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雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。

   

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尊王は、意地でも説明しない!

先週、「本は人だ」という兄貴の言葉に散々感銘を受けておいて、「読んでない本っぽかったから、父上の本売ったったw」「母上、マジぱねぇっすw」とか、

久坂の煽りに乗って、なんか死んじゃった息子の母親に、「ねえねえ今どんな気持ち?」「私も旦那様いなくてつらぁい!」からの、「うちの亀もよくヘソクリしてたw」……ホラー母さんのサイコっぷりに全員が毒されたとしか思えん場面とか、

保護者(伊之助)同伴で、「長州を背負う覚悟!」とか言われてもチャンチャラおかしいぜ(嘲笑)とか、

色々カオスだったわけですが、今回は……。

前回の大量女パートからは打って変わり、男パートに結構時間を割いておりましたが、それでも前回と同じく背景描写皆無な上に、伊之助、久坂、高杉と視点が増えたため、カオスっぷりがヒートアップ。
今、彼らがどこにいるのかさえ分からなくなることが多々ありました。

高杉の上海留学内容がほぼスルーなのに、上海土産のハンカチばかりがフューチャーされ、「こんなものを作った女たちはすごい!」という結論に辿り着く展開に脱力し、

そうせい侯と二人きりで会えたり、他藩を皆一人で説得できちゃったり(この説得シーンもた、全カットなんだよね。まるで昨年の官兵衛みたい)、今回も相変わらずスーパーな活躍を見せる伊之助様、今回は一体誰の手柄をパクったの? と乾いた心で思い、
 
稔麿、松陰先生が死んでもスルーだったのに、亀太郎が死んだらやる気になったってどういうことなの??? と首を捻り……

一番辛いのが久坂パート。
久坂がまるで切れ者に見えない。。。
どこへ行っても、煽りに脊髄反射の勢いで乗り、大声を上げ……知的さの欠片もありません。

三条さんとのシーンがこれまた酷くて……口内炎ができているのでは? というアドバイスの下、それにあった料理を出したまでは(口内炎痛くて喋られなかったって理由はどうなのとは思うけど)まあいいとして、これから大事な話しようとしてるのに

辰路「そんな話はいいから楽しみましょ。それと、あなた。今回のこと、高くつくわよ?」
 
「そんな話」をこっちは見たいんだよ! 高杉の上海留学カットといい、こっちが見たいと思うとこをことごとくカットしていくドラマだな、畜生!
 
てか、なんでその女が大事な密談の場にいる。そして、三条さんがいる目の前で「今回のこと、高くつく」だ何だの……そういう話は二人きりになってから言えよ。
「なんだ、この料理辰路の発案かよ」と、三条さんの久坂への心証が悪くなるとか、そういうことも思いつかんのか、この女。
 
なんて思ったものだから、こんな女の甘い言葉にまんまと心動かされる久坂がちょろ過ぎて、もう……前々から思ってたけど、このドラマを久坂をかっこよく描く気ゼロだよね? 絶対。


そして、女パートも負けてなるものかとツッコミどころ満載。
文と棒読みパッパラパー女雅の「二人はプ○キュア★」的な交流シーンはひたすらウザいし、
子どもたちだけで勉強してるけど……フェアリー有隣はどこへ消えたん? だし、

一番座りが悪いのが、「松陰先生の書いた書物サイコ―!」描写。

あんなに散々、松陰先生の言動を否定し、その意志を引き継いだ久坂たちを非難しておきながら、なんでんなことが言えるのか。全くもって理解不能。

そんで最後のほう、「松陰の罪が許され…」という節がありましたが、このドラマで言う松陰の罪とは何のことでしょう???
老中暗殺計画を企てたこと? 井伊直弼を一方的にdisったこと? どれよ??

と、女パートでも首を捻りまくっていたら、なんかどっかから湧いて出てきた門多が何食わぬ顔で初登場してからの即、「そうだ、京都へ行こう」よりも軽いノリで英国公使館焼き討ちが決定。実行に移す……というところで今回は完。

何がどうなっているのか分からない世界観。
具体性の欠片もないのに、声高に叫ばれ続けるココロザシ。
ちっともかっこよく見えない幕末志士と名乗る何かたち。
今日も木霊する「ご飯ですよぉ~」とおにぎり乱舞。
(そう言えば、今日のおにぎりはただの白米握っただけのものだったような? 年頃のイケメンがいないからいいやと思ったのか、お文さん?!)

ホント……このドラマはどこへ向かって行くのだろう。。。(遠い目)




>web拍手レス
5月12日22:10 kou様 
いつもコメントありがとうございます。台風影響の雨、すごかったですね。大丈夫だったでしょうか? 私のところも豪雨&翌日強風でなかなかでございました。さて今週大河、幕末のあの時期にヘソクリ&かまぼこがメインとか、どういうことなんでしょうね。やってることが独りよがりなテロ(このドラマではそうとしか見えない)なだけに、「しょうがない人ね♪」と支援しちゃう様が空恐ろしい。最後の女たちのシーンも滅茶苦茶で、久坂たちの言葉に流されて亡くなった息子の母親に、「ねぇねぇ、どんな気持ち?」とか「私も旦那さまがいなくて寂しい!」とか言い出して、最後はヘソクリ出し合ってキャッキャウフフ。人が死んでるのに、何なんでしょう。この軽い感じ。男パートも説明不足が過ぎて訳ワカメなので、亀太郎が死んでもまるで泣けなくて……もう。一体どうしたらいいんだか。。。

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