壱号ブログ
雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。
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このドラマでの、劇団ひとり伊藤さんの未来を思うと、今から憂鬱
今週の独眼竜、津川家康サヨナラ回でしたが、重篤の七十五歳を津川さんが見事に体現されていて、やはりさすがだなぁと。
老けメイク効果もありますが、本当に老人に見えますからね。
独眼竜初登場時の若々しい家康を思い返すと、まるで違っていて……たった一年で人の一生を演じきるというのは、すごいことだなぁと改めて思いました。
んで、死ぬ間際の政宗とのシーンがいいんですよね。忠輝のことを許さないときっぱり言っておいて、ぽつりと「本当は会いたかった」ってね。
天下人として、私情を捨てて規律を守らなければならない辛さは元より、「会ってやって!」と気を遣う家臣たちがねぇ。天下人の悲哀と、家康を思う家臣たちの温かさが詰まったいいシーンだったと思います。
忠輝もなぁ。普通の男なら「俺を忘れて幸せになってくれ」と言うのでしょうが、「俺のことを生涯忘れないでくれ。そして来世で夫婦に…」って……無茶をやったのは、親父に自分を見て欲しかったと言うように、この人は寂しがりなんだよなあとしみじみ。
大丈夫! 五郎八ともう一度夫婦になりたいという君の願いは四年後、三百年前(太平記)に叶うから!
さて、そんなこんなで今週大河。
1.高杉さんは今日何回「つまらん」と言ったのか。
2.あのホラー母ちゃんと梅兄嫁は、いつも何をしているのか。
それが気になってしかたなかった。
まず、1.多分これは、あの有名な辞世の句を意識しての口癖だと思うんですが……いくら何でも言い過ぎや!
何度も言わせることで、高杉さんの今を鬱屈してる感情やキャラを示したいという意図は分かるのですが、ここまで何十回も言わせると、ただしつこいだけです。
一々言わんでも、表情見れば分かるから! なんて、表情や佇まいだけで心情を表現していた独眼竜を見ていた直後だけに思ってしまう。。。
で、その他の高杉さんについてですが……。
高杉さんも久坂さん同様、脱ぐノルマがあったようで、今回上半身ヌードを披露してくれたわけですが……西島覚馬、お前は罪深いことをした。お前が脱いだせいで、それ以降誰が脱いでも悲しくなるだけになってしまったではないか!!
……て、それを差し引いたとしても、中の人。なんというほっそり体型。羨ましいくらいですが、着物を着るには……そして、剣術大好き設定の人の体じゃない。
素振りも何と言いますか……医者坊主の久坂さんのほうが全然様になってたぞ。
なので、敏くんが……他のことはともかく、久坂さん差し置いて高杉さんに剣術の指南を頼むのは、何とも変に見えました。敏くん、君は久坂が嫌いなのか?(笑)
だから、個人的には、今回高杉さんを脱がせたのは失敗だったと思うのですよね。
あの体型でのセクシーショットを狙うなら、絶対病気になってからだよ! 病人男子の不健康な肌のチラリズムも最高に色っぽくていいz…略
てか、あの色街エピ。敏くんの自立と高杉さんageのためのものだったとは思いますが、どんなに綺麗事並べようが、まだ十二、三歳の子供である敏くんを色街に連れてったり、べろべろになるまで酒飲ませたり、家の金取って来させたりさせてる時点でアウトでしょ。。。
あと、現状に不貞腐れて憂さ晴らししてるシーンばかりじゃなくて、いい子ちゃんしてるシーンや非凡であるシーンをもっと見せて欲しかったなぁと。あれじゃ、遊んでるだけにしか見えなくて、とても「いい子ちゃんでいようと努力してきた!」ようには見えないし……ついでに言うと、高杉さんの親父も魅力的な人に描いてほしかった。
高杉さんが尊敬してる人で、頭が上がらない人って設定ですからね。ある程度立派な人な人として描かないと、高杉さんの魅力半減です。
と、今回からの本格参戦・高杉さん描写に色々文句があったわけですが、それも……文シーンを前にすれば、些末なこと。
「食費どうしよう!」とか、「ごはんですよぉ!」とか、限りなくどうでもいい!
食費が大変? そうは言いながら、具まで入った豪勢なおにぎりや饅頭などのおやつまで出してる時点で、全く説得力がないんだよ!
そして、ここで出てくるのが冒頭の疑問2.
たかだか十四の女の子が、あの男たちの賄いを全て作り、家計に頭を痛めてる間、あのホラー母ちゃんと梅兄嫁は、一体どこで何をしているのでしょう?
