壱号ブログ
雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。
[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
斉彬様の口から「翔ぶが如く」という台詞が飛び出し、昂奮した。
名優・大杉漣さんが先日お亡くなりになられました。
これまで脇役というポジションでご活躍なさっていましたが、最近は特に脚光を浴び、主役級の扱いを受けることも多くなって、まさにこれから! と思っておりました。
それだけに、今回の急逝は全くもって残念でしかたなく……。。。
ご冥福をお祈りいたします。
さて、今週大河ですが……こんなにも軽い黒船来航描写は初めて!!
もっと大々的に描けよ。大事じゃんよ。これを受けて、斉彬様は西郷どんを伴って江戸に向かい、西郷どんは江戸で、その余波に翻弄されることになるんだからさ。
こんなにも時代背景描写がない状態で、江戸行くって……江戸描写どうなるんだろう。すっごく不安!
と、相変わらず激薄歴史描写だったわけですが、それ以外は……「翔ぶが如く」でも思ったけどさ。
斉彬様、直々に来いって言うなら金出してよ!!!!
殿さまにははした金でしょうけど、貧乏人にとっちゃ三十両は大金なんですよ! ちょっとは庶民の気持ちも考えて>< と、当時としては、そんなお手当出ないのが普通と知っていても、思わずにはいられない。
そして、今回は江戸行きの金問題に西郷どんの離婚劇を絡めた話だったわけですが、これなあ。。。
前に借りた百両どうしたよ。もうないんかい! おむすびパーチ―とか、婆さんに米俵2俵買ったりするからや!!! というのは置いておくとして、
現代劇ならね。別にいいんですよ?
「不吉な嫁」とご近所に陰口叩かれるだの、
(単身赴任を言い渡されたのに手当てが出ない云々は現代じゃありえないことですけど)家庭の事情があるから、江戸行きは断れだの、
嫁が行くなって言うから江戸行き辞める。ふざけんな! の喧嘩だの、
あいつ、貧乏で大変だから皆でカンパしてやろうぜ! と呼びかけ支援するだの、
現代なら別に変だとは思わない。いい話じゃない? って思います。
けど、これ……薩摩武士の話なんだよね?
君命は命より重いんじゃないの?
借金するのは物凄く恥じなことじゃないの??
特に二つ目は、「西郷どん」の中でも言ってましたよね? 武士が借金するなんてみっともないって、西郷どん自身が言ってました。
それなのに、あいつん家は貧乏だから金出してやろうぜって言いふらしていいのか?
「翔ぶ~」の正助どんはそれを察して、誰にも……金貸しにさえ、借金の理由を言わずに借りて、借金したことも隠して吉之助さあにお金渡してたのにね。
あと、いくら言ったことが気に入らないからって、「お前の嫁ってどうなの?」って言っちゃうのもなあ。
てか、この時の喧嘩の内容が何とも……え~これがかの、西郷と大久保の喧嘩なの? と。
いくらまだ二人は若いから! とは言っても、これはなあ。。。
女のことで殴り合う二人なんか見たくない。。。
そういや、前から思ってましたけど、このドラマはそこはかとなく、冷たいんですよね。
前にも、寝たきりの爺ちゃんが聞いてる目の前で「爺ちゃんの薬買わなきゃいけないから、この子の風邪薬が買えないの!」とか言っちゃうのってどうなのって思いましたけど、今回も
あそこん家の嫁は「不吉な嫁」だと陰口叩く御近所。おい! 借金してまで買った米でおむすびパーティー開いてやったのに、そんなこというのか、お前ら! というか、薩摩は陰口を叩いてはいけない気風ではなかったとではごわはんか!
それから、西郷どんの江戸行きを反対する嫁に対して何も言わない西郷どん一家。そのくせ、嫁の目の前で、皆で金を集めよう! 大久保さん、兄を説得してぇ! とかやったりする。
なぜ誰も、嫁と話そうとしない。
最後、嫁が悪妻ぶって身を引いた時も、絶対皆、嫁のこと誤解したままだよなあと思うと何とも憐れ。
西郷どんもなあ、どれだけ嫁の気持ち分かってたか微妙なんだよなあ。
嫁の気持ちを考えれば、西郷どんだけでも分かっていてほしいと思うんだけど、だったら素直に離縁に応じた上に、周囲の誤解を解いてあげないのはひどくね? って思っちゃうし。
(最後なんか、江戸に行けるぜ! ひゃっほー★してましたしね。嫁のことはもう忘れたんかい!)
何ともモヤモヤ。
まあ、一番モヤモヤするのは、なんで皆こんなに西郷どんが好きなのかってことですけど。
いや、優しいのは分かるけど、なんか……金貸しが「俺、あの人好きだから」って金差し出したり、斉彬様や篤姫が一目置いたり、嫁が、自分は泥を被っても離縁してもいいから! と、西郷どんの希望を叶えてやるほどいい男だって説得力がない。
これなあ。江戸でもこんなだったらどうしよう。。。
皆、なんかよく分からんけど西郷どん大好き★みたいな。いやあ、それは勘弁してほしいところだけど、さてはて。
COMMENT