわ(笑))
遅れてきた信孝に対して、「お待ち申し上げておりました! 信孝さまがいらっしゃらないとサルは何もできませぬ!」と言い、
雨が止めば、「上様が我らに味方しておられるのだ!」と言って。。。
この、何でもかんでも士気を上げるネタにする&合流してきた武将たちに対しての対応など、竹中さんの演技も相まって……ここはもうさすが秀吉って感じで、見応えがありました。
と、秀吉のシーンはとても楽しかったのですが、他が……ねぇ。
たとえば、長政の扱い。
先週も、大事な跡取り息子を単身、供もつけずに伝令に走らせるとか、何考えてんだとか、
伝令の途中、偶然居合わせた又兵衛と水を取り合うとか、備中って一本道しかねぇのかYO! とか、ツッコミどころ満載でしたが、
今週も、「伝令のお役目、立派に果たしました! それから、弟にも会ったんですよ!」と言う長政に「これから大事な戦だってのに、そんなこと言うんじゃねぇよ」とガン飛ばしたかと思えば、
(これ、後から官兵衛は里心がついちゃ困るからと、兵たちに家に帰るなと命令していた手前、そう言ったのだとネタ晴らしがあるのですが……だったら、最初から長政に説明しておけ! 前も、秀勝のための接待戦だっての黙ってたし、なんでそういうこと教えてあげないのか)
「恥を忍んで帰って参りました云々」言う又兵衛に対しては、「何言ってんだよ。良く帰ってきたな! お前は長政の兄貴みたいなもんだろ?」と激励。
なに、この差。
光さんも「ここに又兵衛がいてくれたらねぇ」とか、長政と又兵衛に一緒の盆に乗せた水を飲ませるとかしてたし……長政<<<<又兵衛なの? 二人とも。
で、挙句の果てには、未来の奥さん糸姫にまで初対面早々「あんた、弱そうね!」と暴言を吐かれ、皆に笑われ……何なの? この苛めっぷり。長政が一体何をしたというのか。
ってか、糸姫のキャラ属性。こういう、言いたいことズケズケ言う、跳ねっかえりのじゃじゃ馬娘キャラはもうお腹いっぱいです。皆同じじゃないか!
たまには、三歩下がってついてくる、みたいな奥ゆかしい姫が見たい!
……と、独眼竜の愛姫を見て、切実に思う……ってか、今週の愛姫も良かった! 何? あの庇護欲くすぐりまくってくる天使。
清楚で可憐で、物静かで……でも、言うべきことはしっかり言って、陰ながら夫を支えてるとこがね、たまらん! しかも、夫はそのこと知らないし、愛姫もそれを言わない。そういう奥ゆかしさもまた素敵で……こういう姫がまた見たいなぁ(遠い目)
と、長政のシーンには相変わらず胸糞が悪くなるんですが、官兵衛もなぁ。。。
お前は毎週一回はお一人様突撃訪問しなきゃ気が済まないのか?! と声を大にして言いたい。
しかも、丹羽長秀に対して、恫喝するような真似までして……席について訥々と口説けばいいのに、なんでみだりにそんな無礼を働くのか。
特に、丹羽さんはこれからの清州城会議に向けて、心象良くしとかなきゃならんのに、このへんホント軽率としか思えない。
まぁ、何が一番軽率かって「殿! 天下人への道が開けましたぞ!」と公の場で言っちゃうことですね。
いやぁ、これは一番あかんやろ。
確かに、信長と信忠は討たれましたが、織田家はしっかり残ってます。
それなのに、天下だ何だと言ってるってことはつまり、織田家をぶっ潰すと言ってるようなもんで、これじゃ光秀と何も変わりません。
それなのに、あんな大声で公言しちゃって……せめて、秀吉と二人きりの時に言うべきでした。
こういう……葵の御紋を堂々と背負って伊賀越えする家康ぐらいうっかりさんなとこを毎回見せられるから、官兵衛が切れ者に見えないんですよねぇ。。。
来週は清州会議かな? 会議の場に何でか官兵衛がいて、かっちゃんに居丈高に意見してるのでは? と、今からガタブルですが……どうやら来週出てくるっぽい伊武利休を楽しみに、次回を待ちたいと思います(←そこかよ!)
