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壱号ブログ

雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。

   

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ヒー様「お前の話には命が籠ってない!」容保「自己紹介ですか?」

有馬父「おいはもう我慢ならん! 脱藩じゃ……脱藩じゃアアアア!!!」

私「待ってたもんせ。早まってはいかん! 有馬さぁあああ!


ということで、ついに父が脱落しました。

先週の「東京へ行ってあなた変わったわ><」とかほざいて絶叫する正助に激萎えからの、今回のあらすじ「井伊直弼が放った刺客が慶喜に迫っていた」コンボで心が折れた模様。

……
うん。気持ちすごい分かる。けどね、何と言うのかな。私の中のくだらないプライドが囁くの。

あの強敵『花燃ゆ』さえ完走できたお前が、『西郷どん』に負けるのかよ!」と。

というわけで、謎のプライドに急きたてられ、今週視聴に臨んだわけですが……父は正しかったという事実を叩きつけられました。
(ちなみに、今回は前半五分視聴できなかったのですが、OPあけ。西郷がもう単身江戸に来てたことに面食らう。え? 先週散々、正助が熊本に行く行かないと揉めてたくせに、アバンでそのエピ済ませたの? マジかよ、ふざけんな!)


・江戸に戻った西郷。あんまり殿様に見えない春嶽様より、ヒー様を将軍にするための画策を命じられる。なんで篤姫劇場の見切れギャラリーでしかなかった、キャバクラ常連客のこいつに、そんな重大ミッションが下されるのかイミフ。

・早速品川宿に場所を移して、左内とミーティング。なぜわざわざ場所を品川宿に変えるのか全くもってイミフ。藩邸のほうが全然いいだろ!

・「『ヒー様は素敵な人!』同人誌配布して、皆にヒー様を好きになってもらおう」作戦をどや顔でプレゼンするアホの子・左内と、その策に惜しみない賛美を贈るお花畑・西郷。こんなアホのトリプル役満コンビに一目置いてる斉彬&春嶽って一体(遠い目)

・キャッキャウフフしてる二人の元に、ヒー様乱入。あっさり本人に企み露呈。ここまででも最高に間抜けなのに、ここからさらに、西郷悪びれず、「この同人誌、マジ神本!」とヒー様に勧めるヒー様に本を破かれ、絶叫! というコンボを重ねる。

・ちなみに、本の内容は「慶喜は寝ている時でも武士の命である右腕を守れるよう、寝相を矯正したんだって! すごい!」という、微妙過ぎる内容。

・「どうしてキャバクラ狂いのアホボンボンの俺を将軍に推すんだ?」という、至極ごもっともな質問への答えが、「異国の脅威をよく分かってるから」のみ。えー。そのくらい、幕臣だってよく分かっとるがな。

・「左内どんが命がけで書いた渾身の同人誌が!(泣)」と、嘆き悲しむ西郷に、「コピーならいくらでもある!」とどや顔でコピー本を出して見せる左内。「左内どん、まじぱねえっす! 頭いい!」と絶賛する西郷。これ……左内は切れ者! とでも言いたいの? まさかね。。。

・それから左内と二人、品川宿でせっせとコピー本制作に明け暮れる西郷。何から突っ込んでいいのかもはや分からない。

・その最中、直弼からお茶のお誘いを受ける西郷。悪夢・江が脳裏を過る。

・直弼「なんでキャバクラ狂いのアホボンをそんなに推すのか理解できん」西郷「一筋縄ではいかん人だからええんや!」答えになってない。

・直弼「日本は今こそ、幕府を中心に一つにまとまらねばならぬ時。争っている暇はない」西郷「でも幕府腐ってるじゃん!」どこがどう腐ってるのか説明してみろ、同人誌職人。

・こんなアホの子をヘッドハンティングしようとする直弼。おまけに、断ったら家族がどうなってもいいのかとか言い出す。
西郷「これが、あの井伊直弼の言うことかよ! 腐ってやがる!」
この台詞、そっくりそのまま脚本家に叩き返してやりたい。

・ナレ「斉彬が建白書を出したことを知った西郷は」いや、何で知らないんだよ。そのへん、斉彬と話詰めとけよ。そして、この西郷は幾島と連絡取り合わないな。コピー本作ってる暇あったら、外の情報流してやれよ。

・本寿院「篤姫を御台所にしたのは、慶喜を次期将軍に据えるための陰謀か!」気づくの遅っ! というか、どうして本寿院が慶喜を……というか、斉昭が嫌なのかって説明あった?

・篤姫「皆が息災でいるためには、慶喜さまを将軍に!」家定「うん! 分かった!」ちょろいな。てか、家定に何か起こらなきゃ、慶喜は将軍にならないと思うのですが、それは。

・品川宿で寝てたら例のお面刺客に襲われるヒー様。品川宿のセキュリティはどうなっているのか。

・ヒー様が「助けてぇえ」と叫んだら当然のように飛んでくるアホの子コンビ。なに? お前ら品川宿に住んでんの? 

