壱号ブログ
雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。
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弥助どんは出ないのかな?
ひど過ぎる! どういうことだ!
小松さあ「有村どん! おはん、なんちゅう報告をすっとじゃあ!∑( ̄皿 ̄;; ンガァーーー!!!」
あの温厚な小松さあを切れさせた、シュンサーイの素晴らしい報告シーンがないなんて!
月照さんを他人に任せて西郷にマジ切れされるエピもカットだし、このドラマはシュンサーイを何だと思ってんだ!!!(←お前が何だと思ってんだ!)
というのが、今回一番の感想。次点は平野さんが出てきたところ。
なんで月照さんエピではスルーしておいて今更、しかも別に出なくても全く支障ないモブで出した?
このドラマの登場させる人物の取捨選択基準がさっぱり分からん。
あとは、もう……。
・なぜ、西郷は国父様に謁見するというのに、紋付羽織を着ないのか。
・今回冒頭、初めて久光上洛の趣旨を簡単に説明。で、「鹿児島から一歩も出たことねえてめえには無理やw中止にしろよw」と西郷も簡単説明。
ホントに簡単な説明なんですけど、それでもこれまでの西郷からは考えられないほど頭のいい言葉に激しく違和感。南の島では女にうつつを抜かしてただけなのに、いつの間に成長したの???
・主役に誰かの悪口を言わせたくないのか、自分から「俺はジゴロってことか!」と言ってくれる三郎ちゃん。
・かと思ったら、あとで「三郎ちゃんは自分の器ってもんが分かってねえよw」とか、ジゴロ以上にひでえこと言う西郷。目上のもんの悪口を言っちゃいかん! 精神はどこへ。
てか、斉彬に比べて……と西郷は憤っているが、このドラマでは斉彬を名君に描いたことなんてほとんどないから全然ぴんっとこない。
・「吉之助と久光の不幸な関係はここから始まった」まんま翔ぶのナレじゃねえか。
・大久保「なんであんなこと言うんだ!(怒)」
西郷「うるせえ! 俺は思ったことを言ったまでや!(怒)」
またも怒鳴り合う二人。「吉之助さあに嫌味は似合いもはん。おいは嫌いでごわす」からの「分かった。二人でやりもんそ」という、翔ぶの二人の会話に比べたら、なんと幼稚&浅すぎる友情。
・精忠組の飲み会は、西郷と大久保が喧嘩中なので険悪ムード。シュンサーイたちが気を遣うという異様な光景。
・やっとくっちゃべり始めたかと思えば、皆で三郎ちゃんに対する悪口大会。しかもその内容は、斉彬はイケメンだったけど、三郎はらっきょ顔という容姿dis。マジで何なの? こいつら。
・先週行方不明になっていた有馬唐突に登場。三郎には任せておけん。一緒に脱藩しようぜ! と、西郷を唐突に勧誘。
・皆止めるのに、駄目だ! 脱藩する! 一点張りの有馬。が、有馬がこんなにも意固地になる理由が全く描写されていないので、感情移入皆無。
・今回ようやく……ほんとうにようやく! 「尊王攘夷」という単語が出てくるが、単語だけ出しても駄目なんやで。。。
・世間では西郷は死んだことになってるから「大島」という名を使って……と言ってるのに、「西郷です。今はゆえあって大島と名乗ってます」と、結局西郷と名乗ってる西郷。
・変なBGMを背負って、信吾完全体が登場。が、このドラマの信吾の印象なんて、新藩主様を不躾に指差して「おう。これが新しい殿さまか!」と宣った無礼極まりないガキってだけで、後はほとんど記憶にないから、突然降って湧いて出てきたようにしか見えない。
・大したことなんて何もしていないのに、なぜか日本中にその名が知れ渡っている兄貴の名前を使って遊郭で豪遊する信吾。兄貴といい、こいつといい、このドラマの西郷家は遊郭に入り浸り過ぎぃ!
・久坂よりも上座に座る信吾。なに? このドラマの中の信吾はそんなに偉いの?
・信吾の動向を全然知らない西郷。家に帰った時、いなかったのにも気づかなかったんかい!
・逢ったこともないというのに、西郷のすんばらしさについて信吾に熱く語る遊女。こんな、酒が不味くなるようなことしか言わん女はチェンジで!
