壱号ブログ
雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。
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平和になったらつまんねえじゃん!(by出浦さん)
前々回くらいからの長い顛末を経て、ついに始まった小田原城攻め。
昨今大河では、何となく秀吉が北条攻めだして~な感じに始まるのに、今年はホントじっくりやったなあと感慨深く思いつつ、視聴開始したわけですが……
氏政ワンマンショーだったなあ……と。
いや、確かに他にもあったんですよ?
「徳川殿の下で働けないぃい? いやああ、残念だなあ!v(゚▽゚)v」パパ、すげえ感じ悪い!(褒め言葉)とか、
家康さん、源次郎と立ちションした直後に、秀吉に立ション誘われて、全然出ず! とか、
あ……一応、政宗ちゃん出すのか! とか、
小田原に呼ばれなかった寧様、切ねえ。そんな寧様を唯一労わる存在、秀長様の咳が切ねえ。とか、
「あそこの木、桜だ。もう少し早く来れば、咲いているところを見られたのに」言い方がね、もう……今回も好青年っぷりが半端ないわ! 秀次さん! とか、
小田原城を見つめる茶々の顔が、これまでの天真爛漫な感じとは全然違う! とか、
「治部に忍城攻めを任せてみては?」刑部がまさかのキラーパス! とか、
「私の見立てでは、もうとっくに忍城落ちてるはずなんですけど、どうして落ちてないんですか?」治部! 言い方! 相変わらず言い方がね……ほら、みろよ! エンジェル景勝でも声を荒げる酷さ! な治部さんとか、
「私の見立てでは四日で落ちる!(どやあ)」な治部を見つめる一同……てか、直江さんの顔が面白すぎる(爆)とか、
まあぼちぼち見どころあったんですけど、それを氏政さんが全部持ってってしまいました。
いやあ、あの追い詰められ過ぎて鬼気迫る感じ、たまりません。
「親父、こんな時に蹴鞠して、香炊いて、挙げ句の果てに化粧まで……もう何考えてんだかさっぱり分からねえよ!!」と、息子は嘆いておりましたが、江雪斎にはちゃんと分かってるってのが泣ける。
「蹴鞠をするのは誰よりも戦のことを気にしておられるから。化粧は顔に出ている疲労を隠すため。香を炊くのは、体臭を隠すため……」と、一つ一つ指摘していくところは、主への愛が滲み出ていました。
そんな江雪斎は、自分のプライドでがんじがらめになって、現実から逃げ続ける主をどう見ていたのか。このへんは考えると、非常に切ないです。
けどなあ。これ、氏直がもっとしっかりしていたら、こんなことにはなってなかったのでは? とも思わずにはいられなかったり。
今回でもう、完璧に「もう降伏しかねえよ!」と思っているのに、家臣に意見を聞いて無駄に過ごしてしまったり、「降伏しかないと思うけど……パパが嫌って言うなら、できないよね。。。」となってしまったり。
おい、もっとしっかりしろよ! と、歯がゆくなること頻りだったのですが、それもこれも皆、ラスト源次郎を氏政説得に向かわせるための布石だったとは!
てか、源次郎が氏政説得?! ありえねえええええ!!!
これまでも、「ええ? ここで源次郎?!」という展開は何回もありましたが、今回のありえなさは群を抜いてますね。
それでも、軍師官兵衛のクロカンさんより圧倒的に下準備がしっかりしてるってのが受けるw
(クロカンの場合は根回しも中からの手引きも糞もなく、正面玄関に突撃訪問。主人公ATフィールドで矢を避けながら「命を大事にされよ! 門を開けろ(どやあ)」でしたからね)
で、小田原城に入って出会ったのが、まさかの小山田さん。ここで出てくるとは! そういや先週のトニオさん回見ました。熱演でしたね!
「お久しぶりです! こっちです!」と満面の笑みで助けてくれたけど……いやあ、あなた無邪気に笑ってる場合じゃないでしょう! と、突っ込みたくなることしきりでしたが、たったあれだけの登場シーンでも迸るいい人感がたまらん。
これを機会に戻って来るのかな? どうなのかと思いつつ、次回。ついに氏政さんサヨナラ回かな?
>web拍手レス
6月5日23:51 kou様
いつもコメントありがとうございます。今週大河、江雪斎の報われなさにはくるものがありましたね。ただの暗君、愛着もなければ、さっさと見限れるけど、そういうわけでもないですからねえ。余計に辛い。お兄ちゃん、見せ場があったのは嬉しい限りですね。この調子で娘も落せればいいんですけどね。それと、芸達者な方々ばかりなのもいいですよね。去年は「たかちゅかしゃしゃまあ!」とか色々あれでしたからねえ。。。鵺のフレーズ、やっぱりあれでしたか! 印象的な台詞ですよね。私も横溝映画は好きで、ぼちぼち見ました。あと、金田一と言われたら、私も真っ先に思い浮かぶのは石坂さんですね。なんというか、イメージ的に一番しっくりくるというか。でも、一番インパクトに残っているのは渥美版金田一の「八つ墓村」ですね。あれは金田一がっていうか、田治見要蔵演じる山崎さんがね。あの溢れ出る狂気、怖すぎる(ついでに、ラストの小川さんも怖い(笑))多分、これからどれだけの役者さんが要蔵やろうが、越えられないんじゃないかってくらい嵌ってた気がします。
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