・刺客と堂々と渡り合う西郷。剣術できない設定はどこへいった。そして、こんなに大騒ぎしてるのに、なぜ誰も出てこない。

・「ひ、人殺し~~!」と叫んで、無様に逃げ惑うヒー様。全国の徳川慶喜ファンは怒っていい。

・ヒー様を助けるため、西郷、とっさに刺客を刺殺。初めての殺人に動揺し、「人を殺しちまったぁああ」と取り乱す。現代人ならさもありなんだが、薩摩隼人でこれはない。

・「おい! なんで俺を殺そうとした野郎なんか拝んでんだ!」こんな糞みたいな台詞を言わされる。全国の徳川慶喜ファンは怒っていい。

・「とりあえず、死体を川に流して隠ぺいしよう!」いや、なぜ隠す。井伊の手の者って分かってるなら、このことを公にして、直弼を失墜させればええやん。

・西郷「この刺客にも、俺たちと同じように、親兄弟がいて……」あ~「天地人」兼たんと同じ台詞。。。

・西郷「この刺客の命を無駄にしないためにも将軍になって!!!!
???「そいは暴論ごわす!!!!」
 
・なぜか、この超理論で目が覚めたヒー様。西郷と左内を引き連れ、直弼の元に押しかけて、「俺が将軍になる!」宣言をかます。なんだ、この絵面。ぶっ飛び過ぎだろ。てか、こんなに堂々と「将軍になる」宣言かましておいて結局なれないとか、恥ずかし過ぎるだろう。。。



ってことで、今回も突っ込んでいったらキリない回でした。
慶喜を次期将軍に据えるための工作が、キャバクラでせっせと同人誌制作オンリーとか、井伊直弼が西郷をお茶に誘うとか、エピもおかしいんですが、一番困るのは主人公サイドの言動に全然納得できないことです。

特に違和感なのが、熱烈な慶喜押し。
なぜ、あんなにも慶喜を推すのかさっぱり分かりません。

命が惜しいから将軍になりたくないだの何だのほざく割には、護衛も連れずに一人でキャバクラに入り浸り、刺客に襲われたら「きゃあ! 人殺しぃいい!」と叫んで逃げ惑う。
こんなに命が惜しいと連呼し、逃げてばかりなのは、例の件からの逆算で作ったキャラ設定なのかもしれませんが、それにしたって、こんな男のどこが日本を背負って立てるというのか。「外国の脅威をよく分かっているから」程度じゃ全然納得できない。
主人公たちがぜひにと推す人物なら、それ相当のキャラにしてくれと。

というか、ヒー様にしろ、西郷にしろ、命のやり取りに対してあまりにも現代人感覚過ぎる。
あの時代の武士は戦国のそれと違って云々って言われそうですが、彼らはただの武士ではない。一ツ橋家当主であり、二才頭を務めた薩摩隼人です。
それなのに、「きゃあ。人殺し~~!」だの「人を殺しちまったあああ」だの。。。

ああ……「八重の桜」の二心殿が恋しい。。。



>web拍手レス
4月11日22:08 kou様 
いつもコメントありがとうございます。kou様は特番をご覧になったんですね! というか、独眼竜のあのシーンを流しちゃったんですかっ?! そんなもん流したら、このドラマなんかあっという間に吹き飛んじゃうじゃないですか! 特番以降、このドラマの視聴率が下がって行ってると聞きましたが、まさかそれが原因?! で、今週大河は……阿部さんのあの存在の軽さは何なのでしょう。結局、老中であること以外ほとんど何も分からないままの退場。西郷主役大河でこれはひどい。てか、おっしゃるとおり、正助との喧嘩→仲直りエピは何もかもひどかったですね。茶番もいいとこです。確かに、薩摩で燻っていた正助は、江戸で活躍してきた西郷に焦りや憤りを感じていたと思いますが、だからってあんな中学生みたいな喧嘩させなくたって。無能な上に小物ばかりでホント渋い気持ちになります。こいつらは一体いつになったら成長するんでしょうねえ(遠い目)


>ブログweb拍手レス
4月17日00:30:01 匿名様
拍手&コメントくださいましてありがとうございます。おっしゃるとおり、このドラマはホント、緊張感がないですよね。人生の重大な決断をしようが、人が死のうが、何だか軽い。おまけに、政治的策略描写も皆無(篤姫が御台所になれるよう根回ししろ→キャバクラで裸踊り。慶喜が次期将軍になれるよう根回ししろ→キャバクラでコピー本作成)それに比べて、八重の桜の幕末編は非常に見応えがありました。それぞれの思惑が絡み合い、腹を探り合い……あの息詰まる感じをもう一度味わいたいものですが、この大河では……無理なんでしょうねえ。。。

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そろそろ私も限界かも知れません。花燃ゆや江、軍師官兵衛といった駄作もきつかったですが、今年のもそれらと同等か或いはそれ以上の酷さですね。正直、不満はありましたが直虎の方がはるかにマシです。
  • りん さん |
  • 2018/04/18 (08:46) |
  • Edit |
  • 返信

コメントありがとうございます!

りん様

またコメントくださりありがとうございます! 本当にね……このドラマはどこまで落ちていくのでしょう。。。最初は軍師官兵衛レベルの感じかなと思っていましたが、西郷隆盛を題材にしながらここまで創作まみれになるとは! 
(直虎も創作まみれでしたが……個人的に好きではないんですが、直虎は史料自体がほとんどないですからね。しかたないと言えなくもない)

それに、なんというか、直虎は「違うだろ! それは‼‼‼」と勢い込んで突っ込みたくなるんですけど、西郷どんの場合は、突っ込む以前に「…………は?(ポカーン)」と脱力してしまうんですよね。

次回で斉彬が退場するようですが、その後この大河はどうなるのか。嫌な予感が止まりません。。。
  • 雨月 さん |
  • 2018/04/18 (18:12) |
  • Edit |
  • 返信

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