なんであいつら一切手伝わないの? なんで子供の文が親父どころか兄貴の給料まで握って家計のやりくり任されてんの?
ついでに言うと、耳の聞こえない年端の行かぬ息子が、夕飯時になっても帰ってこないのに、文以外誰も心配しないのも、夕飯に遅れた挙げ句酒飲んで帰ってきた息子を叱り飛ばさないのも、何もかもおかしい。
「私は小さい頃からこの子を育ててきた。守ってきた!」という文シーンも(嫁入り前の娘が色町に殴り込んでる時点でoh~な内容ですが)、確かに弟への愛情は感じたけど、まるで親はなく、弟と二人だけの家族で生きてきたかのような……母ちゃんは弟の世話は一切焼いていなかったような言い回しだったし……マジであの母ちゃん何なの?
梅兄嫁も……梅兄の切腹をさりげない言葉で止めた時は、地味だけどええキャラやと思ったのに、あれがあなたのピークだったのですか?(涙)
そして、なんで身分の低い文が、高杉さん家で上座に座っているのか(ついでに、仏壇にお尻向けてるのか)とか、
寅次郎がなんで「松陰」と呼ばれるようになったのかの説明はなし? どういうことなの? とか、
松陰先生、生徒たちと学んでるとこはいいんですが、親父や兄貴の金で生徒たちを食わせ、当人には粥を食べさせることに何の罪悪感も抱かないのですか? で、兄貴たちはそれを了承しているのですか? とか、
久坂さん、あなた確か文を嫁をもらえと言われた時に「ブスだから嫌です」とクールに断ったはずなのに、なんでもう文にべた惚れなの? ついでにどうして頭脳明晰キャラのはずなのに、毎回暴れる脳筋キャラになっちゃってるの? とか、
劇団ひとりの伊藤さんに対してのナレの扱いが酷過ぎる(「重ねて言うが、こいつが後の初代内閣総理大臣」)とか……
……まぁ、分かるんですけどね。これらは全部文を活躍させるための弊害だってことは。
両親がいるはずなのに「まるでカカシですな」状態なのも、長州志士の皆さんの描写が疎かな上にヘタレるのも、全部全部文を主役に据えていて、主役ヨイショしなきゃならんから。
文主役、文視点においての限界をひしひしと感じた回でした(遠い目)
老けメイク効果もありますが、本当に老人に見えますからね。
独眼竜初登場時の若々しい家康を思い返すと、まるで違っていて……たった一年で人の一生を演じきるというのは、すごいことだなぁと改めて思いました。
んで、死ぬ間際の政宗とのシーンがいいんですよね。忠輝のことを許さないときっぱり言っておいて、ぽつりと「本当は会いたかった」ってね。
天下人として、私情を捨てて規律を守らなければならない辛さは元より、「会ってやって!」と気を遣う家臣たちがねぇ。天下人の悲哀と、家康を思う家臣たちの温かさが詰まったいいシーンだったと思います。
忠輝もなぁ。普通の男なら「俺を忘れて幸せになってくれ」と言うのでしょうが、「俺のことを生涯忘れないでくれ。そして来世で夫婦に…」って……無茶をやったのは、親父に自分を見て欲しかったと言うように、この人は寂しがりなんだよなあとしみじみ。
大丈夫! 五郎八ともう一度夫婦になりたいという君の願いは四年後、三百年前(太平記)に叶うから!
さて、そんなこんなで今週大河。
1.高杉さんは今日何回「つまらん」と言ったのか。
2.あのホラー母ちゃんと梅兄嫁は、いつも何をしているのか。
それが気になってしかたなかった。
まず、1.多分これは、あの有名な辞世の句を意識しての口癖だと思うんですが……いくら何でも言い過ぎや!
何度も言わせることで、高杉さんの今を鬱屈してる感情やキャラを示したいという意図は分かるのですが、ここまで何十回も言わせると、ただしつこいだけです。
一々言わんでも、表情見れば分かるから! なんて、表情や佇まいだけで心情を表現していた独眼竜を見ていた直後だけに思ってしまう。。。
で、その他の高杉さんについてですが……。
高杉さんも久坂さん同様、脱ぐノルマがあったようで、今回上半身ヌードを披露してくれたわけですが……西島覚馬、お前は罪深いことをした。お前が脱いだせいで、それ以降誰が脱いでも悲しくなるだけになってしまったではないか!!
