壱号ブログ
雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。
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ところで、優勝賞品米十俵はどうなったんです?
西郷「今一度申し上げもす。『西郷どん』がクソだった場合、『翔ぶが如く』を購入する。これはもう前回の会議で決まったことでごわす!」
大久保「もう少し冷静になってほしか。『翔ぶが如く』を今見てしまったら、『西郷どん』が余計クソに見えてしまいもんそ…」
西郷「よか‼‼‼‼‼ オイはただ……面白か大河が見たいだけでごわす!(血涙)」
……ということで、ついに買っちゃった。「翔ぶが如く」DVD!(←あ~あ)
で、早速視聴したわけですが……もう全部見終わっちゃったv(←!!)
あーもうね。止まらなかったね。最後の最後までだれることのない展開。神脚本。神キャスト。これぞ名作! 腐女子的には神作!
最高や……最高やあ。西田西郷、鹿賀大久保フォーエバー。。。
……なんて、夢心地で臨んだ今週大河。
「 いとさあは吉之助さあにラブしっちょっとじゃろう? 」
信じられるか? こんなクソ台詞を大久保卿に言わせるんだぜ?
そして、やっぱり今回もほぼオリジナルストーリー。
・自分から相撲を申し込んでおいて、負けたら牢にぶち込む暴君・斉彬の図からの、西郷ピンチを聞いて、爆走するいとどんエピが五分近く続く。
吉之助さあ! 吉之助さああ! と、皆の制止を振り切り、狂人のように暴れ回ってからの、「やだ! あたしったら////」には、かなりイラッと来る。
(てか、この人が大久保家に通い詰めるのも、言及されてはいませんが、大久保家が西郷家の隣だからってだけな感じで……ホント、真田丸でのイメージのせいか、すごくあざとい気がしてしかたない)
・牢にぶち込まれた西郷どんが、洋装の劇団ひとりを懐かせようと苦心していると、なぜか牢の中に刺客が乱入してきて、ひとりを殺そうとする。薩摩の警備どうなってんの?
・刺客を撃退した西郷どん。なぜか気絶したひとりを抱えて脱獄。意味が分からない。そして、薩摩の警備どうなってんの?
・脱獄犯・西郷、ひとりを連れて帰宅。自分だけでは飽き足らず、西郷家一族郎党の首を連座で刎ねたいのか。
・ひとりが異国の言葉を話すからって、正助どんに通訳を頼む西郷どん。正助どんの首も刎ねたいのか。
・…と、思ったら、実は牢にぶち込まれたのは、ひとりを手懐けるよう斉彬様から指示されてのことだったとネタばらし。
が、仮にそうだったとしても、斉彬様は自分で相撲すると言っといて負けたら牢にぶち込む暴君! と、観衆に思わせる展開も、偽刺客を送り込む展開も、西郷どんが罪人をわざわざ牢から連れ出しお持ち帰りする展開も全く訳ワカメだけどね!!!
・ひとりが心が開いたのは、ひとりが逃げ出そうと大騒ぎしてるすぐそばで、なぜか子どもを寝かしつけようとしている西郷ママンを見て、母ちゃんを思い出したから! なのに、いつの間にか西郷どんだからこそ心を開かせることができた! ということになっている不思議。
・ジョン万次郎が日本に戻ってきたのは、ただただ母ちゃんに逢いたかったから!!!
・ジョン万次郎を絡めてくるのなら、これをきっかけに西郷どんや正助どんたちが異国の文明に目を向け、異国の脅威を改めて知る……みたいな展開にするのかと思いきや、もたらされた知識は「異国では好きと言う気持ち……ラブを包み隠さず相手に告げ、好きな者同士が結婚できる」ということだけという衝撃。そして、異国ってそんな自由だったっけか?
