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雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。

   

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時尾ちゃん、ついに運命の人と出会ったわねん

今回の大河はこれまで、たとえ主人公サイドと敵対している者でも露骨に悪役ちっくに描くことはなかったんですが、今回世良さんが清々しいまでに小悪党な感じに描かれていたので、この大河でここまで悪役に描かれるってどんな人だったんだろう? とちょっと興味覚えて、少し調べてみたんですが、幕末のドラマではたいていこんな感じの人に描かれるようですね。

まぁ、今日のように大名相手にでもあそこまで威張りくさって、あんな手紙送ってりゃぁそう描かれても仕方ない…んですが、この人はこの人で結構可哀想なポジションだったみたいですね。

というのも、この任務。「東北全体を官軍の味方につけて会津攻めを行わせる」という大役ながら、つけてもらえるのは適当な宮様とわずかな兵(五百名程度)のみ。これで東北のど真ん中へ行け! というとんでもないモノだったそうで、皆軒並み断りまくって、最後の最後にお鉢が回ってきたのが、元漁師で奇兵隊から成り上がってきた(でも格下)の世良さんだったっていう。

そりゃ、東北諸藩は「なんだ、こいつ」って思う訳ですよ。数十万の兵力を持つ東北諸藩に、たかだか五百の兵しか連れてない元漁師が「会津討て、この野郎!」と大いばりに命令してくるんですからね。当然です。でも、世良さんだってそれが仕事なわけだし、舐められちゃいけないから居丈高になるしかないわけで……そう考えると世良さんがちょっと可哀想。

しかし、西郷さんたちはなんでそもそも兵をわずかしか世良さんに与えなかったのか??
これ、一説には奥州の奴らに世良さんを殺させるためだった、らしいんですよね。そうすれば、奥州討伐の理由が作れるからって。そう考えると、世良さんもっと可哀想。。。

なんて、世良さんばっかりに注目してしまいましたが、他に印象的だったのが慶喜と容保様の対比。

容保様の首を出せと言われると烈火のごとく怒り、「殿は我々が守るのだ!」と忠義篤き家臣たちに囲まれた容保様と、「俺に、家臣なんていたんだろうか」と、慶喜ではなく徳川家に忠義を尽くす勝さんにぽつりと呟く慶喜。
こうしてみると、慶喜も孤独な人です。なまじ頭が良過ぎるから、凡人じゃついてけないしね。

それと、会津のことを気にかけていたのが何とも。。
やっぱり、慶喜は自分の役割(徳川家を残し、江戸の町を守る)を果たすのだけで精いっぱいだったんでしょうね。会津に手を回すまではできなかった。

そう考えると、この人も辛い役どころだよなぁと思います。


それと、もう一つ印象に残ったのが軍事力の差。
「こっちの大砲の弾は届きませぇえん(泣)」ってねぇ。致命的過ぎる。。。
それにまだ、火縄銃使ってるってのもねぇ。これじゃぁいくら数では圧倒していても勝てないよね。

「刀の時代は終わったな」っていう、土方さんの言葉が哀愁漂い過ぎてて切ない。
ってか、近藤さんとの回想シーンも切ない。おおお、そうだった。この時にはもう、近藤さん死んでるんだ(涙)
「バカだよな。でも、それがあの人の生き方だ」って科白にはまるっと同意。そうだよね。バカでも何でも、あれが近藤さんの生き方なんだよな。そうして、最後の最後まで戦い続けた土方さんの生き方もまた、しかりで。。。
新選組のこういう美学に弱いのよ(泣)


次回、とうとう子どもたちが犠牲になるっぽい。まぁまだ白虎隊とか色々控えてはいるんですが……心してみたいと思います。

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