忍者ブログ

壱号ブログ

雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

直盛「子を作れ!」私&父「お前がもっと作ってればこんなことには…」

前々回は「亀が戻ってきただけ」前回は「亀が結婚しただけ」で、今回は検地かよ。またちっちゃい話だなあと思っていましたが……今回は面白かった!

いや、話のスケールはいつもどおり小さいし、戦国色は薄いし、井伊家の面々は相変わらずの嫌味な役立たず……ではあるのですが、亀の腐れ外道&鬼畜っぷりと鶴の追い込まれっぷり&苦悩っぷりがね、すごかった。

いやあ、亀。ひどいね! 前回ラストで「おとわはお前のものにはならないぞ」と鶴にさらりと言ったあたりでおやと思いましたが……ここまで外道とは思わなかった。

彼の「井伊のため!」という言葉に嘘はないんです。
井伊の今後のために、隠し田を守り切らなければならないと決断し、方々に働きかけたのもいいし(爺は相変わらず「嫌じゃ! 嫌じゃ!」と喚いただけ)、隠し田を守り切るには鶴の協力が必要不可欠だと見極めたのもいい。

でも、ここからがえげつない。。

次郎「この計画には鶴の協力が必要だと思うけど、話さないの?」
亀「云々……俺は鶴を信じたい。それでは駄目かな?

太字部分しか頭にインプットされない亀命の次郎(亀は今でも鶴のこと、信じているのね! 素敵! なんていい男なの!)


亀「今川にとっては単なる駒と思われ、井伊家からは煙たがられる。お前の辛い立場はよう分かる。きっと、隠し田隠蔽に加担し、もし露見した場合、今川に一番責められるのはお前で、井伊もお前を庇ってはくれないだろう。よく分かってる。だから、この隠し田の帳簿を提出するか否かはお前が決めてくれ。俺は、お前を信じてる!

太字部分しか頭にインプットされていない弟「亀さま、僕たちの立場をこんなに慮ってくださって……そして、こんなにも兄上を信じてくださるなんて、なんと素敵なお方!」

弟、気づけ。亀は「お前たちの立場はよく分かっている」「話に乗ってくれると信じている!」とは言ったが、事が露見した時、全力でお前を守るだとか、一緒に責めを負うからだとか、そんなことは一言も言っていないことを!
そして、兄貴のトラウマ&急所をぐさぐさ突いて、えぐりまくっていたことを!

でも、周りは皆「井伊のために奔走する亀素敵!」「鶴を信じて判断委ねる亀、マジ天使!」状態。鶴の心情、立場を思う奴なんか誰もいません。

次郎の「亀を助けてやってよ! 亀はあなたのこと、こんなにも信じてるんだから!」だの、「亀に言われてきたんじゃない。自分の意思で来たの。亀の力になりたくて!」だなんて、その最たる台詞だよね。
この人、前にも「あーあ、こんなに修業が厳しいと分かっていたら、鶴の嫁になっておけばよかった!」だなんて酷過ぎる暴言吐いてましたが……鶴の言う通り、鶴のこと、何一つ考えちゃいないし、鶴なら自分の頼みを無条件に訊いてくれると(無自覚か何なのか)思ってる。
なんという性質の悪い女。

そして、鶴が井伊のためにここまで危ない橋を渡ってるってのに、「ここまで検地の奴連れてきたの、お前じゃねえだろうな?」と嫌味を言ってくる、駄々を垂れる以外能がない爺もどうしようもねえ!

しかし、それの軽く上を行く男・亀は、隠し田がバレた瞬間、
(この時、鶴は隠し田の帳簿を出そうとしていましたが、どうする気だったんでしょうね? 「亀に指示されて隠してました」とゲロする気だったのか、帳簿を使って上手く誤魔化す気だったのか。これ、もし後者だったら救いがなさ過ぎる。。。)

亀「鶴! これはどういうことだ! ごめんなさい。僕、ここに帰ってきたばかりで、ここのことよく知らないんです。この帳簿を作ったのだって鶴で……おい、鶴! 本当にこれはどういうことだ!」

(俺の案に乗ってくれると信じてはいた。だが、捨て石にしないとは言っていない(キリッ))

爽やか王子さまの顔を被った、なんという外道!
そして、この時の鶴の顔ったらねえ! 痛々しいことこの上ない(泣)

それでも機転を利かせて、何とかあの場を切り抜けた鶴はホントよく頑張ったよ。
でもなあ。これ、周りは「鶴のこと心から信じてるから、あんな無茶振りしたんでしょう? いやあ亀様パネエッス!」って思うんでしょう? ひどすぎない?
 
そして、最後は

亀「おとわのために、俺に力を貸してくれないか?

で、兄貴差し置いて、弟に井伊家の娘嫁がせて親戚筋にするとかね!

どんだけ鶴の急所えぐれば気が済むんだって話ですよ。

けど、今回の一連の言動。亀は悪気があってやってるようには見えないんですよね。
それこそ、これは全部井伊のため。隠し田を守るために鶴を利用することも、それで鶴を切ることになってしまっても井伊のためなんだ、致し方なし! とか思ってそう。
そして、鶴を追い込もうとも思っていないんでしょう。それがすごく怖い。
いやあ、ただの爽やかプリンスだなんてとんでもなかったわ!

ということで、亀の爽やか外道っぷりに終始吃驚な今回だったわけですが、相変わらず鶴がよかった。いやあ、ホント一つ一つの表情で魅せてくれます。官兵衛の時より全然輝いてるよ、中の人
 
でもなあ、来週のサブタイ……なんでこんなに見る気失せさせるタイトルばっかり。。。




>web拍手レス
2月13日22:48  kou様 
いつもコメントありがとうございます。全国的に雪がすごいですね。こちらも何とか通常運行ですが、いつまた降ってくることやら。今週大河、三浦さんはいい王子様っぷりを発揮していますが、今回は何だか普通のメロドラマのような感じでしたね。相変わらず状況説明もないですし、戦国臭も薄くて。。。それにホント、なぜ誰もパパにおとわ以外に早く子ども作れと言わないのでしょうね。ものすごく謎です。そしておっしゃるとおり、竹千代の違和感のなさは凄かったですね。中の人、四十越えてるはずなのにね。信西も嵌っていましたが、役者さんって凄い。 

拍手

PR
  

COMMENT

NAME
TITLE
MAIL (非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS (コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます
 

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

フリーエリア

最新トラックバック

プロフィール

HN:
雨月
性別:
非公開

バーコード

ブログ内検索

カウンター

アクセス解析

Copyright ©  -- 壱号ブログ --  All Rights Reserved

Design by CriCri / material by DragonArtz Desighns / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]