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雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。

   

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ずっと、俺(容保)のターン!!

一日遅れの視聴、感想です。

今回は派手なドンパチが見れるかな? とか思ってたけど、違った。ってか、蛤御門の変とごっちゃになってた。
八月十八日の政変は睨みあいの末に引いた……武力衝突なしの奴だったか。

なので、絵的にいえばとても地味。そして、政変を敢行するまでの流れもさらっと流す感じだったので、全体的にも薄味・地味な回だったように思います。

しかし、そんな中でも燦然と輝くのが容保様!

もう、あの人が出てるシーンはホントどれも見応えがある。
まぁ今のとこ、あの人の周辺が一番ドラマチックってのもあるんですが、

初っ端から、「お前の兵はすごいな! お前に守られてると思うとすっごく心強いよ! そうだ! 今度の遠出にもついてきてよ!」と帝に言われて、いつものように涙目で悦ぶ姿とか、「駄目だよ、行っちゃ」と水差す三条さんにすっげぇ不満そうな顔とか……うん、そう。だから、その後。三条さんを強引に追っ払おうとしたのも自分と帝のランデブーを邪魔されたから! に見えたんだ。そうに違いない!

帝にプレゼントされた着物で作った陣羽織を今回もしっかり着こんで(あの赤の陣羽織がこれまたよく似合う!)「御所は必ず我ら会津がお守りいたします」と勇猛なこと言いながらも、目は涙目ってもよかった。

そうだよねぇ。自分たちは武士だ! とは言っても、この時代の武士は戦はおろか、人を斬ったことさえないんだろうからね。そう考えれば、あんな目になったって仕方ないって感じがしました。

で、最高潮は帝からのお手紙をいただいたシーンですよ。

お目目うるうる、体ガタブルは勿論のこと、あの……誰よりも重々しく深々と頭を下げる所作がね。すごく印象に残りました。
容保様がどれだけ帝を敬愛しているかが、よく分かる所作だったと思います。

で、決して華やかなシーンではないけれど、この瞬間が会津の絶頂期だったのかなぁとか思ったり。そして、この後あんな……嗚呼。


そんで、会津パート。今回も地味によかった。
相変わらず照姫様は麗し過ぎる! ってのは元より、頼母の妻・千重子さんがねぇ。

旦那が謹慎処分喰らってんのに、公の場に出てくんな! と言われながらも、「我が夫より間違ったことは一切していない。だから、普段通り振るまえ、と言われておりますので」と気丈に返すところが、ステキだったと思います。
妻として、旦那と一緒に戦ってるんだなぁという感じがして。

そして、八重ちゃん。こういっちゃなんだけど、なんで皆が八重ちゃんを右筆にと推すのか分からんかった。
だって、八重ちゃん。読み書きって柄じゃないでしょう。それなのになぜ……???

でも、「あんまり期待するのはよそう。もし違ってたら…」とか言いながら、一番期待しまくってせかせかと正装に着替えようとしてたのに、違うと知って、口をあんぐり開けて固まっちゃった父ちゃんが可愛すぎる。もう、この人が山本家一の癒し系になるだなんて誰が予想しただろうか(笑)

(ってか、選ばれた時尾ちゃん可哀想だったなぁ。八重ちゃん右筆間違いなし! な空気の中で言われたもんだから、誰にも祝福してもらえないわ、素直に喜べないわ。だから、ここで言おう。時尾ちゃん、おめでとう!!!)

あと、尚さんも良かったなぁ。
単純に「八重さんと離れたくなかった!」だけだったら、どっちらけなんですが、「新式銃を私と一緒に造り上げられるのは八重さんしかいない。八重さんの代わりなんていない」っていうのがね。
この二人はこういう盟友的な感じで、仲良くやってってほしいわ。

さて、次回は時尾ちゃんの未来の王子様活躍回ですね。
どんな池田屋になるのか楽しみです。

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