壱号ブログ
雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。
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うん、私も明智は上杉には好意的だったと思う
思うに、この脚本家はとことん兼続を綺麗(あくまで、現代的観点)なままでいさせたいんでしょうね。
人を斬るのを渋らせたり、謙信の遺言偽装や本丸乗っ取りは他の人が提案したり・・・極力兼続には汚いことはさせたくない感じ。
でも、そんなだから、兼続はただ流されるばかりのお〇カちゃんに見えてしまうんじゃないか。
遺言偽装や本丸乗っ取りなど、汚いことでも彼自身が考え、行ったことなら、「自分はいくら泥を被ってもいい。ただ主、景勝のために」という強い信念と景勝への忠義心が見えただろうに。
そんな前回を思い返しながら、見始めた今回。冒頭五分も過ぎないうちに、父と二人で叫び声を上げてしまいました。
兼続、そりゃねぇよ…。
景虎宅に不法侵入して、こそこそと仙桃院さまに「景虎の奴を上手く丸めこんどいてね」と頼んでるとこを目撃されていながら、「そっちだって、本丸取ろうとしたくせに! 頼むから、駄々捏ねずに景勝に与してよ!」って……そんなの、誰も頷く訳ないYO!
しかし、景虎もいかんです。あそこはどんなに腸煮えくり返っていても笑顔で「景勝様のお気持ちはよく分かっているから、ご安心を」って言って返した後で、戦の準備すりゃよかったんです。それなら、景勝軍の意表をつけたろうに…。
その後、命からがら逃げ帰った兼続。もう一度仙桃院さまのとこ行って頼んでくる! なんて、言い出します。おまっ! さっき、仙桃院さまが何言っても景虎が聞く耳持たなかった見てきたばっかだろ!
で、兼続が止められてる間に、お船さんが仙桃院さまのとこ行く訳ですが、彼女はどうやってあそこまで行ったんだ?? まさか忍び込んだの?? ってか、一緒に逃げてって、母親の嘘が原因でこうなったと責任感じてるのは分かりますが、はっきり言って軽率でしょう。そんなことしたら、完全に戦勃発ですよ。それを分かって言ってます?
それに、華姫はまだしも、道満丸もって聞いた時は耳を疑いました。おいおい、道満丸は景虎の嫡男なんだろ? 戦が始まりゃ、絶対お手打ちだろ! そんなことも分からない・・・・と思ったら、景虎でさえ、「道満丸連れて景勝のとこ帰れ」って、……いやいやいやいや! あんた、息子を殺す気か?!
しかし、お船さんの申し出を断る仙桃院さま。自分が今出て行ったら、本当に戦が始まってしまうと。うん、とっても賢明だと思います。でも、何故兼続だけに「景勝を頼む」という言伝しかしなかったのか! 景勝にしてやってよ、仙桃院さま! 「たとえ、戦になってしまっても私のことは気にせず、戦いなさい」とか何とか!
その後。仙桃院さまからの言伝を聞き、「私が悪いのです(涙)」と泣き言を言い出す、兼続。おい、お前。今更そんなこと言ったってしょうがないだろ! いい加減腹をくくれ!!!
お船さんも「そなたには私がついておる!」って。だから! そういうことは旦那に言ってあげて下さい!!
と、突っ込んでばかりでしたが、唯一。いいシーンだと思ったのが、開戦直前の景勝。
「俺が景虎殿に家督を譲れば、戦せずに済むのではないか?」
一見弱気な発言に思えますが、私には、もしそれで丸く収まるのなら、自分は景虎に与しても構わない。お家のためなら、「我」を捨てる。と言っているように聞こえました。
なので、この時は景勝が凄くかっこよく見えました。次回予告での「兼続を死なせてまで生きていたくない」という主としてあるまじき発言には眩暈を覚えましたが…。
で、眩暈を覚えたといえば、初音!
おい、お前何、ちゃっかり自分のワインも注いでんだ! と思ってたら、突然弱音を吐き始めた信長(←このへんからすでにありえない)に抱きついて、「だったら、鬼になりなさいv」と誘惑!!!
離れろっ、真田の小娘!!!! 信長様にそんなことしていいのは、阿濃さんだけだぁあああああああ!!!!!!!!!!
信長&阿濃至上主義者としては今回、ここが一番の叫びどころでした。
そして、そうやって叫んでる間に、流れた戦闘シーンで吃驚! あれ?! 兼続がばっさばっさ人を斬ってるぞ?! お前いつから吹っ切れた?! ってか、織田軍斬るのは躊躇うくせに身内を斬るのはノリノリとはこれいかに?!
(あとは戦法ですかねぇ。何故、城から打って出る?! 上から弓や鉄砲で撃ち殺せばいいじゃないか!)
そして、最後に兼続パパンが「やばいっす! もう兵糧がありやせん!」って、えええええええ!!!!!!!! 本丸襲わせる前に用意しとけよ、パパン!!! 先週の切れ者っぷりは何処へ行った?!
ということで、もうなんかすでに…・・・大河を楽しむってよりネタとして見始めてる気がする、今日この頃です。
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