壱号ブログ
雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。
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家康さん、毎回キャラが違うくね?
終盤になって迷走著しい真田丸。
今週はどんなことに……と、半ば戦々恐々としつつ視聴したわけですが。。。
前回のような破綻はなかったし、いいシーンもいくつかあったのですが、これまでの積み重ねがよかったら、さらに感動できたろうになあと残念に思ったり。
合戦シーンが悲しいほどにこじんまりしていたことは……まあ、真田丸での戦いに予算を費やし過ぎた(または、最終回に予算を温存している?)と思って、目を瞑るとして、
又兵衛はじめ多くのレギュラーが死んでいったのに、非常に淡々と見れてしまったのが何とも。
彼らに愛着を持っていれば、「仲間がこんなにも次々死んでしまうなんて!(涙)」とできたのでしょうけど、ただのモブという認識しかなかったからなあ。
おまけに、幸村自身も特に悲しむシーンがなかったので、すぅーっと過ぎて行ってしまいました。
代わりに、「正信、相変わらずえげつない!(激愛)」となってしまう私は、相当にズレている。
あと、ラストのきりのシーンもね。多分、ここが今回一番のハイライトなんでしょう。
でもね、私には……去ろうとする兄ちゃんを呼び止める幸村の「兄上……っ」の破壊力のほうが数千倍凄まじかった。
何だ、あの甘え腐った……必死に縋りつくような呼び方。やっぱりお前、兄ちゃん大好きっこか!(激愛)
もうあのシーンは最高だった。弟の死亡フラグを立てないためだと分かっていても、兄ちゃん振り返って、弟の全部を受け入れてやってくれ! と、本気で思っちゃったYO!
と、あのシーン悶絶したわけですが……それはあくまで、あのシーンだけを見たらのこと。
ここ最近のあれこれを思い出したら、途端に白けてしまうんですよ。
結局こうして会せるんだったら、そば粉送るくだりも、出浦ねばねば作戦も、ホステス・八木さんも全力でいらなかったよ! ってのは元より、
兄ちゃん「俺はどんな手を使ってでも、お前を生かしてみせる!」
・弟たちを助けるためという建前で八木さんに接近して口説いてたよね?
・稲姫に怒られてからは、弟たちを許してもらうための活動停止したよね?
・大坂の陣が始まっても、八木さんと浮気してたよね?
幸村「……生かされて、また十四年も閉じ込められるのですか」
・あんなに蟄居生活エンジョイしてたくせに、今更なんだその言い方。
幸村「兄上と……今、酒を呑みとうございます(必死)」
・豊臣方につくと決めた時、兄ちゃんへの迷惑を一切考えなかったし、大坂城入りした後も、兄ちゃんのこと一ミクロンも思い出さなかったくせに、いきなりどうした???
……ってね。
こんなシーンを持ってくる気でいたのなら、
兄ちゃんは幸村を口実に浮気なんかせず、誰に何を言われようと幸村を助けるために奔走してたことにして、
幸村にとって蟄居生活は二度と戻りたくない地獄で、豊臣方につくことを決める時も、大坂城入りした後も、兄ちゃんのことをしばしば思い出させておけよ!
そしたらあのシーン、私にとって神シーンになったろうに。。。
どうしても、弟に生きていてほしいという願いを捨てきれない兄ちゃんの苦悩と、
大好きな兄ちゃんを傷つけると分かっていても、自身の決断を曲げられない。それでもやっぱ兄ちゃんに甘えちゃう弟の苦悩を、中の人それぞれがしっかり演じていらっしゃっただけに、残念無念。
さて、次回はとうとう最終回。この幸村はどんな最期を迎えるのか、さてはて。。。
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