壱号ブログ
雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。
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雨月の血よ、永遠なれ・・!最終話
さて、長々と続いて参りました、雨月家の戦いも今回で最終回。
ついに挑んで参りました! 宿敵のバーロー・キツト君に!
いやぁ、ここまで来るのに本当に長かった! 一体何人死んだんだ?!
と、数えてみましたら、なんと22人!!!!! そんなに死んでたのか?! ううう、こうして改めて数字で見るとなんて悲しい一族なんだ!
さて、その先祖たちの思いを一身に背負い、ラストバトルに向かったのは、「つづき」に書いたメンバー。
全員、地獄巡りダンジョンの雑魚キャラに1000オーバーのダメージを喰らわせることができる、超優秀っこたちです。
で、結果ですが、思ったより楽に勝てることができました。運が良かったのか、何なのか。いや、きっと死んでった一族の力だ! そう思うことにしよう!
そして、感動のエンディング! な訳ですが、正直に言うと、キツトなんかじゃなくて、俺たちの死んでいった一族を生き返らせてくれよ!!! と抗議したくなりました(苦笑)
確かに、キツトが可哀想な子だってことは分かるんですが、だからってキツトだけあんな形で再び生を受けて、雨月一族は生き返るのは初代当主のみってのがねぇ…。
ここまで頑張らせといて、何よ! この冷遇!!!
しかし、最後。主題歌「花」と共に流れる今は亡き一族たちと、ラストのナレーションにはぐっときました。
嗚呼、これは感動!!! このゲームやって良かったよ!!!
と、妹に話したら、甘い!!!と言われました。
妹「11代じゃまだぬるい! 50代目にしてようやく悲願達成できた私に比べたらね!!」
どんだけやり込んでたんだ、妹よ!
・職業:槍使い
・年齢:0歳7ヵ月
彼は、視線を打ち上げられる花火から、そばに置かれた槍に落としました。
それは禁忌とされる呪の槍でした。強い力を手に入れることができるが、代償として呪がかかってしまう恐ろしい武器です。それでも、彼はその槍を手に宿敵の元へ向かいました。「あと七十年生きてれば、立派な頑固ジジイになる自信があった」と悲しく笑って死んでいった父・託や一族のため。
途中、呪のせいで何度も錯乱状態になりましたが、彼は見事。呪いを解くという一族の悲願を達成しました。……いや、あともう一つ、あったか。
「代わりに、俺が立派な頑固ジジイになるよ、親父」
・雨月 蝶花(大和撫子)
・職業:大筒士
・年齢:0歳3ヵ月
その日。ずっと戦い続けてきた一人の男が倒れました。
一族の悲願である、キツト討伐を来月に控えていた矢先のことです。
ずっとこの日を待ちわびてきたというのに、その口惜しさはどれほどのものだったか。
彼は初陣を控えた一人娘「蝶花」を呼び、こう言って、静かに息を引き取りました。
「志、潰えぬ限り 勝算は我が掌にある…」
その父の言葉を胸に、翌日。蝶花は出撃隊に加わりました。この呪いで死ぬ一族は、父・海渡で最後にするために。
父が、あと数日生きてくれていたら……打ち上げられる花火を見上げ思いましたが、きっとあの世で笑ってくれていることだろう。そう思うことにしました。
・雨月 青葉(大和撫子)
・職業:弓使い
・年齢:0歳11ヵ月
お前には、神様たちの期待がかかっている。亡き父・ツクモはそう言ってました。何でも、自分は一番強くて偉大な神様との間に授かった子供だからと。神様たちが見守っていて下さるなら、きっと私は負けたりしない。そんな強い思いを胸に戦場へ赴き、父の言葉どおり、悲願は達成されました。
「お父さん、最後は私が放った奥義で仕留めたのよ?」
・十一代目当主 雨月 うらら(大和撫子)
・職業:壊し屋
・年齢:1歳6ヵ月
「お前の母さんはね、今は神様だけど、昔は私の姉さんだったんだよ。戦いの傷が元で早くに死んでしまったけれど……だからね、お前が一番この一族の悲しみを色濃くその血に通わせているの」
訓練を授けてくれた亡き叔母・茶子はそう言いました。
そして、こうも続けました「……だから、そんなお前の代で一族の呪を解くことが出来たら、本当の意味で自分たちの力で運命に勝てたことになる」と。
私の命もあとわずか。きっとこれが最初で最後の機会。……絶対に、これで終わりにしてみせる。
そんな決意の元、終わらせたこの戦い。
亡き一族たちは、叔母は喜んでくれているでしょうか。
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