・藩命だと言って借りた金を遊郭に使ってた弟をどつき、こんなことをして恥ずかしくないのか! 父上や母上に何と申し開きをする気だ! と激怒する西郷が、壮大なブーメラン発言をしているようにしか見えない。
・「うわーん! 兄ちゃん怖いよぉ! 助けてぇ><」と、女の影に隠れる信吾。徳川慶喜に「きゃあ! 人殺し><」と叫ばせて逃げ惑わせたことといい、脚本家は彼らを何だと思っているのか。
・信吾「今更兄貴面すんな! 兄貴なんて、ほとんど家にいなかったくせに><」
なんだ、この「日曜日は遊園地に連れてってくれるって言ったくせに! パパの嘘吐き!」と駄々捏ねる現代幼稚園児みたいな言い草。
・遊女に、弟の代金は僕が払いますと言ったら、そんなこと言ったお武家様は初めて! と感動され、西郷様マジパねえ! と敬われる。……ちょっと強引過ぎませんか?
・代金を払ってもらっただけで感動した遊女は、有馬の居場所を簡単に西郷にゲロ。
・口が軽すぎる遊女の情報により、有馬を訪ねる西郷。「自分たちが討幕のきっかけになるんや!」と息巻く有馬に、「幕府を滅ぼしたあとどうすんねん! 国がごっちゃになって外国に攻められるだけや!」と説く西郷に、「じゃあどうしたらいいねん?!」と有馬が聞き返すと、具体的方策は一切語らず、ただ「俺に命を預けてくれ。嫌なら俺を斬ってくれ」という西郷。
代替案を言えていない時点で、前半の大久保の説得と五十歩百歩。それなのに、大久保は失敗で、西郷の説得には応える有馬。主役補正が入ったとしか思えない。
そして、こいつがいくら「この国のために!」「仲間だろう!」とか、御大層なことほざいても、先週「ここは俺にとって極楽だから帰りたくない」と駄々捏ねた こと考えれば、何一つ心に響かない。
・西郷と、西郷の説得に感動した信吾の会話シーン。
西郷「さっきはいきなり殴って悪かったね。痛かった? いっつも仕事が忙しくて、構ってあげられなくてごめんよ」
現代パパの台詞だろ、これ。
西郷「三年ぶりに戻ってみたら、西郷という名前だけが独り歩きしていて驚いた。俺はそんなにすごい男じゃないよ」
脚本家の言い訳にしか聞こえない。
西郷「島に流されてる間は、愛する女と結婚して、子ども作って、このままここで……とも思ったんだけど……」
そこで途切れる台詞。この西郷はいつもそう。どうして本土に戻ろうと思ったのかいう具体的理由も、血気に逸る同士たちを止める理由も、そのへんは何も話さない。だから、こいつが何を目指してんだか不透明で困る。
西郷「信吾は俺がいないのによく頑張っていたよ」
そんなシーン、一切記憶にないから全然共感できない。
・冒頭で言った、シュンサーイ報告を飛ばしての、西郷切腹命令。そういや、ここに小松さんがいないな。というか、小松さん、名前が出てきただけのモブ扱いじゃないか。
ということで、今回も突貫工事が目に余る回でした。
精忠組メンバーたちとの描写、尊王攘夷などの時代背景描写不足により、なんでこんなに頑ななのかさっぱり分からん有馬。
家族なのに西郷との印象的な絡みが一切ないため、今回いきなり登場して、兄貴との確執とかやられても……な、女の影に隠れる腰抜け信吾。
江戸での働きは裸踊りとコピー本勢作。または篤姫ちゃんのおっかけしかしてない&「俺は西郷という名を捨てて、君とこの島で生きる!!!」宣言させちゃったせいで、今週西郷讃美歌を謳う日本中の人々が気持ち悪い&「この国のために!」「仲間だろう!」って台詞がまるで心に響かない西郷。
もう滅茶苦茶に程がある。これで来週寺田屋ですからね。
翔ぶの「同士討ち」回は神回でしたが……大山さんの中の人、ミラクルを起こせるか!?
>web拍手レス
6月4日23:55 kou様
いつもコメントありがとうございます。それから、どうぞお気になさらず……ということで今週大河。おっしゃるとおり、どうして悪い期待だけは全力で答えてくるんですかね、このドラマ。大久保はあんなに突っぱねたのに、愛加那に「実はあなた帰りたいんでしょう? 帰って」と言われたらあっさり帰る。何したいんでしょうね。西郷の確固たる意思というものがまるで見えなくてモヤモヤします。こんなやつが次週三郎ちゃんをdisるんですからね。ぶっちゃけ、この主人公より三郎ちゃんのほうがよっぽど好感持てるので、すごい胸糞な感じになりそうです。
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