壱号ブログ
雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。
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母ちゃんが死んでも、さして心動かず
先週、「私、家康さまのカノジョになったの! 私に何かしたら、カレが黙ってないんだからね!」などと、女の腐ったような啖呵を切った……あ、いや。実際股も開いてないんだから、それ以下かか……な万千代たん。
今週は初陣を飾るべく、殿に同行したわけですが……。。。
紀行において、ナレはこう言っておりました。万千代は参戦し、武功を挙げて見事な初陣を果たしたと。
そして、ドラマ冒頭においても、立派な甲冑姿を披露するから、さぞかし立派な初陣姿を見せてくれるのかと思いきや、「お前は殿の色小姓だから」だの「殿は戦働きではなく、他のことでお前に力を発揮してほしいのでは?」だの何だの言って、万千代が参戦することは一切なし。
描かれるのは、色小姓だと色眼鏡で見られる! 悔しい! と、ぼやく万千代の図。
こんなもんより、万千代の初陣見せろよ! ってのは勿論のこと、家康の色小姓だと言い出したのは万千代自身なので、自業自得だとしか思えません。
(てか、この衆道ネタは誰に対してのサービスなのでしょう? 燃えも萌えもないくせに、「寝所で手柄を立てた?」「何でも槍で」「それはずいぶん立派な槍だのう。ぐっへっへ」みたいな、下品会話はぶち込んで来る。これで誰が喜ぶのか。。。)
その後、家康の命を狙う小姓をひっとらえるわけですが、そのためとはいえ、何度呼んでも起きないからと家康が帰って来るまで、家康の寝所で昼寝することが許されるもんなの???
あの小姓も、薬箱に毒を入れるために家康の寝所に入ったというし……ユルユル過ぎるだろう! 徳川陣中!
と、今回も万千代パートにげんなり……だったわけですが、そんな万千代が後半起死回生行動をしてくれます。
それが、直虎との対面シーン。
「井伊を名乗って好き勝手やるのはいいが、私たちはもみあげとよろしくやってるんだから、迷惑かけないでよね!」
「井伊を再興して井伊谷を取り戻して、お前は何がしたい? ようやったと皆に褒めてもらいたいのか? たかがそれだけのために戦うとか……マジないわあ! 浅はかだわあ!」
などと、訳の分からないことをほざく、「直虎、そんなに辛いならもうしまいにしよう」と言われて、当主を投げた直虎さまに、
「戦うことも、力を持って国を治めることもくだらぬからやめたと言わんばかりの口ぶりだが、あなたはどちらも成せず、尻尾を巻いて逃げた負け犬ではないか。その分際で、くだらぬなんだのと、ぐだぐだ申すな!」
と、万千代が怒鳴り返した時は非常にすっきりしました。
いいぞ、万千代! もっと言ったれ!!!
ホントなあ、この時の直虎の言い分には一ミクロンも共感できませんでした。
これまでの私情を挟みまくった政治や、辛いからって当主投げた経緯もそうですが、今の状態をこのまま続けられると本気で思っているのでしょうか?
自分が死んだ後のことはちゃんと考えているのか。もみあげの国替えが起こったらどうするのか。そのへんのことを全然考えてないようにしか思えない。
このドラマとしては、家名に囚われず、民百姓第一に考える直虎様スンバラシイ! とやりたいのかもしれませんが、それは作中でも表してるとおり、万千代が目指す道を真っ向から否定するもので……。。。
これを、どう処理するつもりなのか。
正直、直虎の考えには全然賛同できないので、「万千代が間違ってた。直虎が正しかった!」なんて展開は勘弁してほしいところですが、さてはて。。。
>web拍手レス
10月31日21:27 kou様
いつもコメントありがとうございます。今週大河、どうも万千代がすること一々が女々しく見えるんですよね。「これ、作ってみたんだけど、よかったら一口どう?」と手作り菓子を差し出す女みたいな。他の小姓も「何よ、あの子! ぷんぷん!」な態度ですし、雄々しさはどこへ……。衆道ネタも、こんなん誰が得するねん! みたいな微妙さですし、何を描きたいのか、ホントよく分からんドラマです。。。
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