板垣「だって! 俺はそもそも攻キャラなんだから、しょうがねぇだろ!」
のろのろ連載してお送りしております、「掌」リバSS。
お久しぶり更新です。
「掌」SS「これで全部、俺のモノ / 9」( ← ここから飛べます )
リバと銘打ってきた今作。今回からガチリバパートに突入したわけですが……実に骨が折れました(;´ρ`) グッタリ
弱みを見せるのが死ぬほど嫌いな男を受けさせるというのは、とっても大変。
それでなくても、板垣は男としての矜持が常人の数倍ある上に、どんな状況でも、客観的に物事が見れる冷静さも持っている。
そんなものだから、
一々抱かれる自分想像して「ないわぁ! マジないわぁ!!!」とドン引き。
でも、自分が暗にジイジを誘ったと冷静に分析しちゃってるもんだから、「俺は嫌なのに、如月が無理矢理~」とジイジに責任転移しちゃうこともできず……と、なるわけで。
普段は、ジイジの羞恥心お構いなくやりたい放題のくせに、なんということでしょう(笑)
対するジイジ。元々ノンケで女性経験積んでるし、受→攻なってこともあり、戸惑いゼロです。
おまけに、板垣を気遣える余裕もあるほどですが……さてこのまま紳士を通すのか。
次回もお付き合いいただけますと幸いです!
『面狐、拾いました 2』本日、配信スタート!
( 公式サイトURL : 花丸発のwebマガジン 花丸漫画 花丸小説 )
よろしくお願いします!
タイトル : 「 面狐、拾いました 2 」
イラスト : 小禄先生
<あらすじ>
蘇芳【神社を追われた御先稲荷(おさきとうが)】 × 天倉宗司【若き天才刀鍛冶師】
自分の造った刀が人斬り事件に使われ、さらにはマスコミにも騒ぎ立てられ、孤立し落ち込む鍛冶師の宗司。そんな宗司を癒してくれるのは、面をつけた不思議な白い狐だ。しかしその狐の正体は、よく動く耳ともふもふの白い尻尾をもった神の眷属だった!蘇芳と名乗るその狐は、宗司のことを可愛いと言ってきて…。さらには雪丸という新たな神の眷属も登場し!?俺様キツネ×ツンデレ鍛冶師の不思議和風ファンタジー!
趣味に走りまくってる今作。二話目も絶賛爆走中です。
どれぐらい爆走しているのかと言いますと……
編集さん「魔物と戦うシーン。魔物なんだから、斬ったら霧になってパッと消える感じで……」
雨月「そんな! 日本刀で斬るんだから、血飛沫飛んでなんぼでしょっ?!」
こういう調子で……あ! ということで今回は戦闘シーンありです。
やはりね、せっかく刀出すんだから使っていかないと!!(←あ~あ~)
ということで、お狐様たちが刀片手に大暴れする第二話。
よろしかったら、ご購入いただけますと幸いです!
>web拍手レス
7月21日20:13 kou様
いつもコメントありがとうございます。今週大河、本当に据わりの悪い回でした。岡田さんが腹黒演技をしようとしてる感じですが、しつこいぐらい入れてくる「官兵衛は実はいい人」アピールがねぇ。。。「天下のため」って……あの段階でそんな言葉が飛び出 すのもメチャクチャですし、「僕たちがこんなことしてるのは、平和のためだ! 決して私利私欲のためじゃない!」だの、「宗治くんは世界平和 のために自ら犠牲になってくれたんだ!」だとかほざかれると、嫌悪感しか沸きません。自分たちが天下取りたいだけのくせに、なに綺麗事言って 自分たちを正当化してんだと。最近の大河によく見られる手法ですが……多分、主人公を正当化させたいってのと、「天下太平のためだ!」と言わ せておけば、細かい説明させずにすむっていう、安直な考えがあるんでしょうね。タイトルに軍師と銘打っておきながら、軍師としての官兵衛を描 く気がさらさらないドラマですから。。。宗治さん切腹シーンは……おっしゃるとおり、宇梶さんが頑張ってて、なかなかいいシーンだったのに、 最後の「官兵衛!」で台無しに。。来週も「さすが官兵衛!」「官兵衛様万歳!」コールだらけみたいですが、ホント、無理矢理な主人公ageは 気持ち悪いので勘弁して欲しいです。突撃訪問も乱発し過ぎて、馬鹿にしか見えませんし。。それと、よそ様の大河感想。私も興味深く読んでま す。博識な方の考察は色々勉強になって面白いですよね。独眼竜、あれだって実は脚色の多いドラマだったりしますが、脚本家さんがもの凄く勉強 されているから、政宗を扱う上で押さえるべきエピをちゃんと見極めた上で創作しているし、どのキャラにもぶれがないから違和感なくみれるんで すよね。その上、無駄な捨てシーンもほとんどないし、キャスティングも知名度関係なく、登場人物に合わせて配役しているから皆はまり役で…… 本当にね、またこういう大河が見たいです。切実に!