・斉彬様の前だと、ありえないほど偉そうなひとり……というか、ぶっちゃけ最初から牢になどぶち込まず、手篤く扱ってりゃ、ひとりが心閉ざすことなんかなかったし、西郷どんによる説得パートもいらなかったよね? やっぱ、斉彬様が全然名君に見えん。
・斉彬様にお目見えが叶った西郷どん。大久保家だけを許してくれと直訴。確かに、正助どんのことは大事だけどさ……他の人たちは???? 親しい人たちさえ許されればそれでいいのか?? やっぱり、この西郷どんは目の前の人だけ助けられりゃいい! という視野極狭な人。
・これに対しての斉彬様の返し。「色々やることがあるからもうちょっと待って」具体的説明ゼロ。それでも納得しちゃう西郷どん。チョロイ。
・いとどんのことで喧嘩する西郷どんと正助どんという……こんな大河見とうなかった><の図その一。
・「いとどんは吉之助さあにラブでごわんそ!」だなんて摩訶不思議台詞で、西郷どんに告白するよういとどんを説得する正助どんという……こんな大河見とうなかった><の図その二。
・「大丈夫大丈夫。いとどんが吉之助ラブなのは皆知ってるから!」って話だったはずなのに、「吉之助をぜひにと言われたから縁談決めちゃったv」という摩訶不思議展開。
・「異国は好きな人同士が結婚できるって聞いたわ。それが許されないこの国をそういう国にして! 私は……ダメだったけど><」いや、あんたの場合、相手が結婚しちゃうからやけっぱちで結婚決めただけで、身分の差とか、親が決めたから云々関係ないじゃん。
・「私、お嫁にいくって今決めた!」からの「そして、あなたのことがずっと好きだった‼‼‼‼」
確実に相手の心を傷つけ、これからの結婚生活に暗い影を落とさせるには完璧なタイミング。
ということで、今回もいと出張りまくりの回でした。
で、ジョン万次郎まで出して表現したかったのは、ラブ。。。
鹿賀正助「 正は、邪に勝ちもしたか? 吉之助さぁ。薩摩武士は真心でごわす! そん真心の赤か血が無念の川を染めるごつ流れたちゅうとに、まっこて悔しか!」
マジでこんな気分だよ(遠い目)
>web拍手レス
2月6日22:50 kou様
いつもコメントありがとうございます。今週大河、いやあ、何なんでしょうね? ホント。中には、硬派な内容は「翔ぶが如く」の二番煎じでしかないから、このドラマは独自の道を模索してるんだ! と、擁護してらっしゃる方もいますが、それでもねえ。直虎と同じように創作エピばかり……しかも、別に西郷どんでなくてもいい話ばっかり延々やるってどうなの? 西郷どんは直虎に比べて圧倒的に残ってる史料が多いのだから、それを上手く料理しようとなぜ考えないのか。ホントにきつい。だから……早々に翔ぶが如く買っちゃったんですけど(苦笑)そしてヤバいと言えば今回の寒波。マジでヤバいですね。こちらも何とか雪は間逃れていますが、この強烈な寒さは身に沁みる。インフルエンザも猛威を振るっていると言いますし、どうぞそちらもご自愛くださいませ。
COMMENT
無題
それにしても糸はウザいですね。某サイトで見たのですが、史実の岩山いとは、とても魅力的な人物だったそうですね。それが、なんであんなウザい女になっちゃったのか。
あと、正助が糸に片思いなんてふざけた設定はやめてほしいです。鉄の意志で日本近代化を推し進め、近代化の基礎を築いた英雄である大久保利通があんなバカ女にうつつをぬかすマヌケにされるは見るに堪えませんね。だいいち、そんなことしたら大久保夫人の満寿さぁの立つ瀬がない。私は、歴史上の人物の中で、大久保利通はトップクラスに好きな人物なので、こんな描き方にされて悲しいです。
コメントありがとうございます!
大河感想へのコメントありがとうございます。糸、ホントうざいですね。十年以上早く生まれさせて、精忠組の中に当然のごとく居座ってるだけでもうざいのに、性格までうざいんだから目も当てられません。岩山糸さんに何か恨みでもあるんでしょうか?
そして、正助の糸への片思い設定。おっしゃるとおり、私も全力でいらないと思います。父親は島流し、自分は謹慎中の身という大変な状況下で、あんな女にうつつを抜かす正助どんなどありえません(西郷さんに居留守を使った直後「いとどんも来てるぞ」と言われたら、飛んで出てきた正助など見るに堪えませんでした)
もし、このまま……ドラマ全体が気持ち悪いの程の糸至上主義で行くとしたら、満寿さあはどう描写されるのか。今から恐ろしくてしかたありません。
私は「翔ぶが如く」から入った口ですが、私も大久保利通は大好きですし、もっと世間から見直されていい偉大な人物だとも思っています。
今回の大河は西郷さんが主役ですが、大久保さんの魅力もたくさん伝えてほしいと思っていたので、こんな描かれ方をして本当に残念です。。。