……て、それを差し引いたとしても、中の人。なんというほっそり体型。羨ましいくらいですが、着物を着るには……そして、剣術大好き設定の人の体じゃない。
素振りも何と言いますか……医者坊主の久坂さんのほうが全然様になってたぞ。
なので、敏くんが……他のことはともかく、久坂さん差し置いて高杉さんに剣術の指南を頼むのは、何とも変に見えました。敏くん、君は久坂が嫌いなのか?(笑)
だから、個人的には、今回高杉さんを脱がせたのは失敗だったと思うのですよね。
あの体型でのセクシーショットを狙うなら、絶対病気になってからだよ! 病人男子の不健康な肌のチラリズムも最高に色っぽくていいz…略
てか、あの色街エピ。敏くんの自立と高杉さんageのためのものだったとは思いますが、どんなに綺麗事並べようが、まだ十二、三歳の子供である敏くんを色街に連れてったり、べろべろになるまで酒飲ませたり、家の金取って来させたりさせてる時点でアウトでしょ。。。
あと、現状に不貞腐れて憂さ晴らししてるシーンばかりじゃなくて、いい子ちゃんしてるシーンや非凡であるシーンをもっと見せて欲しかったなぁと。あれじゃ、遊んでるだけにしか見えなくて、とても「いい子ちゃんでいようと努力してきた!」ようには見えないし……ついでに言うと、高杉さんの親父も魅力的な人に描いてほしかった。
高杉さんが尊敬してる人で、頭が上がらない人って設定ですからね。ある程度立派な人な人として描かないと、高杉さんの魅力半減です。
と、今回からの本格参戦・高杉さん描写に色々文句があったわけですが、それも……文シーンを前にすれば、些末なこと。
「食費どうしよう!」とか、「ごはんですよぉ!」とか、限りなくどうでもいい!
食費が大変? そうは言いながら、具まで入った豪勢なおにぎりや饅頭などのおやつまで出してる時点で、全く説得力がないんだよ!
そして、ここで出てくるのが冒頭の疑問2.
たかだか十四の女の子が、あの男たちの賄いを全て作り、家計に頭を痛めてる間、あのホラー母ちゃんと梅兄嫁は、一体どこで何をしているのでしょう?
なんであいつら一切手伝わないの? なんで子供の文が親父どころか兄貴の給料まで握って家計のやりくり任されてんの?
ついでに言うと、耳の聞こえない年端の行かぬ息子が、夕飯時になっても帰ってこないのに、文以外誰も心配しないのも、夕飯に遅れた挙げ句酒飲んで帰ってきた息子を叱り飛ばさないのも、何もかもおかしい。
「私は小さい頃からこの子を育ててきた。守ってきた!」という文シーンも(嫁入り前の娘が色町に殴り込んでる時点でoh~な内容ですが)、確かに弟への愛情は感じたけど、まるで親はなく、弟と二人だけの家族で生きてきたかのような……母ちゃんは弟の世話は一切焼いていなかったような言い回しだったし……マジであの母ちゃん何なの?
梅兄嫁も……梅兄の切腹をさりげない言葉で止めた時は、地味だけどええキャラやと思ったのに、あれがあなたのピークだったのですか?(涙)
そして、なんで身分の低い文が、高杉さん家で上座に座っているのか(ついでに、仏壇にお尻向けてるのか)とか、
寅次郎がなんで「松陰」と呼ばれるようになったのかの説明はなし? どういうことなの? とか、
松陰先生、生徒たちと学んでるとこはいいんですが、親父や兄貴の金で生徒たちを食わせ、当人には粥を食べさせることに何の罪悪感も抱かないのですか? で、兄貴たちはそれを了承しているのですか? とか、
久坂さん、あなた確か文を嫁をもらえと言われた時に「ブスだから嫌です」とクールに断ったはずなのに、なんでもう文にべた惚れなの? ついでにどうして頭脳明晰キャラのはずなのに、毎回暴れる脳筋キャラになっちゃってるの? とか、
劇団ひとりの伊藤さんに対してのナレの扱いが酷過ぎる(「重ねて言うが、こいつが後の初代内閣総理大臣」)とか……
……まぁ、分かるんですけどね。これらは全部文を活躍させるための弊害だってことは。
両親がいるはずなのに「まるでカカシですな」状態なのも、長州志士の皆さんの描写が疎かな上にヘタレるのも、全部全部文を主役に据えていて、主役ヨイショしなきゃならんから。
文主役、文視点においての限界をひしひしと感じた回でした(遠い目)
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